可愛い恋人 U   41

由紀

「おはようごぢゃいまちゅ(´-∀-)」

「優子ちゃんおはよう!USJは楽しかった?」

「うん!ちゅごくねたのちかったよ
キティたんとちゃちんいっぱい撮ったの(´-∀-)」

「そうなんだー今度写真見せてね」

「いいよ(´-∀-)お部屋おっちくて
お風呂も見えててキャァーて言ってエッチーてあちょんで
優子たんとも入ったの(´-∀-)」

「優子ちゃん?珠理奈ちゃんじゃなくて?」

「わぁぁーと、かしわげちゃんおはよう(бвб) 」

「小嶋さんおはようございます、優子ちゃんが優子ちゃんとって・・・
人形か何かですか?」

「うーん・・・そんな感じ(бвб) 」

「実はですね、私もゴールデンウィークの最終日
大阪に行ってたんですよ」

「へえー何しに行ったの?」

「佐江ちゃんの握手会 」

「ふーん・・」

「あんまり興味なさそうですね 」

「佐江ちゃんて上海のグループじゃなかったっけ?」

「今はですねSKEと兼任になって日本にいるんです 」

「そんなに好きなんだ」

「学生のころはしょっちゅう握手会に行ってたから
認知もしてもらってたんですよ 」

「ふーん・・・」

「やっぱり興味ないですよね 」

「今度の総選挙とか卒業コンとか出るんじゃないの?」

「出るんですけど両方ともチケット取れなくてへこんでます
それに私雨女だから雨降ったら困るし・・・
当たらないでよかったとも思うんですけど・・・ 」

「ファンも大変だね(笑)」

「小嶋さん達は卒コンは行かれるんでしょ?」

「うん、国立のチケットあるからね」

「いいですよねー優子さんと心友だからきっと泣くんだろうなー
泣いてる佐江ちゃんも見てみたいなー・・・
でも見たら私も泣いちゃいそう 」

「もしもーし!かしわげちゃーん帰ってこーい(笑)」

「すいません 意識がどっかに飛んでました(汗)」

「しっかり子供たち見てよ 」

「すいません・・・・頑張ります!」

「今日もよろしくー 」

「行ってらっしゃい」

はあー・・・最後のさえゆう生で見たかったなー・・・

あなたに出会えて<新しい未来へ> 14

公演は大成功!

アンコールでは現役も全員舞台にあげて桜の花びらたちを大合唱

もう一度AKBの波が来ればいいのにね


優子

はー楽しかったなー(´−∀−)

アイドルのころは早く女優になりたかったけど
離れてみて分かったのは・・・

歌って踊るのが大好きだったって事

ミュージカルも歌って踊るけど客席と一体にはなれないもんね

客席とメンバーと作り上げた舞台は最高だったな〜(´-∀-)

