俺とお前と時々親友♂ V-33

陽菜

「ほお、これがスカイツリーか、通天閣より大きいのう」

「当たり前だろ日本一高いんだからな 」

「ん?なんか言ったか?」

「寛ちゃん早く上りましょうよ」

「おお!そうじゃなめーたんに頂点を見せてやるぞい
ぐへへへぇ、夜の頂点もたのしみじゃ 」

エロ爺、変態に磨きがかかってやがる(汗)

「あらん、しっかりと昇天させてね、チュッ 」

「・・・ほら、おしり触ってないで早くいくぜ」

「陽菜君も優子ちゃんがいたら触っとるじゃろ(笑) 」

「そりゃーあいつのおしりは最高だからな(бвб) 」

「ワシにとったらめーたんの方が最高じゃぞ♪ 」

「もう、寛ちゃんたらたっぷり可愛がってあ・げ・る♪ 」

「アヘアヘアヘ」

はぁ・・優子に逢いたい・・・今何してるんだろう

何で俺は年寄りのイチャイチャを
見せつけられなきゃいけないんだよ

地獄だぜ(怒)

その後も浅草の雷門、皇居、都内観光、東京タワーにも行かされた

次の日は横浜中華街から外人墓地・・・
お墓見て何が楽しいんだろうか・・・下見?
それから鎌倉に行く・・・
優子とだってこんなに行った事ないのに・・・

今度連れて行ってやろーと

伊豆の別荘にも一泊

優子お腹壊してないかな・・・
風邪ひいてないか?
心配だなー・・・・

明日やっと出発だぜ 待ってろよ優子!

M 転校生はマジ女だった 25

大事な交渉役を優子さんが私に任せてくれたのが嬉しかった

だって信頼されてるからだろ?

出来ればずっと優子さんのそばに居たい
喧嘩とか馬鹿な事は高校までしか出来ないけど
社会人になってもそばに居て守りたい

優希さんも優香さんも跡目の資格がないと聞いた時
もしかしたら自分は優子さんの運命の人になれるんじゃないか
その可能性もあるんじゃないかと少し喜んだ

でも優子さんは一度でも拳を交えた人は抱かない
拳で分かり合えた奴は家族だって言うポリシーを持ってるからだ

けん玉から私の気持ちに気づいてしまったトリゴヤが
辛いねって言って頭を撫でてくれたっけ・・・


山本組も松井組も強面の組長だったが
娘には弱いらしく頼まれたら嫌と言えず
私達の話を聞いてくれて月曜日の談合を取り付けれたというわけだ


病院へ行き自分の病気の時の事や大島家の秘密を聞き
戸惑ってはいたがまずは争いを治めてから
媚薬を試すという事になり今は大島家の家訓やしきたりを習っている

「もういいよ、継ぐ気ねえんだし」

「だめです、明日各組長さんとお会いするのに
粗相があったら戦争になってしまいますから」

「わかったよ、分かったから少し休憩しようぜ」

「そうですね・・・麻里子!」

「はい」

障子の外で待機していたからすぐ入って行く

「優子さんにお茶とおやつを用意しろ」

「わかりました、父さんもいりますか?」

「私は部屋に戻る
30分後にまた来ます」

「おう・・・・」

台所へ行き買ってきてあったタイ焼きとお茶を持って部屋に戻ると
畳に大の字に寝そべっている優子さん

「優子さんスカートめくれてますよ(汗)」

「見られて減るもんじゃねえしかまわねえよ
それよりヤクザの家なのに静かだな」

「組長が静を好む方なので・・・」

「チッ私と正反対だな、確かに大人しそうだったもんな」

「普段は物静かですがここぞという時には
優子さんと同じ目をされていたのを見たことがあります」

「そうか・・・なあサド」

「はい」

「明日もそばに居てくれよな」

「はい!中には入れませんが廊下で待機しておきます」

「おめえがいてくれたら何でも出来そうだぜ」

「っ・・・・」

「そんな顔すんな、
おめえはS気たっぷりな顔して笑ってる方が似合ってるぜ(笑)」

「優子さんこそ」

「私は喜怒哀楽が激しいからいろんな顔持ってるぜ(笑)」

「そうですね美人見てニヤケてる顔とかデレてる顔とか(*`ω´) 」

「おい、それ悪口だろうが」

「私は褒めてるつもりですが?」

「サドも言うじゃん(笑)
昔に戻ったかのようだぜ」

「・・・・・すいません」

「あやまんな、私は昔の方が良かったと思ってるんだから」

「・・・・・」

友達だったころの私達の関係は
私の方がお姉さんだった
泣き虫で体の弱かった優子さんをいつも守っていたから

「強くなるのはいい事ばっかじゃねえな
同等のやつがいなくなる・・・・あ、そんな事ねえか
あいつはなんとも思ってねえようだからな(笑)」

一人で言って一人で思い出し笑いをしている優子さん

誰を思ってるのかは聞かなくても分かる

優子さんにあんな顔をさせるのは一人しかいないから


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