優子
「いたたたた(汗) 」
「優ちゃん大丈夫(笑)」
「陽菜は筋肉痛になってないの?」
「うん、だって手を抜いてたもん(бвб)」
「陽菜の練習なのに抜いてちゃダメじゃないか(怒)」
「優ちゃんが思い切りしすぎなの!それにKの曲は動き激しいし」
「でも、良く踊れたと思う、自分で自分を褒めてあげたい(´-∀-)」
「どっかで聞いたセリフ・・・」
「楽しかったなー(´-∀-)」
「また踊りたいんじゃないの?」
「踊るのは好きだけど・・・夢は女優だったからね」
「陽菜と結婚しなければもう少し長く出来てたのに・・・」
「それは違う!陽菜がいなかったらAKBにだって入ってなかったし
まして女優になんてなれてなかったもん
もしかしたら死んで・・「優ちゃん!」」
陽菜に引き寄せられて抱きしめられた
「陽菜はね、私のすべてなんだ(涙)
だからどこにもいかないで、私を見捨てないでね」
「陽菜は何処にもいかないよ、ずっと優ちゃんのそばに居るから」
「ありがとう陽菜」
「優ちゃん 」
見つめ合って二人の距離がゼロになる瞬間ドアが開き
「ママ、なーな!バーバが早くご飯食べに来なさいって怒ってるよ」
「やばい、早く行かなきゃ 」
「もう、ママうるさいんだから 」
「優陽、陽菜、早く行こう 」
「むう・・・・(怒) 」
「どうしたの?」
「優陽だけ抱っこしてもらってずるい 」
「さすがに陽菜を軽くは抱っこ出来ないよ(汗) 」
「じゃー手!」
「アハッ(´-∀-)はいどうぞ 」
「んっ(бвб) 」
下に降りて行くと
「あなた達はいつまでイチャイチャしてるつもり (怒)」
「おばあちゃんになってもずーとだよね優ちゃん(бвб) 」
「うん、ずーとだねにゃんにゃん(-∀-`) 」
「あーママがにゃんにゃんて言った〜甘えたママだー(笑) 」
「優陽うるさいよ(汗) 」
「アハッ、なーな見て、ママお顔がまっかっか(笑)」
「ホントだね(笑)優ちゃん可愛い 」
「ママ、かわいい〜」
「もう・・・(汗) トイレ行って来る」
「あーあ、ママ行っちゃったよ 」
「うふふ、座って待っとこうね」
もう!二人して・・・・・私だってにゃんにゃんに甘えたいんだから
優陽が寝たらいっぱい甘えちゃうもんね(´-∀-)
優子
二人の気持ちが通じ合った夜
飽きるほどキスをして抱きしめあったまま眠った
いい気持で寝てるのに何かが私の頬にあたって目が覚めた
ゆっくりと目を開けると目の前にはしかめっ面をしたチビ二人・・・
あれ?もう朝 「今何時?」
「ちらない 」
目覚ましがまだ鳴っていないし外はそんなに明るくないから
まだ起きる時間じゃないと思うんだけど
昨日早く寝すぎた二人は目が覚めちゃったんだね
でもなんで怒ってるの?
陽菜はまだ大島さんの腕の中で眠っているし・・・
あっ もしかしてこれに怒ってるのかな
「えーと・・・おはよう、二人とも早いね 」
起きようとするけど陽菜の腕ががっちり回されていて起きれない(汗)
「ゆうこたんぢゅるい 」
「アハッ(´-∀-)だよね 」
「優子にゃんにゃんと寝たかったけど我慢ちて
寝たのに優子たんいっちょにねてるち
だっこちゃれてる 」
だよね
「にゃんにゃん・・・・にゃんにゃん起きて(汗)」
「ん〜・・・もうすこしぃ〜」
一段と抱き寄せられて引っ付く形になった
チラッとチビ優を見ると目をうるうるさせてるし
「にゃんにゃんチビ優たち起きてるよ」
「んん・・・・ん?優ちゃん 」
急に腕がほどかれて起き上がった拍子に
大島さんソファーから落ちました・・・
「あっ、ごめん(笑)・・・優ちゃんどうしたの?どこか痛い?」
涙をためて首を横に振るだけで何も言わないチビ優
「にゃんにゃんが私に引っ付いて寝てたから
ずるいって怒られた」
「そっかー・・・ごめんね、おいで!」
両手を広げて呼び寄せると
胸に飛び込んでいくチビ優・・・・
「お酒飲んでたらね、そのまま寝ちゃったの
今度からは気を付けるね(бвб) 」
「うん・・・・」
「優子今何時?」
「えーと・・・5時過ぎ」
「まだ寝れるじゃん、ベット行こうね」
「うん(´-∀-)」
「珠理奈もおいで」
陽菜を真ん中にしてチビ二人が両側を占領・・・・
大島さんは珠理奈ちゃんの隣
滑り出しは失敗しちゃったけどこれからドンドン
挽回してチビ優とにゃんにゃんを絶対に泣かさないように
するからね(´-∀-)
優子
どうしよう・・・・・
お風呂に入る前ちゃんとトイレに行ったのに(涙)
してる最中にお漏らししちゃうなんて・・・
絶対に怒られて嫌われる!て思ったのに
なんか喜んでたような気がするのは気のせいかな?
泣いてる私の頭を撫でてくれてすごく優しいこじぱ
そのまままた鳴かされて、くたくたな私を
まだ時間があるからって、やさしく抱きしめて寝てくれた・・・
嬉しけど、いつものこじぱじゃないみたいで・・・
なんかありそうでモヤモヤする
「優ちゃん・・・・優ちゃん、そろそろ起きないと遅刻しちゃうよ」
こじぱの声で目を覚ますと着替え終えていて
いつもより念入りに化粧をしてる・・・
やっぱりどこかへ出かけるんだ
重い足取りでシャワーを浴びに行き出てくると
「陽菜先に行くから、お金払っとくしギリギリまで
ゆっくりしてていいからね(бвб) 」
そう言うと出ていった
まだ四時なのにどこに行くんだろ・・・
今日優しかったのは後ろめたさがあるからなのかな?
はあ・・・気が重い・・・
そんな気持ちのままバイトに行ってもうまくいくはずがなく
オーダーミスしたり失敗ばかり・・・
「大島さん、今日は体調悪そうだからもう上がってもいいよ」
「すみません・・・」
言葉はやさしいけど少し怒ってた
いつもより2時間も早く上がらされて
寮までの道のりをトボトボ歩きもう少しで着くところまで来たら
寮の門の所で一台の車が止まった
男の人が降りてきて助手席のドアを開けエスコートしてる
そこから降りてたのは・・・・こじぱ?
手を握られて降りると軽く抱擁して笑顔で手を振って
見送っていた・・・・
アハッ(´-∀-)お似合いじゃん・・・
やっぱり私の事なんて遊びだったんだ・・・
そうだよね、チビで女だし、お金も持ってないし・・・
今までも私がいない時は会ってたのかな
本気だった私がバカみたいじゃん(涙)
あれ?なんでこんなに涙が出てくるんだろう
悔し涙かな(笑)
「ゆっぴー!」
後ろから聞こえてきた大きな声
その声に気づいた陽菜もこっちに振り向く
「ゆう・・・ちゃん?」
もう、やだよ!誰にも会いたくない(涙)
後ろを振り向いて麻里ちゃんの横を走り抜けようとしたのに
腕を掴まれていつの間にか抱きしめられていた