可愛い恋人   72

「ゆっくりしててくださいね(бвб)」

夕飯の支度をしようとすると

「手伝います(´-∀-)」

「いいのいいの、お客様は約束を果たすべく子供達と踊ってくださーい(*`ω´)」

麻里ちゃんがニヤニヤしながら机を動かして場所を作っている

チビ二人はワクワクしながら待っている

「優子さんすいません 」

「私も楽しみにしてたし大丈夫です 」

「では、スイッチON 」

DVDが始まると三人は歌って踊りだす
その様子をビデオに撮ってる麻里ちゃん・・・いいのかな

鍋の用意が出来た頃には三人は汗だくで(笑)
どれだけ一生懸命踊ったんだろ・・・陽菜もちゃんと見たかったなー
後から麻里ちゃんに見せてもらおっと!

「お風呂入ってください」

「でも、着替えが・・・ 」

「新しい下着ありますし服は洗濯して
乾燥機掛けたら帰るまでに乾きますよ!」

「入らせてもらおうかな・・・優子ちゃんと珠理奈ちゃんも
一緒に入ろうか!?」

「「やったー 」」

「二人も入れたら大変ですよ 」

「なんとかなりますよ!」

二人はもう裸になってるし(笑)

「ゆうこたん早く行こう 」

両手を引っ張られて部屋を出て行った

少し片づけて机を戻し鍋に材料を入れて煮込みだす

「タオルと着替え洗濯機の上に乗せておきますね」

「ありがとうございます」

中からはキャッキャッとはしゃぐ声が・・・余計に疲れるんじゃないかな

リビングに戻って少しすると

「上がりまーす!」

タオルを巻きつけて走ってくるチビ二人

「あーたのちかったね 」   「ねえ 」

服を着せていると

「ふーサッパリしたー(´-∀-)」

だぼだぼのスエットとトレーナー(笑)

「すいませんそれしかなくて(笑)」

「私が小さいんで 」

「とりあえずビールでいいかな(*`ω´)」

「アハッありがとうございます」

「はいみんな座ってー手を合わせて、いただきます」

焼酎が好きらしくお湯割りにして陽菜も少し飲む
麻里ちゃんは車だからもちろん飲めない

「優子!明日仕事は?」

「ちょっと麻里ちゃん 」

「あっ!いいですよ、こじはるさんも優子って呼んでください 」

「でも・・・ 」  

「私もにゃんにゃん、て呼んでもいいですか 」

「・・・いいですけど・・」

「やったー呼んでみたかったんです 」

「はい!じゃー呼んでみよ〜(*`ω´)」

「にゃんにゃん・・・・ わー言っちゃった 」

真赤になって手で顔を覆う、優ちゃんと珠理奈の頭の上にはマーク
そりゃー二人はいつもにゃんにゃん、て呼んでるもんね(笑)

「にゃんにゃん、ゆうこたん何で、お顔が赤いの」

「あぁーえーと、お酒飲んだから赤くなったのかもね」

「ふーん・・・だからにゃんにゃんも赤いんだね(´-∀-)」

えっ 陽菜も赤くなってたの

「ほうほう(*`ω´)」 「なによー(бвб)」

「いやー二人とも可愛いなーて思ってね(ニヤニヤ)」

「あたり前じゃん!ねえ、優ちゃん」

「アハッ(´-∀-)照れる・・・ 」

「あっ!小っちゃい優ちゃんに言ったんですけど(汗)」

「そうですよね・・・・(シュン)」

「優子わかりやすーい(笑)」

「何が?(бвб)」

「ニャロ、鈍いから頑張れ(*`ω´)」

「何頑張るぅ」

むう・・・二人だけわかりあってるの?意味わかんないし

可愛い恋人   71

「こじはるさんこの後の予定は?」

「今日はもう終わりです、大島さんは?」

「私も珍しく終わりでして・・・良かったら食事に行きませんか?」

「嬉しいですけど優ちゃんが居るので・・・」

「一緒に行きましょうよ!」

「にゃんにゃんご飯行くの?ゆうこたんも行くの?」

どうしよう・・・

「じゅりたんいっちょでもいい?」

「いいよ お姉さんのお子さんですよね?
よかったらお姉さんもご一緒にいかがですか?」

「でも・・・」

絶対騒がしくなりそうだし・・・

「あの・・・もし嫌でなければ陽菜のマンションでお鍋でもどうですか?
子供たちが暴れたり眠くなっても大丈夫ですし」

「えっ!?お邪魔していいんですか?嬉しいな(´-∀-)」

「犬飼ってるんですけど大丈夫ですか?」

「アハッ(´-∀-)動物は大好物です 」

「大好物・・・・ 」

「冗談ですよ、冗談 大好きなので大丈夫ですよ」

「じゃー住所教えるので夕方にでも来てください」

「一緒に行ったらダメですか?」

「えっ でも、買い物とかして帰りますしまだまだ時間が・・・」

「一緒がいいよね、優子ちゃん 」

「うん(´-∀-) 」

「はい!決まり 行きましょう」

「でも、バレタラやばくないですか 騒がれますよ」

「帽子とマスクしてたらわかんないですよそれに子連れだし(笑)」


才加に近くのスーパーで下してもらい三人で買い物して
マンションまで歩く

「荷物持ってもらっちゃってすいません 」

「私、小さいですけど力持ちなので 」

力こぶ作る仕草をしながら二カッて笑う顔にドキッとする・・・

麻里ちゃんにメールを送ると仕事はやめに切り上げて来るみたい

「散らかってますけど・・・子供と犬がいるという事で・・・ 」

「あはっ!わかってますよ、全然気にしませんから 」

こんな事なら片付けておけばよかったと少し後悔

「お邪魔しまーす(´-∀-)」

「おぢゃまちまーちゅ(´-∀-)」

「優ちゃんはただいまでしょ(笑)」

「あっ!まちがえた 」

キャンキャン!

「みみたん、ただいま 」

「みみたん、て言うですか?」

「みみ!ですけどね(笑)」

「あぁ・・・ 可愛いですね」

「優ちゃんの妹なんですよ 」

「優子ちゃんお姉ちゃんなんだ 」

「ちょうだよ!ゆうこおねえたんなの(´-∀-)」エヘンとドヤ顔(笑)

「ソファーに座ってください、紅茶でもいいですか?」

「はい!あまり気を使わないでくださいね」

「陽菜が飲みたいのでついでです 」

「アハッ(´-∀-)お願いします」

ちゃっかり膝の上に座る優ちゃんにはオレンジジュース(笑)

たわいもない話をしていると、ピンポーン!!

「はーい、あれ?麻里ちゃん早ーい、優ちゃん鍵開けてきて」

「はーい!」小さな台を持って玄関に向かう

開けに行ったかと思ったらすぐにドタバタと言う足音がして

「わーホントだ優子ちゃんだ 」

「こんにちは、珠理奈ちゃん?」

「はい 」

「じゅり坊、手洗いとうがいしなー」

洗面場に走って行く珠理奈と入れ違いに麻里ちゃんが入ってきて

「わおぅ!本物だ(笑)」

「麻里ちゃん 」

「初めまして姉の篠田麻里子です」

「初めまして大島優子です・・・もしかしてモデル兼デザイナーの篠田さん?」

「ピンポーン 正解(*`ω´) 」

「ええっ!姉妹だったんですか?名前違うから全然気づきませんでした 」

「美人姉妹ってよく言われます(*`ω´) 」

「アハッ(´-∀-)その通りですね二人とも美人さんだ 」

いきなり仲良くなってるし・・・恐るべし麻里子(笑)
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