「風邪ですね」


わかってます・・・・・


「抗生物質と解熱剤を出しておきますので
熱が上がった時にだけ使ってくださいね」


「はい、ありがとうございました」



薬を受け取るときに説明を聞いていると視線を感じ

ハッとして横を向くと悪い顔をしてる陽菜・・・

嫌な予感しかしない


病院から出てタクシーを待つ間の会話


「自分でするから(;´-∀-)」

「自分でだと入れにくいでしょ
陽菜がしてあげるね(бвб)」


・・・・どうか熱が上がりませんように

薬飲むんだから大丈夫だよね?


お昼は病院の帰りにピザを買って帰る
もちろん私は食べれないんだけどね

夜はお得意のデリバリー


「久しぶりに食べると結構いける」


毎日私のまずい料理で申し訳ありませんね
元気だったらそれくらいの料理作れるんだから
そう心の中で叫ぶ


というようにひたすらおとなしく寝ていたのに


「ピピピピ!・・・・あぁ・・・・39.1度だね(бвб)」


どうしてそんなに嬉しそうなの!
私は辛いのに(怒)


「はい俯いておしり出して」

「ほら、お風呂入れてないし汚いかなーてアハッ」

「後で手を洗うから気にしないよ
けむしのうんちだって処理してたんだから」


私は人間ですけど・・・


そのけむしはというと
風邪がうつったらいけないから寝室から締め出し!
と言うんじゃなく、私が
前の部屋に隔離されていた


「早くおしり出す!」

「うぅぅぅ・・・嫌だ!」


だって恥ずかしすぎる


ゲホゲホゲホ(;´-∀-)


「大きな声出すからじゃん」

「だって・・・・・恥ずかしい!」

「わかった(бвб)」


うそ、わかってくれた?


「陽菜がショーツの中に手を入れてやってあげる」


それもどうかと思うけど
お尻を突き出すよりいいかも


「ゆっくり入れてよ(汗)」

「はーい(бвб)」


すごく素直で怖いんですけど(;´-∀-)