「ご馳走様でした(бвб)」

「あんなのでよかったの?
もっと高いの食べればよかったのに」

「あんなのって言ったら怒られるよ(笑)」

「だってー」

「大阪といえばたこ焼きでしょ?」

「そうだけどさ」

一応お金は沢山持ってきたから大丈夫だったのに・・・
よし、明日も私が払うぞ
そんなことを考えていると

「お風呂へ入ってからにする?」

「あ、うんそうだねそうしよう」

クリスマスといえばケーキ
斜め前のコンビニのケーキだけど2つ買ってきたんだ

「陽菜お風呂長いから先に入ってくれる?」

「いいよ」

カバンから着替えを出しバスルームへ


「にゃんにゃん出・・・・ごめん(汗)」

勢い良くドアを開けて叫ぼうとしたら
電話をしてたからすぐ黙った

「じゃーね、おやすみ」

そう言って電話を切るにゃんにゃん

「ごめんね・・・・」

「ううん、大丈夫
陽菜も入ってくるね」

用意してあった着替えを持ち入っていった


・・・・クリスマスに誰と電話してたんだろう・・・
私がいない間にするって・・まさかね

もう、みーちゃんが変なことばっかり言うから
変なふうに考えちゃうじゃん
きっとお母さんだよね?

頭を振り変な考えを振り払い
置いてあるドライヤーで髪を乾かす

ある程度乾きドライヤーを切ると
着信音が聞こえ私のじゃないから
にゃんにゃんのスマホが鳴ってるてすぐわかった

・・・・・どうしよう・・・見たらダメだよね・・・

すぐ切れまた鳴り始めるスマホ

コンコン

「はい」

「スマホ何度も鳴ってるけど・・・」

「後でかけなおすから放っておいて」

「分かった」


なんか・・・・テンション下がるなぁー
ダメダメ今日はクリスマスイブだよ!上げていかなきゃ

そんな心配はご無用だったみたい
出てきた湯上がりにゃんにゃんの姿にテンションマックス(-∀-`)

出てきてすぐスマホを確認しまたポンとベットに置いた

「いいの?」

「うん」

そっか、良かった


「髪乾かす?」

「優ちゃんもう乾かしたんだ」

「うん、あ、乾かしてあげようか?
私上手いんだ」

「・・・お願いしようかな(бвб)」

「任せて!(-∀-`) 」


よく言ったぞ優子


椅子に座ってもらい私より長い髪を傷まないように
ゆっくり丁寧に乾かす

「にゃんにゃんの髪っていつも綺麗にまとまってるよね」

「朝頑張ってセットしてるもん」

「そうなの?私なんて櫛でとかしてくくるだけ(;´-∀-)」

「いつもポニーテールだもんね(笑)」

「他の髪型にした方がいいかな(汗)」

「可愛いよポニーテール
陽菜は好きだな」

「そ、そう(汗)」


好きだって言われた・・・ポニーテールがだけど・・・
一生ポニーテールでいようかな(-∀-`) ♪


「もう良いよ、ありがとう」

そう言って立とうとしたから

「ちょっと待って」

ポケットに手を入れ用意していたペンダントを
首につけてあげる

「これって・・・」

「メリークリスマス」

「ありがとう・・・嬉しい」

「旅行代とは比べ物にならない安物だけど・・・(;´-∀-)」

「そんな事ない、大事にするね」

「ぅん・・・・」


後ろから抱きしめ頬をくっつけて鏡に写った二人を見つめる

いつもは私のほうが小さいからこういう事出来ないもんね

「スマホ取ってくれる?」

「あ、うん・・・」


それって離れろってことかな・・・・


ベットからスマホを取りにゃんにゃんに渡すと

「もう一回して」

「へぇ?」

「だから・・・・後ろから・・・」

また抱きしめて良いのかな

「こ、こうかな(;´-∀-)」


抱きしめるとスマホをいじり鏡と平行に持つ

そこに映っていたのは二人の姿で

「写真撮るね」

「うん」



うれしすぎてちょっぴり泣きそうになったから
撮った後顔を伏せてしまった

「優ちゃん?」

「アハッにゃんにゃんの匂いだ」

誤魔化すように首に顔を埋める

「こしょばい(бвб)」

「つんっ・・・好き・・・大好き」

「ふふ、陽菜も」


勢いに任せ首にキスして耳を舐めると

「んっ・・・・」

ビクンと肩が上がり吐息が漏れたからもう止まらない

「にゃんにゃん好き・・・チュッ・・・好き」

「つんっ・・・優ちゃん待っ・・・て」


「あぅ・・・ごめん・・・いやだよね・・・・」


やっぱり私となんて・・・・


「違う・・・・・・・・ベッドがいい・・・」


耳が真っ赤になってるにゃんにゃん


「そ、そ、そうだよねベッドが良いよね(;´-∀-)」

こ、これはOKってことでいいんだよね


明かりをひとつだけにして服を・・・
私が脱がす?私は脱ぐ?

どうしたらいいんだぁ(;´-∀-)

オロオロしている私に

「焦らなくていいよ」

そう言って私の頬をなで自分で服を脱ぎ始めたから
私も脱いだ