朝早く東京駅に着き
電車に乗る

「初詣一緒に行こうよ」

「あぁ・・・・ごめん
初詣は家族と行くから・・・」

「そっかそうだよね
私も毎年家族と行ってるんだ」

うそ
高校生になってからはみーちゃんや友達と行ってる

もしかしたら同じ神社へ行くかもしれないよね

「どこへお参りするの?」

「えーと・・・・色々かな
その年によって違うかも・・・」

「そうなんだ・・・・」

話が続かないし変な雰囲気になって来たから
その話しはやめた


「学校始まる前に会える?」

「うーん・・・」

少し考えて

「卒業するまでは遊べないかも」

「受験だから?」

「うん・・・・」

「一緒に勉強しようよ」

「優ちゃんちならいいけど・・・・」

「図書館は?」

「前に一度行ったところならいいけど
でも、一人の方が勉強はかどりそうだから・・ごめん」

「朝の電車は会えるよね?」

「いつもと同じ時間なら会えるよ」

「わかった・・・・」

もうすぐ私の降りる駅

「良いお年を・・・」

「LINEするし、電話もするから」

「うん・・・・じゃーね」

「バイバイ」


楽しくて浮かれていた思いでの旅行だった・・・はずなのに
何でこんなに悲しいんだろ

家に帰りすぐみーちゃん電話した


「初詣一緒に行って」

「朝早くから何の電話だよ(怒)
小嶋さん誘っていくから今年はごめんねって言ってたの誰?」

「家族で行くんだって」

「そう言う感じの人間には見えないけどね」

「見えなくても行くんだよ(怒)」

「なんで私が怒られてんだよ」

「お土産あるから家行ってもいい?」

「私が家にいると思うな」

「いないの?」

「いるけどさ(ΘωΘ)
お菓子とジュースも買ってきて」

「わかった」



みーちゃんに話を聞いてもらい少しスッキリ

「ところで大島さん」

「な、何急に改まって(汗)」

「肝心なところが抜けてますが」

「肝心なところ?」

「その胸元のキスマーク」

「へぇっ!?(汗)」

慌てて隠そうとしたんだけど
ハイネックシャツ着てたんだった

やられた(汗)

「ひっかけたな(怒)」

「峯岸様に隠し事は通用しませんよ(ΘωΘ)
さあ、洗いざらい言いなさい」

「い、言うわけないでしょ(;´-∀-)」

「ほぅー年末年始一人っきりでもいいんだね」

「ずるいよみーちゃん」

「で、どこまでやったの」

「全部」

「えぇ!!このヘタレ優子が全部出来たの?」

「私だってヤル時はやるんだい」

「へぇーで、小嶋さんの体どうだった?」

「それがさ、凄く肌がきれいですべすべだし
胸も大きくてプリンみたいに柔くてプルプルでさ・・・・(-∀-`)
・・・・・何でそんなことまで言わないといけないんだよ((汗))」

「制服の上からでも胸大きいのわかるもんね(ΘωΘ) 」

「どこ見てんだよ、私の小嶋さんだぞ」

「男はみんな見てるんだよ」

「みーちゃん男だったの?」

「そんなわけないでしょ、何回お風呂一緒に入ってんのよ」

「だよね、びっくりした」

「こっちがびっくりだわ
で、経験ありそうだったの」

「うん・・・たぶんあると思う
結構リードしてくれてたし
初めてなのに気持ちよかったもん」

「・・・・・・・・」

「口開いてるよ」

「あ、あ、あんたもヤラレタノ?」

「う、うん、次は優ちゃんの番ねって言って襲われた」

「これは両方いけるくちだな
絶対恋人かセフレいるよそれ」

「何でそう言う事言うんだよ
みーちゃんがそんな事ばっか言うから
私変な事ばっかり考えちゃって
思いっきり楽しめなかったんだからな!(泣)」

「・・・なんか、ごめん・・・
もう言わないから泣かないでよ」


そう言って謝ってくれたみーちゃん

でもみーちゃんが言ってた事当たってたんだよね

気づかなかった私が馬鹿だったんだ