あなたに出会えて<新しい未来へ> 11

麻里子

いよいよ本番の日が来た

ゆっぴーとニャロ以外は朝早くから念入りなリハーサルをしてる

後は陽菜達が来てもう一度嘘のリハーサルを軽くするだけ

おっ!メールが来たぞ

「みんな、ニャロ達後10分ほどで着くらしいから準備よろしく」

「了かーい、佐江達はひとまず退散しまーす(笑)」

「現役メンはしっかり見とけよ私達や優子のパフォーマンスを
見れるのは最初で最後だからな 」

「はい!!」

「おはよー(бвб)」

「ニャロ、ゆっぴーおはよう(*`ω´)」

「麻里ちゃん、今日は陽菜の事よろしくね」

「任せてよ!あっ、リハなんだけどさ、昔の優子のポジションの子が
公演ギリギリにしかこれなくて困ってたんだけど
ゆっぴー今だけ入ってくれないかな 」

「えっ!?私がやっていいの?現役の子とかにやってもらえば?」

「昔を思い出してもう一度一緒に踊りたいしさお願い(*`ω´)」

「いいよ(´-∀-)優陽はお母さん達と来るから私暇だし」

「よかった、じゃーセットリストと位置確認の用紙渡すから
ニャロと30分ぐらいで覚えてくれるかな」

「30分かーこの前少し踊ったから結構思い出したけど
陽菜大丈夫なの?」

「陽菜はDVDしっかり見てきたから大丈夫 」

「相変わらずのその自信が怖いよ、陽菜(笑)」

「ムウ・・・みいちゃん煩い(怒) 」

「とりあえず早く覚えてリハするよ」

それからのゆっぴーの集中力ときたら・・・・・相変わらずだね

あっという間に覚えちゃって振りもほとんど完璧じゃん

「じゃー始めるよー」

「お願いしまーす」

「でも麻里ちゃん」

「何、ゆっぴー?」

「1期生の特別公演なのになんでKの曲が入ってるの?」

「それはね、私達がKの絆に憧れてたからだよ(*`ω´)」

「それ言われると照れちゃうな(´-∀-)
でも踊り大変だよ みんな出来たの?」

「若い子達が踊るから大丈夫(*`ω´)」

「ん?矛盾してない?」

「ゆっぴーは何も考えずに変わりをしてくれてればいいの!」

「うん・・・・・そうだよね、始めよう 」


ふー危ない危ない(汗) さすがゆっぴー鋭いね

考える時間与えないためにも早く始めないと墓穴を掘っちゃうよ(笑)

可愛い恋人 U   38

「・・・子・・・・優子!」

「ん〜?みーちゃんなーに(´-∀-)」

「ちょっと、朝からキモイんだけど」

「アイドルな大島さん捕まえてキモイなんて・・・
褒め言葉でしかないね(´-∀-)」

「優子ってホント嘘付けないよね」

「なんで?まあ、嘘は言わないけど」

「全部顔と態度に出てるから・・・
昨日いいことありました〜 みたいな 」

「アハッ(´-∀-)わかっちゃう
もうね、大島さん幸せすぎて倒れちゃいそうなの 」

「あと一か月はダメだからね 」

「わかってるよ(´-∀-)」

「その顔はわかってない 」

「じゃーこう(`´)キリ!・・・・デレ(´-∀-)」

「ダメだこりゃ 」

はぁ・・・にゃんにゃんの唇柔らかくてぷるっとしてて
弾力があって・・・いい匂いもして抱き心地・・・
じゃなくて抱かれごこちっもいいし(笑)最高

胸の谷間に顔を埋めるなんて何とか姉妹以来だよ(´-∀-)

ハア・・・もう一度埋めたい・・・

関西から帰って次の日も頑張れば少し時間取れるし・・・

にゃんにゃんの予定聞いて遊びに・・・いや泊りに行こうーと(´-∀-)

その日の写メ会は終始笑顔の大島さん
ファンのみんなも喜んでくれてるから一石二鳥(笑)

「お疲れ様でした、明日もよろしくお願いします」

ホテルに行くと

「優子〜!」

「あぁー佐江〜」

「優子思いが伝わったみたいじゃん」

「そうなんだよー何で知ってるの?」

「みーちゃんが嘆いてたよ(笑)」

「まさかこんなふうになるなんて思ってもいなかったからね」

「モデルのあんまり売れてない時から
この子は絶対出てくるよ!て言ってたもんね」

「大島さんの目に狂いはなかっただろ(´-∀-)」

「握手会に子連れで来た時は驚いたけどね
それも優子の小さい版 」

「それな!大島さん自分の体が縮んだのかと思ったもん」

「本人がいてるのに?」

「幽体離脱(笑)」

「あはは、・・・7年越しの恋が実って良かったね」

「まあ、卒業してからだけどね(´-∀-)」

「7年からしたら一か月なんてすぐさ!」

「そうだな(´-∀-)」

大好きな佐江!にゃんにゃんとは別の好きだけど
心友は佐江だけだよ!

これからもよろしくね

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