ついたホテルは・・・ううん
ホテルというよりも豪華な旅館?との間?

鴨川のほとりに建つ京都らし建物だった

「凄いね」

「でしょ〜写真見て即決めしちゃった(бвб)」


チェックインして案内された場所は最上階・・・と言っても5階の角部屋
もちろんスイートルームしか無くて数室しか無い


奥へ入ると

「ねえ、日本庭園があるよ(汗)」

「角だし外から見えないようになってるから楽しみ(бвб)」


楽しみって・・・日本庭園は眺めるためにあるんですけど(;´-∀-)
一瞬身震いしたけど気持ちをしっかり持ち次の部屋へ


「バスルームスケルトンだよ」

「ここのお風呂全部そうみたいだよ」

「凄いね友達同士だと見えちゃうじゃん」

「目の前にいかなければいいの!」

「あ、そうだよね(;´-∀-)」


これ以上怒らせたら駄目じゃん優子しっかりしろ


こじぱは何かを確認するかのように
ブツブツ言いながら部屋を念入りに見て回ってる姿に
またブルッと悪寒がした


なんて声をかければ良いんだろう
何を話しても襲われる気しかし無いんだけど・・・(;´-∀-)


「よし、荷物置いて貴重品は・・・ここに入れて・・・行こっか」

「えーと・・・何処へ?」

「優ちゃんの分も予約してあるから」

着いて行くとそこはスパルーム

「エステ?」

「そう、やっぱりホテルに来たらエステ受けなきゃ勿体無いじゃん」

「私生まれて初めて受ける(-∀-`)」

「うそ、なのにそんなに肌スベスベなの?
今日の夜楽しみでしか無いよね(бвб)」

「あうぅ・・・・(;´-∀-)」


ほら、やっぱりそっちに持っていかれるんじゃん(涙)

これはしっかり疲れを癒やしてもらって
勿体無いけど寝よう

そう思ってたけど

ボディ&フェイシャルとアフタヌーンティー付き

何故か同じ部屋にベットが二台


小さな声で

「ここ二人部屋なんですか?」

「いえ、個室しか無いのですが
お客様の要望で二台入れさせていただきました」


さすがこじぱどこまでもわがままだ


でもこじぱもきっと寝るよね?

と思った自分を

まだまだだなって言ってやりたい


「んっ・・・・・はぁ・・・・」

こじぱから漏れてくる吐息に興奮してねれない
もちろん私も気持ちいいけど声を出さないように我慢してるのに
こじぱは感じるまま吐き出してるから困る


エステしてくれてるお姉さんたちにも聞かれちゃうじゃんかぁ

そんなモヤモヤをエステ中ずっともってたら寝れる訳がない


「はぁ・・・気持ちよかったね(бвб)」

「う、うんそうだね・・・」

フェイシャルの時少しだけ寝れたと思う

気がついたら終わってたから

で、今はアフタヌーンティー中

「あんまり食べたら夕飯食べれないね
でも美味しい」


そうだよ今5時前だから
程々にしておかなきゃ

「良ろしければお部屋にお持ち致しますが」

「そう、よろしく」


普段と違う受け答え


お嬢様だったんだって否が応でも思い知らされる


「どうかした?」

「ううん・・・何でもない」


「・・・まあ良いけど・・それじゃー食事前にひと運動しようかな」

「そうだね、プールにする?それともトレーニングマシーンで汗流す(-∀-`)」

「はぁ?陽菜がそんな事するわけ無いじゃん」


「・・・・だよね・・・・・部屋戻ろっか・・・」


「これは、食事の時に持ってきておいて」

「かしこまりました」


頭を下げティーセットを持って下がっていくスタッフさん


よし!

大島優子、頑張ります