「可愛い恋人が居て羨ましいぞこの野郎」

「まだ続いてたなんてショック」

「花!(汗)」

「だって遠距離だからムリだろうって佳代も言ってたでしょ」

「先輩たちそんな事を言ってたんですか(怒)」

「いや、それは花を慰めるために言っただけでだな(汗)」

「陽菜一筋なので諦めて下さい」

「これから一緒にいるのは私の方が長いウググググ・・・」


野呂さんに口を塞がれてる花さん

そうだよね、この人達のほうが陽菜より長く一緒にいるんだもんね・・・


「気にしなくていいよ、相手にしてもらえなくて
意地悪してるだけだから(笑)」

「うるさい、しのぶは優子を怪我させたくせに(怒)
お世話できたって喜んでたじゃん」


優子先輩しのぶさんに躓いたんだ・・・・
確かに怪我しそう(汗)


普通に話してるってことは三人は同級生なのかな?


「もう、騒ぐなら出ていって下さい(怒)」

「静かにします・・・・・」


もしかしてみんな優子先輩のことを好きなの?


「ホテルはどこを取ったの?」

「この辺無いから福島駅近くにした」

「だよね、その方が安いか」


「明日練習休みだから外泊取って一緒に泊まればいいじゃない?」

「休みなんですか?(бвб)」

「うん、明日も雨だから休みになったんだ」


あっちゃんの予想があたった(бвб)


「明日何時に帰る予定?」

「夕飯までに帰れればいいから
3時くらいかな」


うーんとなにか考えてるかと思ったら


「今から外泊とれますかね」

「え〜優子ー冗談で言ったのにぃー(泣)」

「許す」

「あざーす(-∀-`)」


「たかみなホテルの名前教えて」


たかみなさんから聞いてスマホで調べ出した


「ちょっと電話かけてくる」


そう言って部屋を出て行く先輩


「ここですればいいのにー」


なーんて言ってブーと膨れてる花さん


「陽菜ちゃんは優子のどこが好きなの?」


いきなりの質問で答えられずにいたら


「小さくて可愛いのに走らせたら凄くて
性格もさばさばしてて大好き♪」

「花に聞いてないわ」


先に言われてしまった・・・・・


「気にしなくていいよ」


しのぶさんが声をかけてくれる


「私は全部好きです(бвб) 
優しい所も、しゃがれてる声も
フニャッと笑った時出来る笑窪も
困った時に下がる眉も・・・・
いくら言っても足りないくらい全部全部大好きです(бвб) 」


そう言い切ると


「だってさ、愛されてるね(笑)」


ドアの方を向いてそう言うから振り返ると
優子先輩が真っ赤になって立っていた