俺とお前と時々親友♂ V−29

陽菜

今日は最後の夜

「やっと二人っきりになれたな(бвб) 」

「そうだね、でも寝る前に野呂姉の部屋に行って
マッサージしてもらうんだ 」

「・・・・・俺がしてやるし 」

「うん、陽菜も上手なんだけど、三日間坂ばっかり走ってたから
足がパンパンなの ごめんねすぐ帰ってくるから・・・」

「俺も行く!」

優子の後ろから着いて行く

コンコン

「ハーイ開いてるよ〜」

「お邪魔しまーす・・・あれ?なんでここ三人なの 」

「せっかくペアーで来てるんだから
二人ずつにしてあげたら残ったのがこの三人(笑)」

「ちきしょうーあいつらうまい事やりやがって(怒) 」

「陽菜もなんだからいいじゃん(ΘωΘ) 」

「ガチャピンは煩い」

「冷たいのは愛情の裏返し だね」

「えっ!?そうなの(汗) 」

「そんなわけないだろ、愛情は優子にしか見せたことない!
ほら早くやってもらえよ 」

「うん、待っててね」

「陽菜、その間ゲームしようよ」

「仕方ないなーやってやるよ」

携帯ゲーム対戦に夢中になってたらあっという間に
一時間以上たっていて、優子を見ると気持ちよさそうに寝てる

「いつ終わってたんだよ(怒) 」

「さっきだよ!優子はすぐ寝てたけどね(笑)」

「連れて帰る(бвб) 」

「せっかくほぐしたんだから無茶させないでよ 」

「わかってるし・・・ 優子、ほら、帰るぞ」

「う〜ん・・・」

抱き上げて自分たちの部屋に連れて帰っていると
まだ寝ぼけてるのか首に腕を回して首元をスリスリする優子

「ん・・・陽菜いい匂い(´-∀-)」

「男の匂いだぜ(бвб) 」

部屋に入りすぐ浴衣の帯をほどいて布団の上に寝かせる

「んん〜早すぎー(笑)でもお待たせ(´-∀-)」

くはー・・・可愛いぜ!
麻里ちゃんとチビみなには
後れを取ったけど俺が一番鳴かすんだから
覚悟しとけよ優子(бвб) 

Y 転校生はマジ女だった 21

「優子!」

陽菜の事を考えてへらへらしてたら
部屋のドアが開き駆け込んできた同じ顔の二人

「来てくれたんだ有難う」

「てめえらの為に来たんじゃねえよ」

「父さんのお見舞いに来てくれないか?」

「なあ、あいつ女だろ?なんで父さんなんだ?」

「麻里子から聞いてないのか?」

「麻里子って言うなサドと呼べ
私は親は死んだもんとして生きてきたから
どうでもよかったから聞かなかった」

「大島家は代々女系家族で女しか生まれないんだ」

「だったら婿養子とかだろ?」

「いや、何故だか後継ぎなったものは妊娠できない」

「はぁ?どういう事だまさか呪いとか言うんじゃないだろな(笑)」

「・・・・・・・・」

「う、ウソだろ・・・帰る・・・私はかんけえねえ(汗)」


私にはこの世に怖いものはねえ!
ただし、お化けとか呪いとかは別だ

戦えねえものには勝てねえから怖い・・・だから帰る

部屋をでようとしたら大木にぶつかった

「イッテェー」

「優子さんどうされたんですか?」

「てめえ前見て・・・・・サドけえるぞ」

「天下無敵のラッパッパの部長さんが呪いが怖いとは笑えるぞ」

「うるせえ外に出ろタイマンだ!」

「優子さんに話したのか?」

「サドが言わねえからだろ」

「落ち着いてくださいお化けとか出てきませんから大丈夫です」

「・・・・・じゃー怖くない様に話せ」

「大島家は代々女系家族で・・・・・・」

「それはさっき聞いたから何で親父が女で母さんも女なのに
私達が生まれたのか説明しろ」

「大島家には代々伝わる媚薬がありましてそれを跡目が飲むと
生えてくるんです」

「何がだ?」

「そのー・・・・下が」

「舌が生えてくる?みんな持ってんぞ?」

「その舌じゃなくて股間から男の物が生えてくるんです」

「・・・・・・・それこそオカルトじゃねえか(汗)
だったらそこの二人に飲ませて子供産ませればいいだろ」

「この媚薬は跡目にしか効きません」

「おめえらは飲んだのか?」

「ああ・・・私達には何も起こらなかった」

「もしもだ、私が飲んでみて生えなかったらどうすんだ?
この組は途絶えるのか?」

「そんな事はあり得ませんが
親分が外に子供を作っていたら話は別です・・・」

「そっか私じゃない可能性も残ってるんだな、
調べるからその媚薬と言うやつ持って来い」

「保管場所は親父しか知らないんだ」

「ちっ、どの道死んでたら見つからずに潰れるじゃねえか
意識戻んないなら終わりだな」

「縁起でもない事言うな、父さんは戻ってくる」

「まあいい、それよりもいざこざを抑える方が先だ
サド、一日でも早く会合を取り付けて来い」

「わかりました」

「私達も行こうか?娘らとは顔見知りだからな」

「そうか・・・・その方が早いかもなよろしく頼むぜ
よし、風呂入るぞ、サド着替えは?」

「こちらです」


「・・・・・なあ、送って行った時、陽菜なんか言ってたか?」

「いえ・・・」

「そっか・・
もし月曜までに私が戻れなかったらヲタとウナギに送り迎えさせろ
いないよりはましだろ」

「わかりました伝えておきます」

この時はすぐ帰れるもんだと思っていた私が甘かった




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