夢のような旅は終わっちゃって現実に戻った次の日
いつものようにクラブへ向かう


でもね、目を閉じるとまだあの時の・・・・(бвб)

優子先輩優しかったなー
あ、いつも優しいけどなんていうか・・・・
思い出すと顔が熱くなってきちゃう(汗)


「にゃんにゃんおはよー」

「あっちゃんおはよー(бвб)」





昨日の帰りの新幹線に乗ってすぐに


「どうだった」

「なにが?」

「はじめてのエッチ(∵)」

「えっ(汗)」

「あ、敦子(汗)」

「こいつなんてめちゃくちゃ下手でさ
全然気持ちよくなかったんだよ
こんなもんなのって思ったんだから」

「な、何もこんな所で言わんでも良いやろ(汗)
それに私だって初めてやったんやから仕方ないやん(汗)」

「だから優子はどうだったのかなーて」


初めてって言ってたけど気持ちよかった・・・
もしかして嘘なのかな・・・・


「その反応だと良かったんだ
大丈夫、優子は完ぺきを求めて
こいつみたいに行き当たりばったりな事しないから
心配しなくても大丈夫だよ」


何も言ってないのに思いを見透かすあっちゃんてすごい(汗)
て思ってたら


「この話はもう終わりや(汗)早く弁当食べないと到着するで」


出発したばっかりで着くわけないのに
そう言って話をそらせようとしてるたかみなさん

でもお弁当を目の前に置くとそれに集中して
話が終わったからさすがって思ったもん(бвб)




「ニヤニヤしてたら後輩に突っ込まれるよ(∵)」

「え、してた?」

「顔赤くしてね(笑)」


思い出さないようにしなきゃ


「前田先輩、小嶋先輩おはようございます」


先に来ていた一年生が外に出ていこうとしていた


「まだ早いんじゃないの?」

「先に用意してから休憩しようと思って」

「今日は暑くなりそうだから水分補給も忘れずにね(бвб)」

「はーい」


元気よく返事して去っていった
あの陽菜が後輩にこんな事を言うようになるなんて
入学当時は思いもしなかった
みーちゃんが聞いてたら大きい目をさらに大きくして
大袈裟に倒れてたと思う


「少しずつだけどまとまってきてるよね」

「うん」


一時期珠理奈が孤立していたけど
合宿でそのわだかまりも取れ
仲良くしてるのを見てホット胸をなでおろしたっけ


「今年の国体珠理奈だけになりそうだね」

「由里にも頑張ってほしいけど無理かな(汗)」


三年生には悪いけど、後出れそうなのは由里だけだから


「優子はきっと出れると思うから
誰か出てくれないとここで練習になっちゃって
応援に行けないもんね」


先輩が誰も出ないとなると国体前に引退しちゃうから
あっちゃんも引退

だからあっちゃんは応援に行けるけど陽菜はいけない・・・


絶対に行きたい

不純な動機が少し・・・だけ入ってるけど
一人でも多く出れるように頑張ってほしいし
陽菜もマネージャーとしてサポートしていく


「まずはインターハイだけどね(笑)」

「そうだね、今年は暑そうだから熱中症が出ないように
マネージャーが頑張らないと」


そう思って選手たちにドリンクや冷たいお絞りとかを渡すのに
必死になってたら


「にゃんにゃん(汗)」


自分が熱中症になって倒れちゃってた