あなたに出会えて<新しい未来へ> 9

優子

「いたたたた(汗) 」

「優ちゃん大丈夫(笑)」

「陽菜は筋肉痛になってないの?」

「うん、だって手を抜いてたもん(бвб)」

「陽菜の練習なのに抜いてちゃダメじゃないか(怒)」

「優ちゃんが思い切りしすぎなの!それにKの曲は動き激しいし」

「でも、良く踊れたと思う、自分で自分を褒めてあげたい(´-∀-)」

「どっかで聞いたセリフ・・・」

「楽しかったなー(´-∀-)」

「また踊りたいんじゃないの?」

「踊るのは好きだけど・・・夢は女優だったからね」

「陽菜と結婚しなければもう少し長く出来てたのに・・・」

「それは違う!陽菜がいなかったらAKBにだって入ってなかったし
まして女優になんてなれてなかったもん
もしかしたら死んで・・「優ちゃん!」」

陽菜に引き寄せられて抱きしめられた

「陽菜はね、私のすべてなんだ(涙)
だからどこにもいかないで、私を見捨てないでね」

「陽菜は何処にもいかないよ、ずっと優ちゃんのそばに居るから」

「ありがとう陽菜」

「優ちゃん 」

見つめ合って二人の距離がゼロになる瞬間ドアが開き

「ママ、なーな!バーバが早くご飯食べに来なさいって怒ってるよ」

「やばい、早く行かなきゃ 」

「もう、ママうるさいんだから 」

「優陽、陽菜、早く行こう 」

「むう・・・・(怒) 」

「どうしたの?」

「優陽だけ抱っこしてもらってずるい 」

「さすがに陽菜を軽くは抱っこ出来ないよ(汗) 」

「じゃー手!」

「アハッ(´-∀-)はいどうぞ 」

「んっ(бвб) 」

下に降りて行くと

「あなた達はいつまでイチャイチャしてるつもり (怒)」

「おばあちゃんになってもずーとだよね優ちゃん(бвб)  」

「うん、ずーとだねにゃんにゃん(-∀-`) 」

「あーママがにゃんにゃんて言った〜甘えたママだー(笑) 」

「優陽うるさいよ(汗) 」

「アハッ、なーな見て、ママお顔がまっかっか(笑)」

「ホントだね(笑)優ちゃん可愛い 」

「ママ、かわいい〜」

「もう・・・(汗) トイレ行って来る」

「あーあ、ママ行っちゃったよ 」

「うふふ、座って待っとこうね」


もう!二人して・・・・・私だってにゃんにゃんに甘えたいんだから

優陽が寝たらいっぱい甘えちゃうもんね(´-∀-)

可愛い恋人 U   36

優子

二人の気持ちが通じ合った夜
飽きるほどキスをして抱きしめあったまま眠った

いい気持で寝てるのに何かが私の頬にあたって目が覚めた

ゆっくりと目を開けると目の前にはしかめっ面をしたチビ二人・・・

あれ?もう朝 「今何時?」

「ちらない 」

目覚ましがまだ鳴っていないし外はそんなに明るくないから
まだ起きる時間じゃないと思うんだけど
昨日早く寝すぎた二人は目が覚めちゃったんだね

でもなんで怒ってるの?

陽菜はまだ大島さんの腕の中で眠っているし・・・

あっ もしかしてこれに怒ってるのかな

「えーと・・・おはよう、二人とも早いね 」

起きようとするけど陽菜の腕ががっちり回されていて起きれない(汗)

「ゆうこたんぢゅるい 」

「アハッ(´-∀-)だよね 」

「優子にゃんにゃんと寝たかったけど我慢ちて
寝たのに優子たんいっちょにねてるち
だっこちゃれてる 」

だよね

「にゃんにゃん・・・・にゃんにゃん起きて(汗)」

「ん〜・・・もうすこしぃ〜」

一段と抱き寄せられて引っ付く形になった

チラッとチビ優を見ると目をうるうるさせてるし

「にゃんにゃんチビ優たち起きてるよ」

「んん・・・・ん?優ちゃん 」

急に腕がほどかれて起き上がった拍子に
大島さんソファーから落ちました・・・

「あっ、ごめん(笑)・・・優ちゃんどうしたの?どこか痛い?」

涙をためて首を横に振るだけで何も言わないチビ優

「にゃんにゃんが私に引っ付いて寝てたから
ずるいって怒られた」

「そっかー・・・ごめんね、おいで!」

両手を広げて呼び寄せると
胸に飛び込んでいくチビ優・・・・

「お酒飲んでたらね、そのまま寝ちゃったの
今度からは気を付けるね(бвб) 」

「うん・・・・」

「優子今何時?」

「えーと・・・5時過ぎ」

「まだ寝れるじゃん、ベット行こうね」

「うん(´-∀-)」

「珠理奈もおいで」

陽菜を真ん中にしてチビ二人が両側を占領・・・・

大島さんは珠理奈ちゃんの隣

滑り出しは失敗しちゃったけどこれからドンドン
挽回してチビ優とにゃんにゃんを絶対に泣かさないように
するからね(´-∀-)

少しだけわがままな女神   8

優子

どうしよう・・・・・
お風呂に入る前ちゃんとトイレに行ったのに(涙)

してる最中にお漏らししちゃうなんて・・・

絶対に怒られて嫌われる!て思ったのに
なんか喜んでたような気がするのは気のせいかな?

泣いてる私の頭を撫でてくれてすごく優しいこじぱ

そのまままた鳴かされて、くたくたな私を
まだ時間があるからって、やさしく抱きしめて寝てくれた・・・

嬉しけど、いつものこじぱじゃないみたいで・・・
なんかありそうでモヤモヤする


「優ちゃん・・・・優ちゃん、そろそろ起きないと遅刻しちゃうよ」

こじぱの声で目を覚ますと着替え終えていて
いつもより念入りに化粧をしてる・・・

やっぱりどこかへ出かけるんだ

重い足取りでシャワーを浴びに行き出てくると

「陽菜先に行くから、お金払っとくしギリギリまで
ゆっくりしてていいからね(бвб) 」

そう言うと出ていった

まだ四時なのにどこに行くんだろ・・・
今日優しかったのは後ろめたさがあるからなのかな?

はあ・・・気が重い・・・

そんな気持ちのままバイトに行ってもうまくいくはずがなく
オーダーミスしたり失敗ばかり・・・

「大島さん、今日は体調悪そうだからもう上がってもいいよ」

「すみません・・・」

言葉はやさしいけど少し怒ってた

いつもより2時間も早く上がらされて
寮までの道のりをトボトボ歩きもう少しで着くところまで来たら

寮の門の所で一台の車が止まった

男の人が降りてきて助手席のドアを開けエスコートしてる

そこから降りてたのは・・・・こじぱ?

手を握られて降りると軽く抱擁して笑顔で手を振って
見送っていた・・・・

アハッ(´-∀-)お似合いじゃん・・・

やっぱり私の事なんて遊びだったんだ・・・
そうだよね、チビで女だし、お金も持ってないし・・・

今までも私がいない時は会ってたのかな
本気だった私がバカみたいじゃん(涙)

あれ?なんでこんなに涙が出てくるんだろう

悔し涙かな(笑)

「ゆっぴー!」

後ろから聞こえてきた大きな声
その声に気づいた陽菜もこっちに振り向く

「ゆう・・・ちゃん?」

もう、やだよ!誰にも会いたくない(涙)

後ろを振り向いて麻里ちゃんの横を走り抜けようとしたのに

腕を掴まれていつの間にか抱きしめられていた
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2014年07月 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
アーカイブ
カテゴリー