テレビはついていて電気もついている
優子先輩はベッドに入り向こうを向いたままだから
寝てるのか起きてるのかわからない


声をかけずに着替えた下着や服をカバンに詰め
明日の用意を済ませもう一度ベッドの方を見ると


「優ちゃん(汗)」


こっちを向いてニコニコしながらじっと陽菜を見ていた



「にゃんにゃんはどんな時もマイペースだよね」

「ごめんなさい(汗)」

「悪い意味じゃないよ、にゃんにゃんらしくて良いなーて
見てても全然飽きないし可愛すぎて見入っちゃったよ(-∀-`)」

「寝てるかと思った」

「ウトウトしてたけどドアが開く音で起きた」

「寝たふりするとかずるい」

「アハッごめんごめん(笑)」


ケラケラ笑う優子先輩に少し緊張が和らいだ


「なにか飲む?」

「お水飲みます」


冷蔵庫から取り出し飲んでいると


「私にも頂戴」

「お茶ですか?」


優子先輩はお水買ってなかったからそう聞いたのに


「その水が飲みたい」

「どうぞ(汗)」


間接キス

普通のキスもしてるけど
なんか恥ずかしい(汗)

ベッドまで持っていくと
それを飲みキャップを私から取るとそれを閉め
サイドテーブルに置いた


「冷蔵庫に入れておきます」

「ダーメ、今は一秒でも早くこうしたいから」


そう言うと陽菜の腕を掴み引き寄せるから
優子先輩の上に倒れてしまった


「すみません、あっえっ?」


あっという間に体勢が入れ替わり陽菜の背中にはベッドが


「ゆっくり待つって偉そうなこと言ったけど
待てそうにない・・・ダメかな(;´-∀-)」


眉をハの字に下げそう言ってくるから


「優しくして下さい(бвб)」

「はぁ・・・・やばいよ今の顔
やっぱりやめるって言っても止まんないからね(;´-∀-)」


コクンと頷くとフニャッと笑い


「大好きだよ陽菜
大切にするからね、ありがとう」


そう言って優しくキスをされた