俺とお前と時々親友♂ V-34

陽菜

「何回乗ってもPJはいいですねぇ」

「お褒め頂けてうれしいわ 」

「なあ、麻里ちゃん、俺黙っとけって言ったよな(怒) 」

「篠田は言ってないよ」

「敦子も言ってないよう」

「じゃーなんであいつがここにいるんだよ 」

「それはね、おみくじ凶の誰かさんと違って
日ごろの行いがいいから神様がご褒美をくれたんだよ」

「黙れガチャピン何で知ってるんだよ(怒) 」

「ひどーい、優子から聞いたんだもん
お母様、あの呼び方ひどいと思いません」

「陽菜ダメでしょ女性になんてことを言うの」

「何でお袋と仲良くなってんだよ」

「だって、お母様が誘って下さったんだものオホホホ(ΘωΘ) 」

「はあ?何勝手に誘ってんだよ
それと普通にしゃべれガチャピン 」

「応援は大勢の方がいいと思っていつもの方たちに
声をかけたんだけど峯岸さんしか空いてなくて残念だわ」

「ゆきりんは佐江が帰ってくるから来れないし
才加は合宿だし、さや姉は遠慮してこないから
たかみなも来ない」

「さや姉が普通だろ、お前も遠慮しろよ」

「峯岸の辞書に遠慮と言う文字は無い(ΘωΘ) 」

「なんだかんだ言って仲いいよなお前たち」

「なっ(汗) 兄貴は黙ってアサヒと遊んどけよ」

「はいはい、自分の子供はホント、かわいいよなぁー♪ 」

「俺だってもうすぐパパになるし(бвб) 」

「えぇぇ!!まさかお前(汗) 」

「そんなわけないだろ、オリンピック出れねえし・・・」

「そうだよな、びっくりさせんなよ(汗) 」

「来年の今頃はパパになってるかもな♪ 」

「・・・・お前のそういう所可愛くて好きだぞ 」

「陽菜、そんなに急がなくてもあなた達まだ大学生なのよ」

「優子も早く欲しいって言ってくれてるし
早ければ早いほど次のオリンピックも狙えるだろ(бвб) 」

「おおぉぉーなるほど、お前にしてはちゃんと考えてるじゃないか」

「当たり前だし(怒) 」

予定は未定だからすぐ出来るとは思ってないけど
2年以内には産んでおかないとしんどいって野呂ちゃんも
言ってたからなー・・・

俺様の体力があればすぐ出来るぜ(бвб) 

