あなたに出会えて<新しい未来へ> 4

優子

ロビーに出るとフラッシュの嵐

優陽を抱き上げて歩くその横を陽菜が歩いてる

記「6年ぶりの帰国ですが何かされるんですか?」
記「そのお子さんはどなたの子供ですか?」

次々に質問されマイクを向けられ、広い場所で立ち止まると
一気に囲まれた

「今回は陽菜の仕事と私の休暇で帰ってきました
詳しくは会見を開きますので今日はこの辺で許してください」

記「いつされるんですか?」

「陽菜のTwitterでお知らせしますので見ていてください(笑)」

アメリカでのマネージメントは委託してやってもらっているが
基本どこのも所属せずに個人事務所的な感じでやっている

仕事で縛り付けられるのは嫌だから・・・



外に出てお父さんの車に乗り込む

「優子ちゃん大変だったね 」

「ご迷惑をおかけして申し訳ありません(汗) 」

「なに他人行儀な事言ってるの、娘二人とかわいい孫のためだもの
迷惑だなんて思ってないわよ 」

「お義母さん・・・・(涙) 」

「ママありがとう(бвб) 」

「じーじ、バーバ、こんにちは」

「優陽ちゃん待ってたのよ 日本へ来てくれて嬉しいわ♪ 」

「優陽も嬉しい 」

「食事はどうする?」

「とりあえず家に帰りたい(бвб) 」

「そうね、たいした物は無いけど一応用意してあるから家でゆっくりしなさい」

「何もしなくてもご飯が出てくるのってありがたい 」

「陽菜ごめんね・・・」

「違う(汗) 優ちゃん達のご飯作るの毎日楽しいんだよ!」

「でも・・・初めて会ったときは何も作れなかったのに・・・
本当は作るの嫌いじゃないの?」

「あの頃はまだ高校生だったし、ママが作りに来てくれて
作り置きが沢山あったから作らなくてもよかったんだもん 」

「私が奥さんなのに・・・ごめんね」

「優ちゃんはちゃんとお休みの時は作ってくれるじゃん
それだけで十分だよ 」

「あらあら、日本に帰ってきていきなり喧嘩してるのかしら 」

「喧嘩じゃないし 」

「でも優陽ちゃんの眉毛が優子ちゃんとおんなじ形になっちゃってるわよ 」

「わぁー(汗) 優陽ごめんね、喧嘩じゃないから 」

「だってママが悲しいお顔してたもん・・・」

「優ちゃんはたまにネガティブになるだけで
ママとなーな喧嘩したことないでしょ?」

「うん・・・」

陽菜に抱きしめられて胸に顔をスリスリしてるし・・・・・

誰に似たのか・・ うう・・・私の胸なのにー(汗)

ブゥーて拗ねてたら「優ちゃんもおいで!」

て、にゃんにゃんが言うから優陽をのけて独り占め

「ママずるい〜(怒)」

無視してたら

「子供がいても相変わらずなのね(笑)」

お義母さんに笑われて慌てて離れた

つい、ここが日本だって事忘れちゃう(笑)

可愛い恋人 U   31

陽菜

「見てみて!お腹ポンポン(-∀-`) 」

「優ちゃん食べすぎだし(笑)」

「だっておいちかったんだもん(-∀-`) 」

ホテルについて優子がチェックインしてくれてる

「荷物は部屋に運んでくれたみたいだよ」

「そうなんだ海外みたいだね(бвб)」

エレベーターに乗り込み最上階のボタンを押す優子

最上階・・・

「優子?」

「ヘヘ、せっかくだし奮発しちゃった(´-∀-)」

ドアを開けて中に入る

「ちゅごーい(-∀-`) 」

「優子ちゃんこっち来て、お風呂見えてる」

そこには壁じゃなくてガラス張りの洗面所とお風呂・・・

「お風呂からテレビ見えるー」

よく見るとカーテンがあって閉めると見えないようになっていた
ふう・・・よかった(бвб)

「にゃんにゃんこっち見て部屋の中にバルコニーがある」

もちろんガラス張りでドアがあり部屋に入り組んでるけど
外になっていた

「あれってUSJじゃない?」

「そうだね、綺麗な夜景(´-∀-)」

少し眺めていて後ろを振り向くと

「こら!何裸になってるの(汗)」

「お風呂はいりゅ(-∀-`) 」

「ここから見えるし、少し遊ばせてあげれば?」

「そうだね、滑らないように気を付けるんだよ」

「「はーい」」

遊ぶ二人を気にしながら明日回るところを考える

「にゃんにゃん乗りたいアトラクションある?」

「陽菜はいいよ、優ちゃん達が楽しんでくれた方がうれしいもん
優子は乗りたい所に遠慮せずに行ってね
陽菜たち待ってるから」

「わたしもいいや!卒業したらまた来れるし」

本当に卒業しちゃうんだね
TVであんまり見れなくなっちゃうのかな・・・

あれ?何この気持ち・・・

「にゃんにゃん上がってもいい?」

「だめーまだ洗ってないでしょ
陽菜が入るから待ってて」

「私が入ろうか?」

「いい、陽菜が入る(бвб)」

「カーテンは・・・」

「閉めるにきまってるでしょ 」

「アハッ そうだよね」

何その残念そうな顔は・・・

「順番にあげていくから拭いてあげてね」

「お安い御用ですよ姫(´-∀-)」

「なに、姫って?」

「あっ!つい・・・ 」

「へんなの 」

幼馴染   41

陽菜

なんとな受けた大学に合格して四年間留年する事無く
無事卒業する事が出来た

陽菜やればできる子(бвб) 

今年から母校である中学校の保健医に赴任

これも前任の先生が結婚退職して偶然空きができ
たまたま遊びに行った時、陽菜の担任だった先生が
校長先生になってて・・・
あれよあれよと言う間に決まった・・・

母校という事は優ちゃん通っている中学なわけで・・

今年2年生になった優ちゃんは

スポーツ万能、頭は学年で一位、背は相変わらず低いけど(笑)

これで人気がないはずがない(汗)

優ちゃんの周りには男女関係なくいつも人だかりが出来ている

相変わらず口は悪くて変態親父なのに

女の子曰く、そこが可愛いんだとか・・・

むう・・・それは陽菜だけが知ってた可愛さなのに・・・(怒)

サッカーでは中学生の能力をはるかに超えていて
次世代の有望選手として名前が取り上げられているほど

あんまり凄くなりすぎないでほしいんだけど・・・

優ちゃんが大人になった時、陽菜はいくつだと思ってる?

おばさんより若い子がいいに決まってるし

サッカー選手って女子アナやアイドルと結婚してるじゃん・・・

優ちゃんもきっとそうなるんだろうなー・・・

ハアー・・・・

新しい恋、見つけなきゃいけないのかなぁー(бвб) 
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