「ハァハァ・・・・ゲホ・・ハァ・・・」
「どう?少しはましになった?」
それを真面目に言ってるんだったらあなたは極度の天然です
すごい汗だからお風呂入りたい
シャワーでもいいから浴び・・・・
「ちょっとまってて」
言われなくても今は動けません・・・・
「こら、けむちゃんまとわり付かないの!溢れるでしょ」
溢れる?
「おとなしくしてるんだよ」
「にゃぁぁ〜」
桶を持って入ってきた陽菜の後ろからついてくるけむし
私の横へ来ると
「今から体を拭いてあげまーす(бвб)」
「にゃぁぁぁぁ!!」
お前は拭けないだろう!なーんて突っ込んだ日には
ミミズ腫れが増えそうなのでやめておく
と言うか・・・・
「陽菜が拭いてくれるの?」
「けむちゃんが拭けるわけ無いでしょ」
「そうだけど・・・できるの?」
「これくらいできるし」
せっかくの好意なのでお願いしようかな
「宜しくおねがいします」
「はーい(бвб)」
なんだかまた嬉しそうなんですけど!
デジャヴュ(;´-∀-)
「まずはどこからがいいですか?」
「どこからと言われても」
「ちゃんと言ってくださーい」
「じゃ、じゃぁー上半身からかな」
「かしこまりました(бвб)」
こういうプレイが好きなのかな(;´-∀-)
と思ったけどすごく丁寧に綺麗にしてくれて
「他に気持ち悪いところはございませんか?」
「はい、大丈夫です」
「では熱を測りますね」
看護師さんにでも憧れてるの?
ピピピピピ!
「わぁーほら38.5度になってるよ
これで座薬入れなくて済むね」
「ほんとだ・・・ありがとう・・・・」
ありがとうでいいんだよね?
熱によって私の思考も低下してるようだ
「フフどういたしまして、あとはゆっくり寝てくださーい(бвб)」
「はい・・・・」
「けむちゃん行こう」
「にゃぁ〜お〜」
そう言えばけむしもいたのに
全然気配がしなかったということは
おとなしく待ってたってことか
少しするとバスルームのドアが開く音がしたから
陽菜が入ったんだろう
「ふぅ・・・・・本当に熱が下がるとは・・・・」
でもこれでぐっすり眠れそうだ
ありがとう陽菜・・・・・んん?
でいいんだよね?