可愛い恋人 U   39

陽菜

「はちらぁのきぢゅはおととちの」

「ゆっぴーすごい歌知ってるんだね」

「五月五日の背比べ」

「珠理奈も歌えるの 」

「めーたんがおちえてくれたんだよねぇ(´-∀-)」

「ねぇ 」

「さすが年増!童謡をよく知ってるね(笑)
今の子たちってわらべ歌とか童謡あんまり知らないからね(*`ω´)」

「なんで?(бвб)」

「どっちかっていうと歌謡曲が多くなってきて
簡単な童謡しか教えてないよ」

「あっちゃん達もそうなんだぁ」

「ほら、ギリ昭和と平成の違いかな 」

「ひどーい、ゆとり教育の時代だから
あんまり変わんないし(怒)」

「でもさ、五月五日はこどもの日だけど
実質は男の子の節句じゃん」

「女の子にはひな祭りがあるもんな」

「じゃーここではたかみなだけかぁ(бвб)」

「・・・・パルさんは真面目な顔してひどいっす
高橋は女やし、それに大人やからお祝いしないし・・・」

「あれ?珠理奈とあんまり身長変わらないじゃん(*`ω´)」

「めっちゃ違うわ(怒)」

「アハハハまあいいじゃん
こうやってみんなで集まってワイワイすることに
意義があるんだからさ」

「そうだね(бвб)」

「にゃんにゃんこのおもち食べてもいい?(´-∀-)」

「いいよ!それはねちまきっていうんだよ」

「ふーん・・・なんでちまきっていうの?」

「それはね麻里ちゃんが教えてくれっるよ」

「ちょっとニャロ ・・・敦子!先生の卵でしょ」

「・・・・みなみ、教えてやれよう」

「・・・・・もう誰も後ろにいないやんか 」

「そうだ!保育園に行ってかしわげちゃんか
めーたんに教えてもらえばいいよ(бвб)」

「わかったー聞いてみる」

よかった・・・

「でもさーこどもの日にカレーって・・・」

「子供はみんな好き(*`ω´)」

「麻里子が大好きなだけじゃん 」

「敦子さん、食べなくてもいいんだよ(*`ω´)」

「お姉さま申し訳ありませんでした」

「わかればよろしい(*`ω´)」

「みなみのせいで怒られただろぅ 」

「なんでやぁー 」

アハハハ・・・・

ここに優子が加わる日がくるのかなぁ(бвб)

あなたに出会えて<新しい未来へ> 12

優子

1期生の特別公演なのに何でKの曲をするんだろう・・・
変なの?

でも、いい曲多いから歌ってくれるのは嬉しい(´-∀-)

リハが終わって2時間の休憩

ケイタリングでの食事・・・懐かし〜

「陽菜、何食べる?」

「自分で取るからいいよ、優ちゃん食べすぎないようにね」

「何で?私は出ないしさっきのリハでお腹すいちゃったもん」

「ん〜終わってから打ち上げ行くし、その時食べれなくなるからさ」

「そうなんだ!わかった、八分目にしとくね(´-∀-)」

「うん、一緒に取りに行こう(бвб)」

あっちゃんや麻里ちゃんが食べてるテーブルに行き
昔みたいにワチャワチャしながら食べる

はあー楽しいなー(´-∀-)

これからは半年に一度は集まろうって約束した

本番まで1時間、みんなメイクやヘアー・衣装に着替えだす

「優子も余ってる衣装着てさみんなで写真撮ろうよ」

「私はこのままでいいよ 」

「せっかくなんだし、もうこんな機会ないよ 」

「そうだよ!メイクもしてもらいなよ 」

「そんなー・・・忙しいのに迷惑だよ(汗) 」

「大丈夫!ほら、ここ座って 」

みんな忙しそうなのに・・・

「手間かけさせちゃってすみません(汗) 」

「ゆっぴー全然変わんないじゃん 」

「優ちゃんが可愛い♪ 」

「アハッ(´-∀-)嬉しい!でも陽菜の方が可愛いよ(デレ)」

「あたり前だし(бвб)」

「相変わらずツンなんだね、陽菜は(笑)」

「ここではなんだから舞台で撮ろう!」

「ダメだよ、お客さん入って来てるんじゃないの 」

「シークレットライブだから30分前にならないと入れてもらえない筈だから
今ならまだ大丈夫だよ 」

「そうそう入って来てても幕が下りてるし静かにしてればばれないよ 」

「あれ?若者たちは来ないの?」

「若者たちは今から指原総支配人のありがたい話を聞かないと
いけないからね 」

「そっかー、じゃーパッと撮って帰ってこよう(´-∀-)」

「優ちゃん手、繋ごう(бвб)」

陽菜から言うなんて・・・顔が崩れちゃうじゃんか(´-∀-)

