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ねこのお世話は大変ですU 10

「ハァハァ・・・・ゲホ・・ハァ・・・」

「どう?少しはましになった?」


それを真面目に言ってるんだったらあなたは極度の天然です


すごい汗だからお風呂入りたい
シャワーでもいいから浴び・・・・


「ちょっとまってて」


言われなくても今は動けません・・・・


「こら、けむちゃんまとわり付かないの!溢れるでしょ」


溢れる?


「おとなしくしてるんだよ」

「にゃぁぁ〜」


桶を持って入ってきた陽菜の後ろからついてくるけむし

私の横へ来ると


「今から体を拭いてあげまーす(бвб)」

「にゃぁぁぁぁ!!」


お前は拭けないだろう!なーんて突っ込んだ日には
ミミズ腫れが増えそうなのでやめておく


と言うか・・・・


「陽菜が拭いてくれるの?」

「けむちゃんが拭けるわけ無いでしょ」

「そうだけど・・・できるの?」

「これくらいできるし」


せっかくの好意なのでお願いしようかな


「宜しくおねがいします」

「はーい(бвб)」


なんだかまた嬉しそうなんですけど!
デジャヴュ(;´-∀-)


「まずはどこからがいいですか?」

「どこからと言われても」

「ちゃんと言ってくださーい」

「じゃ、じゃぁー上半身からかな」

「かしこまりました(бвб)」


こういうプレイが好きなのかな(;´-∀-)


と思ったけどすごく丁寧に綺麗にしてくれて


「他に気持ち悪いところはございませんか?」

「はい、大丈夫です」

「では熱を測りますね」


看護師さんにでも憧れてるの?


ピピピピピ!


「わぁーほら38.5度になってるよ
これで座薬入れなくて済むね」

「ほんとだ・・・ありがとう・・・・」


ありがとうでいいんだよね?
熱によって私の思考も低下してるようだ


「フフどういたしまして、あとはゆっくり寝てくださーい(бвб)」

「はい・・・・」

「けむちゃん行こう」

「にゃぁ〜お〜」


そう言えばけむしもいたのに
全然気配がしなかったということは
おとなしく待ってたってことか


少しするとバスルームのドアが開く音がしたから
陽菜が入ったんだろう


「ふぅ・・・・・本当に熱が下がるとは・・・・」


でもこれでぐっすり眠れそうだ


ありがとう陽菜・・・・・んん?



でいいんだよね?
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