はぁーまたやりたいなー・・・1年に1度でもいいから
あのメンバーと出来たらなー・・・・はぁ・・・

「さっきからため息ばっかり・・・幸せ逃げちゃうよ(бвб)」

「大丈夫!しっかり捕まえてるから、絶対はなさないもんね(笑)」

陽菜をギュッと抱きしめる

「もう・・・陽菜だけが幸せじゃないでしょ(笑)」

「私の幸せは陽菜がいないと始まらないもん 」

「・・・優陽は?」

「優陽はいつか私達の元を離れて歩き出していく日が来るけど
陽菜は・・・陽菜とはずっと一緒にいて、年をとっても
寄り添って歩いて行きたい」

「おばあさんになっても陽菜の事愛してくれる?」

「あたり前じゃん!」

「顔はシワシワになるし、優ちゃんの大好きな胸だって垂れてくるよ?」

「それはそれで哀愁があっていいよ(笑)
陽菜が陽菜でいる限り永遠の愛を誓うよ
陽菜はさ、私がおばあさんになったら嫌いになる?」

「優ちゃんは小さいのがもっと小さくなって
今よりもっと可愛くなりそう(笑)」

「小さくないやい」

「うふふ、ちっちゃいから陽菜の胸にぴったり収まるんでしょ 」

「そうだけど・・・・ぶう」

「そうだ、後1週間でアメリカに帰るんだし、佐江ちゃんや才加の
三人で遊びに行ったら?」

「陽菜はどうするの?」

「陽菜は・・・ブス会しようかな(бвб)」

「それはそれで嫌かも・・・」

「ふふふ、そう言えば一時期たかみなと陽菜の事
取り合いしてたもんね」

陽菜は優ちゃんしか見てなかったのに凄いヤキモチ焼いてたし

「優陽も連れて行くから安心して(笑)」

「べっ、別に心配してないやい 」

もう可愛いんだから(бвб) 

幼馴染   44

陽菜

「いってー!」

「痛いよにゃんにゃん(汗)」

「もう、二人とも仲いいんじゃなかったの?」

殴り合いのけんかをしたらしく傷に薬を塗りながら聞くと

「だって有華がぁー」

「優子が先に手を出してきたんだろ(怒)」

「うるせぇー(怒)」

また掴み合いをしようとしたから

「ここで喧嘩はしないで(怒)それに野蛮な人は嫌いだし」

「あうっ・・・」

途端に眉毛をハの字に下げ俯く優ちゃんと
バツが悪そうな有華

「有華、ごめんな」

「おっ、俺の方こそ悪かったな
俺があんなこといわへんかったら喧嘩にならへんかってんから」

「何を言ったの(бвб)?」

「陽菜ちゃんがもうしょ・・・うっぐぐ・・・」

「なんでもないよちょっとからかわれただけだから
授業始まるからこいつ連れて行くね(汗)」

口を押え引きずりながら慌てて出て行った・・・?

猛暑?て何かな・・・まっいっか(бвб)

うーんと伸びをして時間割表を見る

あっ!次授業じゃん(汗)

慌てて教科書を用意して白衣を脱ぐと携帯が震えた

もう、急いでるのに

歩きながら携帯を読むと

(今日才加達帰ってくるからうちに集まるわよん♪)

ママからのメール

そういえば麻里ちゃんもうすぐだっけ

専門学校を卒業してすぐに働き出していた麻里ちゃんと
大学は医学部に進み卒業して研修医として働いていたお兄ちゃん

研修医のお給料なんて微々たるものなのに
働いて数年たっていた麻里ちゃんとすぐに結婚して
病院から近いところにアパートを借りコツコツお金をためて
頑張っていた二人にもうすぐ子供が生まれる

今年から新米医師として大学病院に勤務し始めたお兄ちゃん
相変わらず忙しいから麻里ちゃんを
1人にしておくのが心配だって言って
里帰り出産というやつをするらしい

麻里ちゃんは産休を取って帰ってくる
麻里ちゃん家もお母さんがいない日があるから
うちにいれば?て言ったらしいんだけど
隣だし弟たちがいるから自分の家で家事をするみたい

で!今日帰ってくるっていうのを忘れてた(笑)

そうそう、ゆきりんはお母さんみたいになりたいって
看護学校に行って今は看護師をしてる
夜勤とかあるから昨日までおばさんのいない日は
みなみと優ちゃんは夕飯を陽菜の家で食べてたの
今日から産まれるまでは
麻里ちゃんがいるから来なくなるのかー・・・

ついでい言うと佐江はおバカだから大学に行かずに
バスケで実業団に行った
沢山のスカウトマンが入れ代わり立ち代わり
家にやってきて大変だったんだから(汗)

地方に行っちゃって寮に入ってるから
なかなか帰って来れない

と言うことはゆきりんにも会えないということで・・・
しょっちゅう優ちゃんと電話して愚痴を言い合ってるんだって

年が離れてるのに相変わらず仲いいんだから
末っ子同士気が合うんだね(бвб)




前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2014年07月 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
アーカイブ
カテゴリー