「コンコン・・・・コンコン」
「うっせーな、だれだ(怒)」
「サドです、お弁当持ってきました」
「おう、もう昼か、入れ」
「隣の教室から机持ってきました」
「気が利くな、でもちょっとたけえな
あーソファーが低いのか・・・」
「テーブル持ってきましょうか」
「あんのか?」
「校長室にあります」
「あぁぁ、そこのソファーか」
「はい・・・・それにしても熟睡してますね」
「そうなんだよ、見てろ」
「んん〜・・・・」
「な!胸もんでも起きないんだぜ(´-∀-)」
「はぁ・・・・」
「こいつの弁当も持ってきたか?」
「はい、取ってきました」
「今日はその机でいいや、明日までに用意しとけ」
「はい」
「一人じゃてえへんだろ、早く舎弟作れよ」
「あの二人に運ばせます」
「なんだもう従わせてるのか?」
「はい」
「やっぱおめえはすげえな」
「ありがとうございます」
「おい・・・・おい陽菜起きろ」
「ん〜・・・煩い」
「弁当食っちまうぞ」
「ん〜やだぁー・・・・ムニャムニャ」
「こいつ寝ながらしゃべってやがる、器用なやつだな(笑)」
「優子さん、本当にそいつの事・・・・」
「ああ、マジでほれたぜ、サドも早く守りたい奴作れよな
マジになるのもいいぜ」
「自分は・・・・優子さんを守る事が自分のマジですから」
「自分の事は自分で守れるっていつも言ってるだろ
それに今は好きなやつを見つけろって言ってんだよ」
「・・・・・・・」
「まあいい、腹減った」
「どうぞ」
「おう、今日もうまそうだなどれどれ・・・
うん、うめえ♪お前の料理はぴかいちだな(´-∀-)」
「ありがとうございます」
「陽菜の弁当ちいせえな・・・何が入ってんだ?」
勝手に開けだす優子さん
「いいんですか?」
「もう、私の女なんだからいいんだよ」
「はい・・・」
「おっ、旨そうじゃんやっぱ親が作ってんのかな」
「・・・・・」
「羨ましいわけじゃねえぞ、私はサドの弁当で十分だ」
「優子さん・・・・」
「何食おうかな・・・おっこれ可愛いな
高校生の弁当でもこんなの入ってるのか?」
「小学生ぐらいまでかと・・・」
「体は立派なのによ頭は小学生かアハハハハ(´-∀-)」
彼女のおかずをつまみながら
胸を揉んでる優子さんて・・・・
見なかった事にしよう
陽菜
優子が・・・・あの優子が自分からしてくれるって言った
俺、おみくじ凶だったのに・・・やっぱ神様なんてあてになんねえよな♪
ちょっと待っててねて言って携帯を触りだす優子・・・
ん?何してるんだ?覗こうとすると
「ダメ!」て言って見せてくれない
「陽菜先にお風呂入って来て」
「おおう!綺麗にしてこないとな(ニヤニヤ) 」
「もう・・バカ(汗) 」
ずーと顔のニヤニヤが戻らない
こんな所麻里子に見られたら何言われるかわかんないな
風呂で念入りに洗ってバスタオルだけ巻いて出て行くと
部屋は薄暗くなってて間接照明だけが点いていて
程よい温度の中ショウパンとタンクトップ姿の優子が
ベットの端に腰かけていた
はあ・・・想像するだけでイケる気がする(笑)
横に座りキスしようとすると・・・
「だめ!////」
えっ?・・・今更やめるなんて言わないよな(汗)
「陽菜からは何もしたらダメだからね(´-∀-)」
そう言う事か・・・
「じゃー俺はどうすればいい?」
「えっと・・・真ん中に寝て下さい」
言われた通りタオルを巻いたまま寝ころぶと
「・・・なんでもう、膨らんでるの(怒) 」
「優子の事を想像しただけでこうなった(笑)」
もう・・・順番が!なんて言いながらキスをしてきた
優子から舌を入れてくることなんかほとんどないから
ぎこちなくて・・・そこがまた可愛いんだけど(бвб)
必死過ぎる優子が可愛くてつい手が胸に・・・
手を叩かれて「触るんならもうしないからね 」
「ごめん、もう触りません(бвб)」
「よろしい(´-∀-)」
なーんて珍しく上から優子(笑)
バスタオルをはだけさせ俺のジュニアをみて
「わっ(汗) 」
て叫ぶと、手で口を押えてるし・・・
本当に出来るのかな?