手をつないで舞台の真ん中まで行く

客席は静かだからまだ入ってないみたい

「はーい、こっち向いて並んで、ゆっぴーは0番に立って」

「えっ!?私が真ん中でいいの
あっちゃんじゃないの? 」

「いいのいいの(笑)みんな準備はいいかな?」

「OK 」

「はい、これゆっぴーのマイクね(*`ω´)」

いきなり渡されてつい受取っちゃったけど・・・なんで?

マイクもって写真撮るの?

歌ってる格好しなきゃダメなのかな?

そう思った瞬間電気が消えて、懐かしいオーバーチュア―が聞こえてきた

何が起きてるの?陽菜どこ? 誰か教えて下さい(汗)

記憶の中に   22

「私は・・・何故か小さい頃の事あんまり覚えてないんだよね
なんとなく覚えてるのは
お父さんもお母さんも忙しくてさ全然家にいなくて
いつも独りぼっちだった・・・でも周りにいた人達が
凄く良くしてくれてそれに救われてたんだ」

「そうなんだ・・・」

「仕事が落ち着いて家にいるようになった時
私は思春期まっただ中で、今までほったらかしにしてた癖に
偉そうに言うな!みたいなお決まりの反抗期で
家にあんまり帰らず遊びほうけてた」

「へー意外!真面目そうなのに(бвб) 」

「なんとなく行った大学で最高の出会いがあって
そいつらとボランティアのサークル作って
日本だけじゃなく海外も飛び回ってた
そこで恋もしたんだけど・・・・」

「さっき言ってた人?」

「うん・・・好きだったんだよ、ほんとに好きだって
思ってたのに・・・」

「違ったの?」

「私は、一番じゃないでしょって言われて・・・
意味わかんなくて・・・
佐江が初めて好きになった人だったのに・・・」

「他にいたの?」

「わかんない・・・そんな事ないよ一番だよって言ったら
無意識が一番きついんだよね!って言われて・・・
フラれちゃった・・・(涙)」

辛かったねって言いながら涙をぬぐってくれた

「それからは恋はしてないかなー
大人だからそれなりの付き合いの人はいるけどねアハッ(´-∀-)」

私何でこんな詳しく言ってるんだろう・・・
下手したら嫌われちゃうじゃん(汗)

「ねえ、、何で小さい頃の事覚えてないの?」

「わかんない、誰も教えてくれないし
アルバム見てもひとりで写ってるやつしかないから・・・」

「そっかー・・・でもさ遊んでてボランティアしてたのに
こんな大きな会社に何で入れたの?」

「ウエッ(汗)それは・・・海外の事よく知ってるし
英語も出来るからじゃないかな(汗)」

「麻里ちゃんに気に入られたんだ(бвб) 」

「あぁー・・・そうなのかな、そうかもしれない」

「麻里ちゃんロリコンで優ちゃんはドストライクだもんね」

「えーと・・・陽菜?(汗)」

「陽菜そう言う事にはビビッて来るって言うか
なんかわかっちゃうんだよね(бвб) 」

「あっ・・・と・・えーと・・・(汗)」

「麻里ちゃん手早そうだしあちこちに手だしてるし・・・
優ちゃんもつかまっちゃったのかぁー」

「私、弱いからさ・・・」

「陽菜別に気にしないよ、誰かしら過去はもってるんだから」

「はるなも?」

「陽菜は学生の頃はバイトで恋してる暇なんてなかったし
働いて一人になってから何人かと付き合ってけど
小さいときの約束が頭から離れなくて
最後まで行ったこと無い(бвб) 」

と、言う事は・・・処女&童貞って事?

「そのー・・・どっちもしたこと無いの?」

「うん、キスしてもなんか違うような気がして
触れられると気持ち悪くて拒否するとみんなすぐ怒って
そこでフラれちゃうの(бвб) 」

「じゃー麻里・・・篠田さんとはどういう関係なの?」

「うーん・・・嫌いじゃないんだけど心が拒否するって言うか
どっちかと言うとライバルみたいな感覚?
誰かを取り合った事もないのになんか変なかんじ(笑)」

二人とも綺麗だから私をめぐって争われてみたい(´-∀-)





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