俺とお前と時々親友♂ V−23

陽菜

車を呼んで待ってる間もどんどん弱って行く優子

「ゆっぴー風邪だけじゃないんじゃないか?」

「変な病気かな 」

「ん〜敦子にちらっと聞いてたんだけど・・・
何か悩んでたみたいでここ2日ぐらいちゃんと眠れてないらしいよ」

「えっ?いつも一緒に寝てたに気づかなかった・・・」

「ゆっぴー思いつめるところあるからさ
ニャロが気づいてあげないと(*`ω´) 」

俺エッチの事ばっかり考えてて・・・最低だよ馬鹿陽菜

「麻里ちゃんありがとうちゃんと聞いてみるよ」

「素直なニャロはなんか怖いな(笑)」

「煩いし 」

俺の膝で眠っている優子を抱き上げて車に乗り込み
病院へ向かった

「ストレスによる過労と睡眠不足ですね
薬を出しておきますので眠れない時は飲んでください」

点滴をうってもらい家に帰る

「風邪じゃなかったな(бвб) 」

「うん・・・」

「何か悩んでるのか?俺に話してみろスッキリするぞ!」

「うん・・・」

「いえない事なのか?」

「・・・陽菜は・・・私の事どう思ってるの?」

「なっ、なんだよ急に もしかして俺とのことで悩んでるのか?」

「私の悪いところがあったらちゃんと言って
頑張って直すから 」

「あるわけないだろ、最高の女だよ(бвб)  」

「愛人の一人や二人いてもいいけど・・・ほんとは嫌だけど・・・・
私の事捨てないでね 」

「ちょっと待てよ、愛人てなんだよそんな奴いないし 」

「じゃー遊びの人だけなの?」

「さっきから俺が浮気してる前提で話してないか?」

「違うの?」

「はあ? 俺がいつ浮気してるんだよ
ほとんど優子と一緒にいるだろ 」

「昼から来る時とか、大学で講義中とか・・・? 」

「誰かに言われたのか 」

「言われてないけど・・・陽菜最近触ってこないし
他の人で済ませてるからかなって・・・ 」

「俺が優子以外には起たないの知ってるだろ
そんなことで悩んでたのか ?」

「そんな事じゃないもん・・・私の体に飽きて・・・
捨てられるのかなって 」

「そんなわけないだろ優子に飽きられることはあっても
・・・あったら困るけど(汗)
俺が飽きることは絶対にない! 」

俺が我慢したからこんなことになったんだよな!?
という事は今までの俺でいいって事だよな?

俯く優子を抱きしめて今までの分のキスをする

「んっ・・・・ッ・・・」

「ふー・・・今日はキスだけで我慢するけど
明日は覚悟しとけよ 」

「でも、まだ体調が・・・・ 」

「点滴うったし、早く風呂入って薬飲んで寝たら治るって♪ 」

「そんな急には治んないと思うけど(汗) 」

風邪じゃないならすぐ回復するよな

明日がまちどうしいぜ(бвб)♪

Y 転校生はマジ女だった 15

マジ女に居た時より充実した毎日を送ってる様な気がする

これも陽菜のおかげだ

この優子様がまだ手を出してないんだからマジさがわかるだろ

寝てる時にしかキスも出来ないヘタレな私

嫌われたら嫌だからな

二人の時は甘えるようになった
人にこびず自由な猫みたいな陽菜をにゃんにゃんと呼ぶようになり
抱きついて匂いもかげるようになった

これがいい匂いで、もちもち感も最高で弾力もいい
膝枕の寝心地も最高で普段熟睡できないこの私が
口を開けて寝ている姿を見たサドが
驚いたからなのか数日間口をきいてくれない事があった
まあ、部長としてあるまじき姿だから怒るのも無理はない・・・

だから二人の時にしか甘えないようにした

今はまだこれだけで十分だと思っていたのに

「優子・・・大島優子どこだ!?」

グランドから私を呼ぶ声が聞こえてきて

授業中に殴り込んでくるのは珍しかったから
新たなけんか相手か?と喜んで覗くと

「・・・あいつら何しにきやがった(怒)」

「ゆう・・・子?」

いつの間にか隣に立っていた陽菜が
私と下にいる二人を交互に見ながら驚いていた

そこにガチャピンも加わり

「どう言う事?大島優子が三人いる・・・」

「バーカ、大島優子は一人だけだ」

「でも、顔も姿も同じじゃん・・・」

「よーく見ろ服装が違う」

「はぁ?どこが違うかわかんないんだけど」

並ばないと分かんねんか・・・

「あいつらは優香と優希、私の妹だ」

サドがグランドに降りたのが見え急いで部屋を出る

その後ろから陽菜も着いて来ていて・・・

「おめえは授業受けてろ」

「やだ(бвб) 」

「チッ・・・好きにしろ」

三人に駆け寄り

「何しに来たんだよ」

「オヤジが撃たれた」

「はぁ?」

「今日幹部会があって車から降りたところを
名をあげたいチンピラが撃ってきやがって・・
すぐに捕まえたけどオヤジにあたっていて・・・」

「で」

「急所は外れてたみたいだけどまだ意識戻んなくて
若いやつらが殴り込みに行くって息巻いてやがるんだ」

「サドの親父は何してんだ」

「止めてはいるが今にも暴走しそうでやばい」

「それを止めんのがお前らの役目じゃねえのかよ」

「私らでは無理なんだよ」

「私はラッパッパの部長でしかないんだ関係ねえ」

「優子は大島組のあと・・・「うるせえ勝手に決めんな(怒)」

「サドからも言ってくれよ」

「私は優子さんに従うだけです」

「ケッ腰ぎんちゃくめ」

「てめぇもう一度行ってみろ、サドをバカにするって事はな
この優子様をバカにしてんのとおんなじなんだよ(怒)」

「優子さん・・・」

「わ、分かったから離せ(汗)」

「とにかく一度帰って来てくれよ」

「私に帰る家はない」

「まだそんな事言ってるのか実の父親だぞ」

「父親・・・・その父親が捨てたから母さんは・・・
母さんはしなくてもいい苦労をして体壊して
死んだんだぞ!あいつに殺されたも同然なんだよ
私は絶対に許さねえからな、帰れ!怪我しねえうちに帰れ!」

「すいません、今日の所は帰って下さい」

「そんな奴らに頭下げんな(怒)」

「時間がないんだ何とかしろ麻里子」

「麻里子じゃねえサドだ!二度とくんな、行くぞ」

陽菜の腕を掴みそのまま部室へと足を向けた
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