俺とお前と時々親友♂ V−26

陽菜

旅館に着くと優子と野呂ちゃんは着替えて
練習に出て行った

「さあ、篠田達はその辺散策に出かけようか」

「敦子は温泉まんじゅう食べたい!」

「みーちゃんも!」

食べ歩きになりそうな予感・・・

ずーと食べてる女性陣

「お前ら夕飯食えなくなるぞ(бвб) 」

「まだ時間あるし、これは別腹 」

「そろそろ旅館帰って温泉に入ろう(*`ω´)」

「賛成! 」

旅館へ戻りタオルと浴衣を持って大浴場へ

「たかみな行くぞ! 」

「俺は、いいっす・・・(汗)」

「はあ!?温泉に来て入らないつもりか 」

「入るけど、夜中にこっそり・・・・・」

「何ごちゃごちゃ行ってんだよ、ほら行くぞ!」

麻里ちゃんと二人で無理やり引っ張って行く

「やめろー俺は1人で入るんだー(汗) 」

「温泉はみんなで入るから楽しいんだぜ
ほら、静かにして耳を澄まして見ろ 」

(うわーヒノキじゃん!)

「あの大きな声はみーちゃん・・・」

「そう、男湯と女湯は隣同士にあるからな 」

(わーさや姉、胸デカ!前より大きくなったね)

(たかみなに揉まれすぎなんじゃないの(笑))

「そんなに揉んでないっす(汗)」

「しっ!」

(そう言うゆきりんだっておっきいやん)

(佐江ちゃんとはあんまり会えないけど
会ったらやっぱりね(汗))

(みーちゃんなさすぎー(笑))

(うるさいなーそう言う敦子は普通じゃん
麻里子へただね(笑))

「篠田はソフトタッチだからね(*`ω´)」

焦って言い訳する麻里ちゃんがなんか可愛い(笑)

(あっ優子お疲れ―・お帰り―)

(みんな荷物はあるのにいないし
浴衣なかったからお風呂かなって思って
来たらいたからよかった)

えっ!?帰って来たのか・・・(汗)

(ちょっと、そのあちこちについてる痣は・・・)

(えーそんなについてる(汗)だって陽菜がー)

(この胸も大きくなってるよね)

(ちょっ、あっちゃん急に触んないでよ(汗))

なんだと、俺の優子の胸を生で触ってるだと(怒)

「こらーそれは俺のだから触んな―(怒) 」

「にゃっニャロ、話聞いてたのばれる(汗) 」

(きゃー最低!)

それから声は一切聞こえなくなった

「あーあーこれからだったのに」

「だって俺の優子に・・・むう」

「女同士なんだから少しくらいいいんじゃないかな」

「そうっすよ」

二人に怒られ、部屋に帰ると三人で正座をさせられ
女性陣みんなに怒られたのは言うまでもない・・・・・むう(бвб)

M 転校生はマジ女だった 18

父さんが帰った後優子さんの手当てをして
ベットに寄りかかっていたら
いつの間にか寝てしまってたみたいで
ベットの軋む音で目が覚めた

「麻里ちゃん・・・もういいよ
もう私を見張らなくていいから出て行って」

「嫌です」

「ふっ・・・バレタ途端に敬語になるんだ」

「・・・・」

「麻里ちゃんが出て行かないなら私が出て行く」

「優子さんのそばを離れません」

「嫌だって言ってるだろ(怒)」

「自分も嫌です」

「私さ、喧嘩強いみたいなんだよね」

「自分も強いです」

「なら、私に勝てたら言う事聞いてあげる
ただし、私が勝ったら二度とその面見せんな!」

次の日神社の境内へ行き殴り合いのけんかをした

始めはリーチの長い私のパンチが当たっていたのに
だんだん当たらなくなって気が付いた時には
空を仰いでいた

でも負けるわけにはいかなかったから色んな卑怯な手を使ったのに
倒れるのは私ばっかりで・・・

何度も何度も立ち上がっては倒れくらいついていると

「はぁ・・・もういいや、負けた負けた私の負けだ(笑)」

「優子・・・さん・・・」

「おめえ、死ぬまで・・いや死んでも起き上ってくる気だろ」

「っ・・・」

「そばに居させてやるよ」

「ゆうこさん・・・・」

「お前の戦い方マジやばいぞ、そうだな・・・
おめえは今日からサドだ!」

「サド?」

「そうだ、今日からよろしくなサド(´-∀-)」

夕陽を背にした優子さんが私を起こすために右手を出し
笑った顔を私は決して忘れない

「いっぺえ仲間作ってよ親父の組潰しちまおうぜ(笑)」

「それは・・・」

「アハハハ嘘だよ、向こうは刀やハジキ持ってんだろ?
素手で敵うわけねえじゃん
私はこの拳だけでてっぺん取ってやる
一緒にてっぺんからの景色見てくれるかサド?」

「はい!」

その後、組に入る気はないし戻る気もないと組長に伝え
あれから何も言ってこなかったのに・・・



「ねえ、月に一度どっかに出かけてるのは関係あるの?」

「あれは・・・お母さんの墓参りだ」

「そうだったんだ・・・言ってくれれば良かったのに」

「イメージがあるから陽菜には言うなよって言われていた」

「変態さんのイメージしかないけどね(笑)」

「私から聞いたって言うなよ」

「うーん・・・覚えてたらね(бвб) 」

「ほら早く中に入れ」

「うん・・・優子学校に来るよね?」

「高校は卒業したいとは言ってたがな」

「待ってるからって伝えといて」

「・・・・・覚えてたらな」

「むぅ・・・やっぱりサド(S)だ(怒)」

「アハハハじゃーな」

急いで優子さんを追いかけ組に向かった

前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2015年12月 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
アーカイブ
カテゴリー