可愛い恋人   80

(はい!では、和気あいあいとお願いしまーす)

松嶋七瀬が家に遊びに来て食事をしているシーン

「アサヒさん料理上手ですよね、いつも美味しい 」

「俺の女房なんだから当たり前だろ 」

「綺麗な奥さんと可愛い子供、安堂さんは幸せ者ですよ 」

「七瀬も早く結婚しろよ!まあ、彼氏もいないしまだまだだろうけどな 」

「大きなお世話です まだまだ仕事が恋人です 」

「色気ねえな 」

「ほっといて下さいよ 」

安堂の携帯が鳴る

「はい・・・わかりました!事件発生だ!行くぞ七瀬 」

「はい!アサヒさんご馳走様でした 」

「また、いつでも来て下さいね(бвб) 」

「わかりました!毎日来ます(´-∀-)」

ちょっと(汗)そんなセリフ無いじゃん(汗)

「それは困るぅー(бвб) 気を付けてね 」

「今日は帰れないかもしれないからしっかり戸締りするんだぞ!」

「刑事の妻なんだからそれくらいわかってるし・・・早く行って!」

「優子、パパにキスしてくれ 」

「パパ!がんばってね(´-∀-)チュッ」

(ハイ、OK!)

「優子ちゃん本当に可愛いよな」

本当の親子みたいに高い高いしてもらったり
遊んでもらって結構懐いてる

「パパ!」  「んっ?なんだ?」

凄く嬉しそうな優ちゃん・・・本当だったらまだまだパパ甘えたいよね(бвб) 

(では病院でのカット行きまーす)

「れいじ!」 「パパー」

優ちゃんを抱かえて病室の飛び込んでいく
もう動かない彼、優ちゃんを下ろしてれいじの体を揺さぶる

「起きてよ、目を開けてよ、冗談だよって言ってよ 」
ここで涙を流さないといけないんだけど・・・やばいかな

その時 「パパー起きてよーねんねちないでよー 」
セリフのなかった優ちゃんが泣き出しベットによじ登り
必死で起こす姿に陽菜の目から涙があふれ出る

泣きじゃくる優ちゃんを抱きしめて陽菜も大泣 き

「ママーママーパパがぁおっきちてくれないーあぁ〜ん 」

優ちゃん (ハイ、カット!OK凄い迫真の演技で良かったよ )

カットがかかっても泣き止まない優ちゃん・・・

「すいません、たぶん今日はもう無理です・・」

「小嶋さんどうしたの?」

「あっ、優子・・・」

優ちゃんのパパの話をすると、陽菜に抱き付いてヒクヒク言ってる
優ちゃんの頭を撫でながら「優子ちゃん、辛かったね 」
そう言うと監督の所に行き話をしてくれたみたいで

「あとは私と小嶋さん達のシーンだけだから明日の最後にしてもらった
今日は優子ちゃんのケアをしてあげて」

「うん、ありがとう・・・すいません、お疲れ様でした」

みんなに挨拶をしてスタジオを後にした

可愛い恋人   79

日本に帰って一週間後ドラマの顔合わせが行われた

主役の大島優子さんです
先輩刑事役の・・・・・・

次々と有名な俳優さんや女優さんが紹介されていく

ベテランの方がわきをしっかり固めてるって感じかな

主役の相手役として小嶋陽菜さん、その子供役で優子ちゃん

ドラマは今はやりの刑事ドラマなんだけどガッツリ刑事でもなくて
恋愛系?になるらしい・・・

ちょっと待って・・・今相手役って言った?どう言う事?
友情のドラマ系になる感じ?

