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heartbreak 2

にゃんにゃんとそういう・・いわゆる体の関係になるのには
半年かかった

ノンケのにゃんにゃんから何かしてくるわけじゃなく
あまりに綺麗すぎて手を出すのを躊躇していた
私が悪いんだけどね(;´-∀-)



初めてのキスは夏休みの初デートの時


付き合いだしたのが夏休みの手前だったから
休みに入るまではもちろんの事
夏休みはクラブの練習や試合で一日潰れてしまっていたから
ほとんど遊べなかったし
お盆休みは田舎に帰るからって断られたし
このまま一日も会えず終わってしまうのかって落ち込んでいた時
神様が手を差し伸べてくれたんだ(-∀-`)



(夏休みの宿題をするための休みを貰えたんだけど明日空いてる?)

LINEで送ると既読はすぐ付いたけど
なかなか返事が返ってこなかった

だから

(急でごめんね用事があるなら大丈夫だよ気にしないで)


本当は会いたかったけど嫌われるのは嫌だから我慢我慢


《まだ宿題できてないから》


これは断りの文句なのか本当に出来ていないのか・・・


(私は終わってるから手伝ってあげようか?)


また返事が来なくなった

やっぱり嫌だったのかな・・・・

スマホの画面を見ながら落ち込んでいると


《図書館でもいい?》

(いいよ!)


やった、これって一応デートだよね?


(早めのランチしてから行かない?)

《何時?》

(11時)

《わかった》


神様お願いです明日は雨を降らさないでください

降水確率は40%・・・微妙だ(汗)

待ち合わせ場所を決め
好きな食べ物を聞いてその夜はお店選びをした


迎えた朝

よし、雨降って無い!・・・曇ってるけど・・・

一応折り畳み傘をカバンに入れて
30分前に待ち合わせ場所へ

はぁ・・・ドキドキする
いつもは電車の中でしか会ってないし
制服姿しか見た事無いからどういう服で来るんだろう

私の服変じゃないかな(汗)

色々妄想をめぐらしていたら30分なんてあっという間だった

「お待たせ、待った?」

「・・・・・・・・」

「ん?どうかした」

「あ、いや・・・か、可愛いなって思って、アハッ(-∀-`)」

「そう?普段着だよ」

「制服しか見たことなかったからさ(-∀-`)」

「大島さんも可愛いよ」

「そ、そうかな、私はボーイッシュだから(汗)」

「似合ってるもん」

「陽菜さんはめちゃくちゃ可愛いし、超絶似合ってる」

「ふふ、ありがとう(бвб)」


どうしよう、笑いかけてくれた・・・
ヤバイ心臓止まっちゃう(;´-∀-)

「どうかした?」

「ううん(;´-∀-)えーとねこの辺お店少なくてさ
良さそうなの2軒しか無かったんだけどどっちが良い?」

「・・・・辺鄙な所でごめんね」

「ちがっ(;´-∀-)あの、嫌なわけじゃなくて(汗)
宿題するのがメインなんだからいいんだ」

「陽菜騒がしい所嫌いだから・・・」

「そうだよ、田舎のほうが静かで勉強も進むよね」

「ありがとう(бвб)」


なんか優しい顔になってまたドキッとした

それから図書館に近い方でご飯を食べ
夕方まで宿題に追われる事に


「え〜と・・・・これ全部?」

「う・・・・ん・・・・」

「陽菜さんの苦手な教科を引き受けるから
得意なのからヤッていって」

「・・・・・・得意なのない」

「ない・・・の?」

「うん」

「じゃーさ、このプリントならできるかな」

「・・・・・・うん、頑張る」

「アハッ頑張って」



結局ほとんど私がやったみたいになって

「大島さんのおかげで今年は宿題全部提出できる」

「それは良かった(-∀-`)」

「何かお礼・・・・・なにが良い?」

「そんなのいらないよ(汗)」

「ううん、それじゃ〜陽菜の気が治まらないから」

「じゃー・・・・・・大島さん呼びじゃないほうが良いかな」

「ん〜・・・・なんて呼ばれてるの?」

「優子が多いかな」

「それじゃー・・・優ちゃん(бвб)」

「うっ・・・・」


ダメだ息できない・・・・・


「いやだった?」

「ううん、それでお願いします」

「陽菜のこともさん付けなくてもいいよ」

「いや、呼び捨ては出来ないから(汗)
友達からはなんて呼ばれてるの?」


「友達・・・・・・一部の子にはにゃんにゃんかな」

「それ良い!私もにゃんにゃんて呼んでもいい?」

「いいよ」


「出る前にトイレ行ってきていい?」

「陽菜も行きたい」


荷物を持って二人でトイレへ

「キャッ!」

「危ないっ」

何かに躓いて転けそうになったにゃんにゃんを受け止めようとした時


チュッ!!

不可抗力で突然の出来事だったけど
見事に口と口とが重なり合い
私のファーストキスがあっという間に過ぎて行った(涙)


「ご、ご、ごめん(汗)」


慌てふためいてる私をじっと見ているかと思ったら
目線を外しあたりを見回すとまた近づいてくる唇

セカンドキスは素敵な思い出になった






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