可愛い恋人   66

「あれ?優子と珠理奈なんで泣きそうになってんの?喧嘩でもした?」

「今日握手会だったっすよね?」

「敦子、チビみないらっしゃい(*`ω´)」

「ちょっ!何気にいつもひどいっすよ(汗)」

「気に入られてる証拠じゃん!本当は嬉しいくせに 」

「あつまで、ひどいわー 」

二人の話の流れを説明すると

「優子が正しいね!」

「えっ?なんで(бвб)」

「にゃんにゃん知らないの?大島優子は出来ない事は絶対に言わないんだよ
まして出来ない約束なんてしないと思う」

「それはテレビでの話でしょ」

「違うって!また遊ぼうって言ったんだったらそのつもりだから言ったんだよ!」

「そうかなー・・・これから卒業の準備とかで忙しくなりそうだし
絶対無理だよ 変に期待させたら優ちゃん達かわいそうじゃん」

「すぐには無理かもしれないけど、卒業して落ち着いたらあってくれるんじゃない?」

「国立で卒業って言ってたけど、劇場公演もあるんでしょ?
そんな長い事待てるかな 」

「優子、珠理奈!こっちおいで」

「あい・・・」

「優子さん今すごく忙しいんだって」

「・・・・・」

「だから優子達と会いたいけどまだまだ時間がかかるみたいなんだよね」

「どれくりゃい?」

「ん〜夏になって暑くなるころかな 」

「まだちゃむいよ・・・」

「そうだね、だからまだまだずーと後だけど待てるかな?」

「優子待てるよ!じゅりたんもいっちょにまとうね(´-∀-)」

「うん!」

「一緒には踊れないけど握手とかコンサートは見れるかもよ 」

「あっちゃん 」

「いいじゃん、新曲出るし、国立も応募してみれば
何ならメールして特別席とってもらったらいいじゃん 」

「今日初めて会ったのにそんな事出来るわけないでしょ 」

「えー何のためのメアド交換なんだよう
にゃんにゃんいがいにヘたれだね(笑)」

「うるさいし、常識があるだけだから」

ほんの数分しか話してないのにメールなんて出来るわけないじゃん

あーあー、どこかのスタジオでばったり!


なーんて、あるわけないよね(笑)

可愛い恋人   65

(握手会どうだった?疲れたでしょ、篠田カレーが待ってるよーん(*`ω´) )

麻里ちゃんからメールが届いた

やった!疲れてないけど御呼ばれしちゃおー(笑)

(直接寄るから帰り送ってね )返信OK!

「優ちゃん、珠理奈の所に行こうか」

「わーい!カレー?」

「あはは(笑)そう、カレーだよ 」

麻里ちゃんちに行くときはほとんどカレーで時々お鍋だもんね(笑)

お土産はケーキでいいかな
駅前のケーキ屋さんに入りケーキを4個・・・・いや6個買って
マンションに向かう

エレベーターを降りると珠理奈が玄関を開けて待っていてくれた

「ゆうたん、にゃんにゃんいらったい 」

「珠理奈、ケーキ買ってきたよ」

「ありやとう!ゆうたん行こう!」

ケーキの箱は持たずに優ちゃんの腕を取おもちゃ部屋に入って行った・・・

「ニャロ、早かったね・・・どうしたの機嫌悪いじゃん?」

「だって、珠理奈がさ、せっかくケーキ買ってきたのに見向きもしないで
優ちゃんをさらって行っちゃうんだもん・・・むう 」

「アハハ、やきもちですかニャロさん? 」

「違うけど・・・優ちゃんが来るまではにゃんにゃん!て
ずっと引っ付いてたのに・・・なんか寂しくてさ・・・」

「そりゃーゆっぴーと遊んでる方が楽しいんだから仕方ないよ(笑)」

「そうだけど・・・」

「それよりさ、握手会どうだったの?」

「それがさー 」

会場で起こった事やアドレス交換までしたことを話すと

「ニャロ、凄いじゃん!共演者でもなかなかゲットできないらしいのに 」

「そうでしょ これも優ちゃんのおかげなんだけどね 」

「メールとか来たらどうする 」

「来るわけないじゃん、社交辞令だよ」

「そうかな・・ニャロのファンだって言ってたんでしょ?」

「他のメンバーが言ってただけだから・・・陽菜そんなに有名じゃないし・・・」

「でもゆっぴーと撮った写真集評判良かったじゃん(*`ω´) 」

「あれも、優ちゃんのおかげなんだけどね(бвб) 」

「ゆっぴーはニャロの福の神だね、あっ!子供だから座敷童?」

「なんかそのたとえヤダ 」

「ママーママー!」

「じゅり坊、どうしたの?」

「珠理奈もあくしゅ行く!」

「「えっ 」」

「ゆうこたんとゆうたんと珠理奈で踊るんだよねぇ〜」

「うん(´-∀-)!」

「いや・・・握手会に行っても本当は踊れないんだよ 」

「ゆうこ、いっちょにおどったもん! 」

「それはたまたまで・・・・ 」

「なんで?また、あちょぼうね!ていったもん」

「それは社交辞令で・・・ 」

「やくちょくちたもん、ゆうこたんうちょちゅかないもん・・・ううぅぅ・・・ 」

「わーわかったから泣いちゃダメ 」

どうしよう・・・麻里ちゃんと顔を見合わせてため息をついた

わがままな女神   92

優子

こじぱに襲われて、最後には殺されるところだった(汗)

あのおっぱいは狂気になる・・・

お風呂朝入るって言ったけど・・・

そのまま寝てしまったこじぱをおいて下に降りて行くと
みんな寝ちゃったのか真っ暗だった

おばあちゃんは寝るの早いしお父さんたちも
酔っぱらって寝ちゃったのかな?

ゆっくりお風呂に入って部屋に戻るとベットの上には

すやすや眠る女神が一人・・・

ベットに近づき床に座り込み両肘をついて顔を覗き込む

綺麗だよなー、長い睫にぷっくりした唇、白くきれいな肌・・・・

何で私なんかを相手にしてくれてるんだろう・・・

でも・・・よく考えてみると私達って付き合ってないよね?

付き合って言われた事ないし、好き!て言葉も聞いてないかも(汗)

私が好きって行った時確か陽菜も!・・・て言っただけだよね・・・

ただの部屋っこで性欲のはけ口なのかな・・・

あれっ?なんで涙が出てくるんだろう・・・・

おかしいなぁ・・・
こじぱが私みたいなチビを本気で相手にするわけないじゃん・・・

一人は寂しいから私といるだけで他に遊ぶ人が出来たら
私の事なんかどうでもよくなってきっときっと・・・ううぅぅ・・・

なんでこんなに苦しいんだろう・・・っ

この気持ちどうしたらいいんだろう・・・

陽菜・・・・そう呼べる日はきっと来ないんだろうなー・・・

胸が痛いよこじぱ・・・ううっ・・・うぐっ・・・うっうっ・・・

泣きながらいつの間にか眠っていた
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