台本は一話ずつしかもらえなくて続きは誰にもわからない

一話目は新人優子の相方である3歳年上の刑事が
優子をかばって殉職する、その妻役が陽菜で子供が優ちゃん

「はあ・・・ 」

「にゃんにゃん、どうしたの?」

「あっ、優子・・・私演技初めてなのに結構重要な役みたいで・・・
どうしよう、絶対みんなに迷惑かけちゃうよ」

「大丈夫、大島さんが引っ張って行くしありのままのにゃんにゃんでいいよ」

「でも・・・・」

「不安ならさ練習付き合うよ(´-∀-)」

「今一番忙しいアイドルにそんな事頼めないよ 」

「いいのいいの、大島さん止まってると死んじゃうから
忙しいぐらいがちょうどいいの 」

「じゃーその時が来たらお願いする(бвб)」


一話目から殉職シーンで陽菜と優ちゃんは泣かなきゃいけないんだけど
優ちゃん泣けるかな?

「優ちゃん、今日からドラマが終わるまで陽菜の事
にゃんにゃんと言わないでママって呼んでね」

「お家でも?」

「そうだよ(бвб)」

「わかったー、ママ!」

「なーに」

「マーマ 」

「なーに?」

「ママちゅき(´-∀-)」

照れながら言う優ちゃん、可愛すぎだし

役名は・・・陽菜がアサヒで優ちゃんはそのまま優子
主役の優子は七瀬だから

「優ちゃん、優子の事も今日からナナちゃんて呼べるかな?」

「ナナたん?」

「そう、七瀬だからななちゃん(бвб)」

「わかったー(´-∀-)」

「いい子 」

頭を撫でてあげると気持ちよさそうに目を細めた

幼馴染   21

陽菜



リビングに行くと裸のままソファーに座り
おでこには冷えピタを貼ってもらった優ちゃんが
ジュースを飲んでいた

まだ、少しくたってしてる・・・


「今日はおばちゃんと寝ようね」

「・・・やだ・・・にゃん・・にゃんと寝たい・・」

「でもねぇー・・・」

「いいよ、優ちゃんパジャマ着たら部屋に行こう(бвб) 」

「うん(´-∀-)」


パンツをはかせてパジャマを着せる

抱っこしてあげると嬉しそうに手を首に回してきて
もたれ掛ってくる

いつもこれくらい大人しいともっと可愛いんだけどね(笑)


「これ持って行ってのど乾いたら飲ませてあげて」


ママからペットボトルを受け取り部屋に戻った

ベッドの上でおろして


「一人で寝れる?」


首を横に振る優ちゃん

まだ寝るには早いし、宿題もしてないんだけどなー・・・
まっ、いっか明日学校でみーちゃんに見せてもらおっと(бвб) 

一緒にベッドに入ると引っ付いてくる優ちゃん


「にゃんにゃん、いい匂い(´-∀-)」

「んっ・・・・」


背中をトントンしてあげると目をショボショボさせて
あくびをしだした


「ふぁぁー・・・にゃんにゃん・・・好き(´-∀-)」

「んっ・・・(бвб) 」


言うだけ言ったらスースー言い出して寝ちゃった・・・

おでこには冷えピタが貼ってあるから
頬にチュッとして


「陽菜も好きだよ」


起きないようにそっとベッドから降りて下に行く


「あら、もう寝ちゃったの?」

「うん、あっという間だったよ、陽菜のど乾いた」

「そういえば飲んでなかったわね(笑)」


冷蔵庫から牛乳を出してコップに入れながら


「ゆきりんとみなみ、いつ帰ったの?」

「さっきよ、今敦子がお風呂に入ってるわ」

「ねえ、ママ・・・」

「なあに?」

「年下ってどれくらいまでならいいのかな」

「急にどうしたの?」

「んー・・・ちょっとね(汗)」

「そうねぇ、未成年だとダメだけど陽菜が大人になって
優子ちゃんが18歳になったら結婚できるわよ」

「なんで優ちゃんなの(汗)」

「あら、違ったかしら(笑)」

「知らない(бвб) 」


後13年・・・陽菜27歳じゃん・・・絶対無理だよね・・・
若い女の子の方がいいに決まってるし

はあ・・・考えるのやめよーと(бвб) 
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