Y 転校生はマジ女だった 26

サドの親父に送ってもらい料亭で待っていると
山本組と松井組の組長が一緒にやって来た


こいつら飲んでいやがったな
あきらかに酒の匂いがする

「組長さんともあろう人達が時間も守れないなんて
その組終わってますね」

「なんだと舐めやがって(怒)女だからって容赦しねえぞ」

「話し合いに男も女もかんけえねえんだよ
私は大島組組長代理で来てるんだ
舐めてんのはそっちだろ」

「意気がいいね、いつもの組長とは大違いだ
お前はどっちだ?もう一人の方はどうした」

「私は大島優子大島家の長女だ」

「優子だと・・・・・三人いたのか」

「そんな事はどうでもいいんだよ
遅れたら言う事あんだろが」

「待たせたな・・・・」

「ふっ、まあいい、さっそく本題に入る
松井組さんはどっちだ」

「私だ」

「オヤジを撃った奴は捕まったようだが
組長としてはどう落とし前着けてくれるんですかね」

「あいつは下の方の組のチンピラだ
組頭には見舞いに行かせたんだがな」

「下の方の組まで統制するのが大親分だろうが
それも出来ずに下の組だからかんけえねえとでも言うんですかい」

「アハハハ確かにそうだ」

「これは山本組の組長さんお宅も下っ端がうちの組の事
なんて言ってるか知ってんのか
ああぁぁ、下っ端が言うって事は上も言ってるって事か」

「な、なにをだ(汗)」

「女が組長だからダメなんだとね
そう言えばさっきも女だからって言ってたよな」

「くっ・・・・」

「貴様の組は下のチンピラまで目が行き届いてると言うのか」

「ああ、危なそうな奴は一緒に住まわせやくざとは何かって言うのを
ちゃーんと教えてるぜ」

「チッ・・で、私達にどうしろと?」

「みんなの前で謝って貰いてえ・・・・・」

「そんな事出来るわけ「ないよな(笑)」

「まあ、親分方にそんなことさせるわけにもいかねえから
ここに一筆書いてくれ」

「何をだ」

「二度と大島組に手を出しませんとな(笑)」

「そんな事書けるわけないだろ」

「力ずくでも書いてもらうと言ったら?」

「戦争する気か」

「そんなわけねえだろ、タイマンだよ、タ・イ・マ・ン
ただし素手でだけどな」

「お前みたいな小さい女が男二人に勝てるわけないだろ」

「そうだよな2対1じゃーメンツがつぶれるってか
安心しろ、おいサド」

ガラッ・・・

「これで2対2だぜ」

「おんなが二人になったところで勝てるわけないだろ」

「どうかな(ニヤ)
あ、これで怪我したからって子分たちに殴り込ませんなよな」

「それはこっちのセリフだ」

「まあ、女に負けたなんて言えねえか(笑)」

「煩いその口きけなくしてやる(怒)」

いくら強いと言っても五十過ぎたおっさんが
私達二人に勝てるわけねえんだよ(笑)

五分と持たずに

「待て・・・・書くからやめてくれ・・・」

二人に一筆書かせ

「ここの修繕費よろしくな
何分私は高校生なんで金がねえんだわ(笑)
さーて・・・けえるぞサド」

「はい」


次の日大島組全員と下の組長を全員集め書かせた紙を見せ

「そう言う事だからおめえらもバカなことすんなよ
暴れたい奴はこの優子様が相手してやるから
いつでも言って来い
あー・・・怪我しても治療費出さねえけどなアハハハハハ(´-∀-)」

みんな納得したのか、はいと返事をして散って行った

「さーて家にけえるぞ」

「まだ駄目です」

「何でだよもう終わっただろ」

「まだ跡目の試験が終わってません」

「あ・・・・・忘れてた・・・早く出せ」

「オヤジしか出せません・・・・」

「じゃー退院して来るまで家に戻ってるから
呼びに来てくれ」

「だめです、ここに居て下さい」

「高校行かないと卒業できねえだろ
また留年することになったらこの組潰すぞ」

「優子さん、言葉に気を付けてください
外泊許可が明後日に出てるのでそれまで我慢してください」

水曜日か・・・・なんもする事ねえから暇なんだよなー

「よし、腕に自信のある奴集めてトーナメントで勝ち抜き戦やろうぜ」

「なんの勝負ですか?」

「喧嘩に決まってんだろ」

「喧嘩って(汗)」

「優勝した奴には・・・」

「奴には?」

「私と闘う権利をやる」

「・・・・・・却下」

「何でだよ(怒)」

「そんな危険な事許可できません」

「でえ丈夫だって、組長とやっても負けなかったんだからな(´-∀-)」

「・・・・・今何とおっしゃいました?」

「あっ・・・・(汗)」

「麻里子!どういう事だ」

「しゃべんじゃねぞサド」

「麻里子言いなさい」

「っ・・・・優子さんの命令の方が絶対です」

「もしかして暴力で取って来たんですか」

「ちげえよ、タイマンだ!合意の上だよなサド」

「はい」

「組長はそう言うのを嫌う方で」

「親父は親父、私は私のやり方がある
それが不服なら跡なんてぜってえ継がねえ
まあ継ぐつもりもねえけどな(笑)」

「くっ・・・この事は組長の耳に入れなければなりません」

「いいぜ別にやましい事はしてねえからな
これが優子様流だぜ(´-∀-)」

「私は病院に行ってきますが組長が帰って来られるまで
騒ぎを起こさないでください、・・・麻里子分かったか」

「はい」

サドの親父はそう言い捨て部屋を出て行った
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