幼馴染   35

陽菜

もう、テストの点数がちょっと悪かっただけなのに
居残りさせるなんて最低(怒)

陽菜が本気を出せば平均点ぐらい取れるんだから

この前はテスト勉強のために夜更かししてて
眠くなったから気分転換にマンガ読んでたら
ハマっちゃって朝まで読んじゃったけだもん(бвб) 

独り言を言いながら門を出ようとしたら

「にゃんにゃーん!」

「あっ!みなみどうしたの?」

「にゃんにゃんもこんな時間まで珍しいやん」

「うーんとね・・・勉強してた(бвб) 」

「一緒やん、俺も勉強してた」

久しぶりの二人きり・・・
優ちゃんと似てるけどなんか違うきがする・・・

今日はあっちゃんが優ちゃんのお迎えに行ってるみたいで
みなみが家によって連れて帰るらしい

玄関には小さい靴が脱ぎ散らかしてある

「あいつ、いつもちゃんと揃えろって言ってんのに(怒)」

真面目なみなみとは正反対だよね(笑)

リビングに入るとソファーに座るあっちゃんの膝に
頭を置いて気持ちよさそうに寝てる優ちゃんが見えて・・・

その頭を愛しそうにやさしく撫でるあっちゃん・・・・

はあ!?なんで?あっちゃんはみなみの事が
好きなんじゃないの(汗)

みなみを見ると口を半開きにして固まってるし・・・

「みなみ!」

陽菜の声に意識を取り戻したみなみが
優ちゃんを起こそうとすると

阻止しようとするあっちゃん・・・なに?どう言う事?

焦るみなみは面白いけど
陽菜の心だって穏やかじゃない・・・むう・・

目を覚まし瞳をキョロキョロさせてる優ちゃん

「今日優子と寝るから!」

「「はあ!?」」

何言ってるの?今日は麻里ちゃんもゆきりんもいるじゃん
何でうちに泊まらせるの?それもあっちゃんのベットで?

デレデレしてきた優ちゃんの顔・・・なんかむかついて来た

必死で優ちゃんを連れて帰ろうと踏ん張るみなみ

極めつけはあっちゃんの

「後からお風呂入ろうね♪」

優ちゃんの腕を掴み、首を傾けて

「陽菜と入りたくない?」

これでもかってくらい顔を崩して

「俺は三人でもいいぜ(´-∀-)」

優ちゃんの浮気者!いつもにゃんにゃんが好き!
とか俺の嫁!とか言うくせにあっちゃんでもいいんじゃん(怒)

キレたみなみが優ちゃんを抱え上げ
家へと帰って行った



幼馴染   34

優子

今日のお迎えはあっちゃんが来てくれた(´-∀-)

麻里子は進路相談、バカみなは居残り
にゃんにゃんは・・・みなみと同じく居残り・・・
実は少しだけおバカなにゃんにゃん(汗)

ゆきりんは麻里子の代わりに買い物に行ってるらしい
買うだけで食材には触るなとのお達しがあったそうだ(笑)

俺ん家には誰もいないからあっちゃん家へ

「ただいまーお母さんお腹すいたー」

「敦子はお腹すいたしか言わないわね(汗)
優ちゃんの分もあるわよ」

「やったー!佐江は?」

「ミニバスの練習で最近遅いのよ」

今家にはあっちゃんと俺とおばさんだけかー・・・

二人でおやつを食べながら

「あっちゃんこれもやる!」

「もういらないの?」

「あっちゃんが好きだからあげる(-∀-`) 」

「そんな事言っていいの?にゃんにゃんに言いつけちゃお」

「二人ともおれの嫁だぜ(´-∀-)」

「お嫁さんは一人しか駄目なんだぞ!」

「そうなの?困ったなー・・・」

結局おれのあげた分もペロッと食べちゃったあっちゃん

「今から何するんだ?」

「ビデオたまってるやつを見る!優子どうする?」

「おれも一緒に見る!」

あっちゃんの膝に頭を乗せてたり
膝に座って抱き着いたり後ろから抱き着いても
真剣にビデオを見ていて相手してくれない・・・

ビデオ見てもわかんないし暇すぎて眠くなってきた

膝に寝ころびお腹に顔をつけて抱き着くと
頭をなでられて気持ち良くてウトウト・・・・

にゃんにゃんの匂いとはまた違ういい匂い(-∀-`)