優子
「久しぶりの我が家はやっぱり落ち着く〜(´-∀-)」
「俺も、変な標語から解放されて幸せだー(бвб)」
「・・・・・あのね、陽菜・・・凄く言いにくいんだけど 」
「どうした、何か悩みでもあるのか?」
「今日のお昼になっちゃった・・・ 」
「何に?」
「女の子に・・・(汗)」
「・・・・・優子って・・・・女だったよな? 」
「あたり前でしょ! そんなの陽菜が一番知ってるじゃん(汗) 」
「おっ、おう・・ そうだよな 」
「毎月のやつが来ちゃったからエッチ出来ないの、ごめんね(汗) 」
「・・・・・(бвб) 」
頭の上にガーン!ていう言葉が落ちて来るんじゃないかっていうくらい
愕然とした顔をして口を開いたまま動かない
「陽菜! 」
「うそだろうが!!」
「変な言葉使わないでよ(笑) 」
「昨日しようとしたら帰ってからがいいって言うから我慢したんだぞ
どうしてくれるんだよ(怒) 」
「仕方ないでしょ、予定より早く来ちゃったんだから・・・」
「風呂ですれば大丈夫だから今から入ろうぜ!」
「やっぱり、私の体だけが好きなんだね・・・ 」
「違う!優子と1つになりたいだけで・・・・
男は女と違って複雑な生き物なんだよ 」
「私はやだ! 」
「すげー楽しみにしてたんだぞ(怒)
俺のこの気持ちは何処に行けばいいんだよ 」
「じゃー・・・・・・・・・・あげる・・・・」
「何だって?聞こえないぞ」
「私が・・・・手で・・・・シテアゲル 」
こんどは目を見開いたまま顎が外れるんじゃないかっていうくらい
大きな口を開けて固まってる・・・
「まっまっまっ、マジですか?ほんとうですか?」
なんで急に敬語なの(笑)もう、恥ずかしい
コクンと頷くと
「ヒャッホー/////」
非公認キャラクター並に飛び上がって喜んでるし・・・
そんなに嬉しいんだ・・・
でも、どうやったらいいかわかんないから勉強しなくちゃ!
「ちっ、まあいいほら行くぞ」
「ちょっ、やだ!誰か助けてよ!・・・・先生!」
聞こえないふりして授業を始めようとしてるし・・・最悪
「おい・・・おい!先コウ!!」
「はい!(汗)」
「旧校舎ってどこにあるんだ」
そうか転校してきたばかりだから知らないんだ
「えーと、玄関を出て右に行くと・・・・・・」
そんな詳しく説明しなくていいってえの(怒)
「よし!なんとなくわかった」
そう言うと陽菜の手首をつかみ引っ張って行く
なに?陽菜より小さいのに凄い力なんだけど(汗)
あ、だから喧嘩強いのか(бвб) ・・・・じゃなくて(汗)
陽菜ピンチなんですけど(汗)
まさか学校でやられちゃうわけ?
それも女に?
それにこれからやられるってみんな知ってるわけで・・・・
明日から学校来れないじゃん(汗)
どうしたらいいの・・・そうだ!
「け、警察!誰か警察呼んでー」
「てめえらそんな事してみろ、誰がチクったのか絶対突き止めて
ボコボコにしてやるからな(怒)」
「・・・・・・・・」
もうだめだ・・・陽菜の平和だった高校ライフさんさようなら・・・
とりあえず大人しくついて行って隙があれば逃げればいいか
て思ってたのに腕を掴んだまま離してくれなくて・・・・
旧校舎の三階まで登ってきた
一部屋ずつ覗いては
「だめだなー・・・・ここもダメだ」
教室って作り全部同じだよ、て言いそうになった
一番奥に音楽室の札が
「おっいいねぇ、ラッパッパと同じじゃんここに決めた(-∀-`) 」
「ラッパ?」
「ちげえよ、ラッパッパ!だ
マジ女にいたころの軍団の名前だ」
「軍団?」
「今はもうねえけどな
私とサドが転向しちまって統制が取れなくなって
解散したみてえだ」
どんな軍団だったんだろう・・・・・ブルッ・・・考えるのやめよ
「お!こっちこっちナイスタイミングだぜ(-∀-`) 」
「優子さん!布団も持ってきました」
「さすがサド、気が利くねぇ」
「いえ・・・・音楽室ですか?」
「ああ・・・いいだろ」
「はい」
「新生ラッパッパ作るぞサド」
「優子さん・・・(涙)」
涙目になってるサドって言う人・・・・意味わかんない
中に入って余計なものを端に積み上げ
ソファーを窓の前に置きその前に布団を敷いて出て行った
「ほら、そこに寝ろ」
「嫌です(бвб)」
寝たら襲われるのわかってて寝るわけないじゃん
「昼寝するんだろ」
「目さめたもん」
「添い寝してやろうか(笑)」
「結構です(бвб) 」
「じゃー私が寝るからそこに座れ」
手を引かれ無理やりソファーの端に座らされた
陽菜ソファーでやられちゃうんだ・・・・
抵抗しても力で勝てるわけないし、心を無にしてやり過ごそう・・・
そう、これは夢・・・・
覚悟を決めて目をつむる
ソファーがきしんで陽菜の膝に物体が・・・・・・ん?もしかして頭?
ゆっくり目を開けるとチビが横になって
いわゆる膝枕をしてる感じ?
「思った通りちょうどいい弾力(-∀-`)
これならぐっすり寝れそうだぜ」
どういう事?
「私もほとんど寝てねえから眠たくてよ
でも教室で寝たらいつ襲われるかわかんねえからな」
「誰も襲ってなんか来ないよ?」
「私こんなだから敵多いんだよな
てっぺん狙ってるやついっぺーいるしよ
今の学校で信じられるのサドとおめえだけだかんな」
「なんで陽菜?」
「おめえ嘘つけねえだろ」
「そうだけど・・・」
「裏表のねえ奴は信頼できるからな」
「ふーん・・・」
「昼になったらサドが弁当持ってくるからそれまで寝ようぜ」
「わかった(бвб)」
根本的には何もわかってないけど
とりあえず今は襲われないって事でいいよね
という事は陽菜も寝ていいんだよね?
あ、もしかしてしようぜって昼寝しようぜって事だったの?
うーん・・・眠くなってきたからどうでもいいやおやすみぃ〜