優子


にゃんにゃんが男の人と付き合う・・・
それも才加と


そうだよね・・・当たり前か・・・
私は女で才加は男

背は高いし頭もいいし
運動は私がどんなに頑張っても敵わない

にゃんにゃんにお似合いだ(。-∀-)


泣いてる所を見られたくなくて屋上のドアの前でうずくまってたら


「大島」

「え?」


涙を拭きながら顔をあげると


「宮澤君?」

「弱ってる所を卑怯かもしれないけど・・・
俺と付き合わない?」

「何言ってるの?」

「俺、これでもずっと大島の事見てきたから
大島が小嶋の事をそういう・・・・・
気持ちだって言うの気づいてた
だから俺を利用してくれていいからさ
寂しい時だけ頼ってくれてもいいから
付き合ってくれないかな・・・」

「でも、たぶん私・・・」

「一番じゃなくてもいいから
俺の事も見てくれよ」

「宮澤君・・・・本当にそれでいいの?」

「ああ」


一人じゃ耐えられなかったから
佐江のやさしさに甘えてしまったんだ


「こちらこそお願いします(。-∀-)」

「ヨッシャー!
一応今から恋人同士な♪」

「うん」

「だったらさ・・・優子って呼んでもいいかな(汗)」

「アハッいいよ、私は佐江って呼ぶね」

「おう!」






その時は明るい佐江に救われた


もし佐江がいなかったら私一晩中・・・

ううん、ずっと泣いて暮らしてたかもしれない


ありがとう佐江

世界で二番目だけど愛してたよ(-∀-`)