いい気持ちで寝てたら

「ゆっ!優子起きろ!家に帰るぞ」

「まだいいじゃん、さっき寝たとこだからかわいそうだろ(怒)」

なんかまた頭なでられてるような気がする・・・(´-∀-)

「麻里ちゃんが帰っておいでって言ってるよ(汗)」

んっ?にゃんにゃんの声がする(-∀-`)

起きようと思ったら頭を押さえられて

「今日優子、敦子の部屋で寝させるから!」

「「はあ!?」」

うえっ!?いつの間にそんな話になってたんだ?
俺は別にいいけどな(´-∀-)

「あっ、あかんやろ(汗)それはあかんて(汗)」

「なんで?この前にゃんにゃんと寝てたじゃん」

「はっ、陽菜は2年生だからいいの(бвб)」

「はぁ?意味わかんない」

「とりあえず一回帰るから、優子ほら帰るぞ!」

「優子、後からお風呂も入ろうね」

「デヘッ(-∀-`) 着替え持ってくるぜ!」

「優ちゃん、陽菜と入りたくない(бвб)?」

おおん・・・俺モテモテ(´-∀-)

「俺は三人でもいいぜ(´-∀-)」

「お前は俺と入るんだよ(怒)ほらこい!」

みなみに無理やり抱えられ家へと拉致られた・・・

帰ったらごはん出来てたから
急いで食べて着替え用意してたら
みなみに無理やり脱がされて風呂に入れられ
そのままみなみのベットに連れて行かれ
抑え込まれて寝る羽目になった・・・・

ハーレムよさらば、睡魔に勝てない園児の俺Zzzz・・・


少しだけわがままな女神   3

優子

大学が始まり講義終わりに食堂に行くとあっちゃんがとんできた

「優子!小嶋先輩と付き合ってるの?」

「うえっ!・・・誰から聞いたの(汗)」

「さっきから食堂はその話題で持ちきりだよ
大学中に広がるのも時間の問題だね!」

なんで?誰も知らないはずなのに・・・
あっ、篠田先輩は知ってるけどまさかね(汗)

その原因はすぐにわかった

食堂の一角にすごい人だかり

「小嶋さんおれと付き合ってよ」

「私とですよね」

「えー陽菜興味ないし・・・」

「だめだめ!ニャロはゆっぴーと付き合ってるから」

「ゆっぴーて誰ですか?」

「1年生の大島優子だよ(*`ω´)」

どうやらこの会話が朝から繰り返されてるらしい(汗)

その後ろで動けずに固まっていると

なぜか少しだけ空いてる隙間から目があってしまった

「あぁーゆっぴーご飯食べに来たの
ここにおいでよ(*`ω´)」

一斉に振り向くその他大勢のみなさん・・・(汗)

さらに足がすくんで動けないでいると
人ごみが二つに割れてコツコツという音を鳴らし
女神が近づいてくる

私の後ろに回るとふわっと抱き締められて

「これ、陽菜のだから手を出さないでね(бвб)」

こっ小嶋先輩、人前でなんてことを(汗)

驚く人々・・・「キャー!うそー」「くそーただのチビじゃねえか」

奇声と罵倒の声が飛び交う

「絶対遊びだぜ」「すぐ捨てられるよね」

そうだよね・・・その通りです皆さん・・きっとすぐ飽きられます(涙)

