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こんばんは(-∀-`)

いきなりのタイムワープですみません
わかりにくかったですかね?


ここからは冒頭(プロローグ)で
みーちゃんと話してる所へ戻ります(笑)

高校時代は回想シーンでした


今はお互い29歳です

優子は冴えないOL
陽菜はキャリアウーマンになってました

最後の2話は小嶋さん語りで書いてますので
全貌が明らかになります。

あと7話くらいかな〜

それまでお付き合い願いますm(_ _)m


ぷーな

heartbreak 11

「こちらが今日から働いてもらう大島さんだ」

「中途採用でお世話になります大島です
よろしくお願いします」


ここは雑誌社のファッション雑誌の部署

もちろんファッションにほど遠い私は事務で採用された


頭を下げ挨拶をして顔をあげると


「ん?ねえ、どこかであったことある?」


そう言ったのは忘れもしない甘い声の持ち主


うそ、なんでここにいるの(汗)


「いえ」

そう答えるので精一杯だった

「じゃー小嶋課長よろしくね」

「はい」

課長さんなんだ・・・


「ここが大島さんの席
仕事内容は隣の北原さんに聞いて」

「よろしく♪」

「よろしくお願いします・・・」

第一印象は人懐っこそうな人だと思った

「なにかわからないことがあったら
ここの責任者私だから何でも聞いて」

「はい」


髪が短くなって眼鏡をかけてると分かんないくらい
どうでもいい相手だったんだね

私は声だけですぐわかったのに・・・
年齢を重ねてるはずなのに昔と変わらず綺麗
この年で課長だなんて凄いね
それに比べて私って・・・

勉強は私の方が出来ていたのに
何の役にも立ってなくて笑っちゃう





別れを告げてから電車の時間もずらし
会わないように避けて高校を卒業した

大学は教え合ってなかったから
二度と会う事はなかった・・・

地元にいるとこういうことがあるから
都会で就職したのに・・・ホントついてない


あれから何度も恋をした・・・・
ううん、付き合ったけど
小嶋さんほど好きになれる人がいなかったから
今でも独り身なんだけどね


「あぁぁ!!」

いきなりの大きな声にみんな驚いて

「どうしたんですか(汗)」

「あなた、毎朝雑種犬を連れて土手を走ってない?」

「散歩は・・・してましたけど」

「やっぱり、だから見た事あったんだ
ふースッキリした、さーて仕事しよ(бвб)」

「小嶋課長は相変わらず自由人ですよね(笑)」

「そうでなきゃこの仕事はやっていけないよ
みんな見習うように(笑)」

「みんな見習ったらこの部署潰れますよ」

「あぁ・・・言えてる(бвб)」


みんな笑ってるんだけど一人だけ笑えないでいる私


だって昔と全然違うんだもん
こんなキャラじゃなかったよね?

まあ、あれから十年以上たってるんだから人も変わるか
現に私が変わったんだから・・・
性格が逆転しちゃったね


それから何事もなく
気づかれないまま一週間がたった

仕事もようやく覚え迎えた金曜日


「今日は大島さんの歓迎会の日で―す」

そう、二日前に金曜日空けといてねっていきなり
北原さんに言われ、別に用事もなかったから歓迎会を受けいれた

小嶋さんも来るのかな・・・

「課長はどうされますか?」

「私は後から行くから」

「ワーイ課長の奢りだって」

「何でそうなるのよ(汗)」

「日頃、みんなは私の子供だからって言ってくれてるじゃないですか」

「それとこれとは別でしょ」

「えぇ〜」

「はぁ・・・一人いくらなの」

「飲み放題込みで3000円ぽっきり」

「仕方ないなぁー」

「やったーゴチになりま〜す」

盛り上がってるみなさん

「あのう、いいんですか(汗)」

「いいのいいの、その分仕事を頑張ればいいんだから」

「はぁ・・・・」


こんな楽しそうな小嶋さん初めて見たかも
私との時はなんていうか・・・何かを気にしていたみたいだから
あ、彼氏の事か


あぁぁ・・・もう、嫌なこと思い出しちゃったじゃん
くそー今日は思いっきり飲むぞー!
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