にゃんにゃんが仕事頑張ってたらまた人間になれるって
言ってくれたから張り切って仕事場に行ったのに

あいつが部屋にいて麻里子と話をしていた


「あ、やっと来た」

「むぅ・・・遅刻してないじゃん」


「そうなんだけどどうしても刑事課が
ゆっぴーの力を借りたいって言ってきて
朝早くから待ってたんだ」


「・・・・お断りしましたよね」


「そうなんですが、この事件は凄く繊細で
大型犬だとムリで優子君が適役なんです
もしもの時は俺が守るので
お願いします」

「もしもの時って・・・・危ないかもしれないんですか?」


「絶対に安全かと言われれば・・・・
我々の仕事に絶対はないので・・・」


「今の仕事だってもしかしたら爆弾とかあるかもしれなくて
危険と隣り合わせでしょ
成功したらゆっぴーの株も上がるし
待遇が今より良くなるかもよ(*`ω´)」


「でも・・・」


なんか話がすごいことになってきてるぞどうなるんだ?


にゃんにゃんをじっと見つめていたら


「優ちゃん・・・・・」


しゃがんで俺の目線まで下がってきた可愛い顔をついペロペロ・・・

しまった怒られる(汗)

と思ったのに優しい顔のまま俺の頭をナデナデ
フンフンフン♪気持ちいいぜ(-∀-`)


「でも優ちゃんは私の言う事しか聞きませんよ
どうしても必要なら私も行きます」

「小嶋さんを連れて行くことは出来ません」

「じゃームリですね諦めてください」

「ゆっぴー、この仕事が成功したら
きっと神様が願いを叶えてくれるよ(*`ω´)」

「ワン?」(なんだと!願いを叶えてくれるだと)

「そんないい加減な「ワンワン!!(する!俺するぜ)」

「ほーらゆっぴーも乗り気じゃん(*`ω´)」


「優ちゃんの言葉わかんないくせに(怒)
・・・・・それって夜までに終わりますか?」

「それは・・・わかりません
夕方までに解決するかもしれませんし
明日までかかるかもしれませんし・・・
優子君の仕事次第ですね」

「夕方までに終わらなければ中止してください」

「・・・・なにかあるんですか?」

「え、いえ・・・・そのう・・・」

「ワンワン!(大丈夫ぜ俺優秀だから)」

「でももし・・・」

「ワウン(その時は走って逃げるぜ)」

「・・・・・絶対無事に戻ってきてね(бвб)」

「ワン!!(任せろぜ♪)」


「本当に会話してるみたいですね」

「なんちゃって会話だから気にしなくていいよ(*`ω´)」

「ガルルルル(通じ合ってるんだよ(怒))
キュワゥ〜ン(体も通じ合ったけどな(-∀-`))」


「本当にこんな気味の悪い犬でいいの才加(*`ω´)」

「優子君の優秀さはみんなわかってるから大丈夫だと思うが・・(汗)」

「ガウ(怒)(気味悪くないヤイ)」


「ちゃんと秋元さんの言うこと聞くんだよ」

「ワン♪(わかったぜ)」


そう言うと頭にチュってキスしてくれて
ギュッとハグしてくれた