俯いて落ち込んでいると

「はーい外野はうるさいからどっか行っちゃって!
ちなみにニャロが飽きたら篠田が貰うからとらないでね(*`ω´)」

「なんで麻里子様まで・・・あの子なんなの(怒)」
「絶対貢いでるんだよ」
「体で引き留めてるんじゃないの」

「うるさーい(怒)それと麻里ちゃん意味わかんないし
陽菜飽きるわけないし・・ていうかまだあきらめてなかったの」

「ニャロって飽き性じゃん(笑)
一つのものに執着したらすごいけど
飽きたらすぐ捨てるでしょ、だから篠田待ってるんだ(*`ω´)」

「優ちゃんは物じゃないし・・・」

「まあそうだけど、万が一の時だよ(笑)」

そうなんだ・・・小嶋さん飽き性なんだ・・・
私も飽きたらいつか捨てられるのかな・・・(涙)

「ちょっと優ちゃんすごく落ち込んじゃってるじゃん
麻里ちゃんのせいだからね
優ちゃん向こうで二人で食べよ(бвб)」

「えー奢ってあげるから一緒に食べようよ(*`ω´)」

「・・・仕方ないなーアイスとプリン付きでね(бвб)」

結局三人で食べて次の講義に出たんだけど
心がモヤモヤしたままで講義内容が頭に入ってこなかった
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可愛い恋人 U   17  (台本)

アサヒ目線


『カンパーイ 』

「ママ、これ何のお祝い?」

「えーとね、七瀬が病院に行かなくてよくなって
明日からお仕事に行ける事になったお祝いだよ(бвб) 」

「ふーん・・・ななちぇお家帰るの?」

そっか、リハビリが終わったんだしここにいる理由
無くなっちゃうもんね・・・少し寂しい・・・

「そうだね、明日仕事終わりに荷物取によりますね」

「優子、ななちぇといっちょがいい
優子のパパになってよ」

「優ちゃん、七瀬は女の子だからパパにはなれないし
優ちゃんのパパはレイジだけだよ 」

「ううぅぅ・・・」

「また遊びに来るから(´-∀-)」

「うん・・・・ 」

片づけが終わりリビングに行くと
七瀬に抱かれて寝てる優ちゃん

「優子ちゃん寝かせてくるね」

「ごめんね、お願いする」

寝室に言ってる間にワインとおつまみを用意して
テーブルに並べていると

「そのワイン・・・」

「そう、七瀬が私達の結婚記念日にくれたワイン」

「いいんですか?」

「ワインを一人で飲むのってなんか寂しいでしょ
一緒に飲んでくれる?」

「光栄です(´-∀-)」

それからいろんな話をした

「アサヒさん、私の第一印象てどうでした?」

「うーん、レイジから元気な新人が入ってきた!
て聞いていて、毎日って言うくらい話に出てきて
初めて会った気はしなかったんだけど・・・」

「けど?」

「可愛い子だなーて思った(笑)」

「えっ! 」

「だって、女性で刑事だからもっとがっちりしていて
大きな人かなって思ってたから、レイジの後ろから
出て来た時は、まさか学生をひっかけてきたの!
て思ったもん」

「先輩かわいそう(笑)」

「だって小さくてかわいくて大人の女性に見えなかったもん」

「それはそれで傷つきます
そんなに刑事らしくないですか?」

「知れば知るほど正義感が強くてカッコよくて
さすがレイジが認めただけあるなって思ったよ 」

褒められて恥ずかしいのか耳まで赤くしてハニカム顔が可愛くて
無意識のうちに頬にキスをしていた

「えっ!?? 」

焦る七瀬が愛しくなって今度は唇に軽く触れる

一瞬固ったけどすぐに真剣な顔に変わる七瀬

「アサヒさん!」

「ん?(бвб) 」

「初めてアサヒさんを見た時
世の中にこんなきれいな人がいるの?
て言うくらい衝撃を受けました」

「わーありがとう 」

「よく遊びに来てたのはアサヒさんに会いたかったからで・・・」

「えっ!?」

「先輩と優子ちゃんを見つめて幸せそうに微笑む
アサヒさんの笑顔が好きでした」

「・・・・・」

「私のせいで先輩が死んじゃって・・・
悲しんでるアサヒさんを見るのが辛くて・・・
でもそばに居たくて・・・
怪我をしてずっとそばに居てもっと好きになってました」

「七瀬・・・・」

「私、アサヒさんが好きです友達としてじゃなく
恋愛として大好きです・・・気持ち悪いですよね 」

「嬉しい(бвб) 」

「・・・・・・えっ?」

「私も七瀬が好きみたい 」

「アサヒさん・・・」

重なる唇、さっきと違うのは七瀬からしてきたのと
お互いが求め合ってしていること・・・

そのまま上を脱がされワークブラ一枚になると
ソファーに押し倒された

「アサヒさん、綺麗(´-∀-)」

「七瀬も脱いで(бвб) 」

引き締まった体に似合わない豊かな胸

「七瀬も綺麗だよ 」

酔ってたのもあると思う、レイジとは違う気持ちよさに
何度も七瀬を求め気づいた時には
ソファーに裸で抱きしめあったまま眠っていた



て言うセリフとシーンのはずだったのに・・・

幼馴染   33

優子

やっぱり俺はみんなから愛されてる(´-∀-)

特ににゃんにゃんは最高っぜー(´-∀-)

しかーし・・・せっかくの楽しい一日を奪った麻里子・・・

許せねえ(怒)仕返ししてやる(ニヤ)

何しようかなー

ベッドの中でくさーいおなら?

わざとおねしょしてやるとか?・・・
これは後々みんなに言いふらされておれがやばくなる(汗)

料理の中によだれを入れる?
これはおれも食えなくなるから駄目だ・・・

ん〜何がいいかな・・・そうだ!

「才加兄ちょっといいか」

「優子どうした?」

「麻里子の好きなものってなんだ?」

「お前呼び捨てにしてたら雷落ちるぞ」

「それはいいんだよ、好きなもの!」

「そりゃーカレーだろ(笑)」

「そうだよな、あとパンダも好きだぜ(´-∀-)」

「・・・・・おれに聞かなくても優子の方が知ってるんじゃないか(笑)」

「じゃー嫌いなものは?」

「えーと・・・お化けかな」

「それはおれも嫌い・・・他にない?」

「ないかもな、最強だからな(笑)」

「そうだよな最強だよな・・・」

もういいや、やめた

公園に行こーと(´-∀-)

公園でめいいっぱい遊んで疲れたから
ベンチに座って休んでたら寝ちゃったみたいで
気が付いたらあたりは真っ暗・・・・

そういえばにゃんにゃんがここ暗くなるって言ってた(汗)

ううぅぅ・・・怖いよお化け出る(泣)

おで動けないどうじよう・・・(泣)

「ゆっぴー・・・・ゆっぴー!」

「まりごー!・・・おねえぢゃん(涙)」

走ってくる音がして

「ゆっぴーどこ?」

「ごごだよー」

ベンチの前に来て泣いてる俺を抱き上げ抱きしめる姉ちゃん

「バカ!心配かけんじゃないの(怒)」

「ごめんなじゃい(泣)」

携帯を取り出し素早く打ち込み送信してる

俺を抱っこしたまま家に帰る

家の前には全員集合してて

「優子!優ちゃん!」

「あれ?みんな外で何してるんだ?」

「ゆっぴーが帰ってこないからみんな探してくれてたんだよ(怒)」

「麻里子が一番パニクッてたけどな(笑)」

「才加うるさい(汗)」

・・・・・どうやら麻里子の弱点は俺だったみたいだ・・・

やっぱり俺、愛されてるぜ(´-∀-)

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