麻里子
いよいよ本番の日が来た
ゆっぴーとニャロ以外は朝早くから念入りなリハーサルをしてる
後は陽菜達が来てもう一度嘘のリハーサルを軽くするだけ
おっ!メールが来たぞ
「みんな、ニャロ達後10分ほどで着くらしいから準備よろしく」
「了かーい、佐江達はひとまず退散しまーす(笑)」
「現役メンはしっかり見とけよ私達や優子のパフォーマンスを
見れるのは最初で最後だからな 」
「はい!!」
「おはよー(бвб)」
「ニャロ、ゆっぴーおはよう(*`ω´)」
「麻里ちゃん、今日は陽菜の事よろしくね」
「任せてよ!あっ、リハなんだけどさ、昔の優子のポジションの子が
公演ギリギリにしかこれなくて困ってたんだけど
ゆっぴー今だけ入ってくれないかな 」
「えっ!?私がやっていいの?現役の子とかにやってもらえば?」
「昔を思い出してもう一度一緒に踊りたいしさお願い(*`ω´)」
「いいよ(´-∀-)優陽はお母さん達と来るから私暇だし」
「よかった、じゃーセットリストと位置確認の用紙渡すから
ニャロと30分ぐらいで覚えてくれるかな」
「30分かーこの前少し踊ったから結構思い出したけど
陽菜大丈夫なの?」
「陽菜はDVDしっかり見てきたから大丈夫 」
「相変わらずのその自信が怖いよ、陽菜(笑)」
「ムウ・・・みいちゃん煩い(怒) 」
「とりあえず早く覚えてリハするよ」
それからのゆっぴーの集中力ときたら・・・・・相変わらずだね
あっという間に覚えちゃって振りもほとんど完璧じゃん
「じゃー始めるよー」
「お願いしまーす」
「でも麻里ちゃん」
「何、ゆっぴー?」
「1期生の特別公演なのになんでKの曲が入ってるの?」
「それはね、私達がKの絆に憧れてたからだよ(*`ω´)」
「それ言われると照れちゃうな(´-∀-)
でも踊り大変だよ みんな出来たの?」
「若い子達が踊るから大丈夫(*`ω´)」
「ん?矛盾してない?」
「ゆっぴーは何も考えずに変わりをしてくれてればいいの!」
「うん・・・・・そうだよね、始めよう 」
ふー危ない危ない(汗) さすがゆっぴー鋭いね
考える時間与えないためにも早く始めないと墓穴を掘っちゃうよ(笑)
「・・・子・・・・優子!」
「ん〜?みーちゃんなーに(´-∀-)」
「ちょっと、朝からキモイんだけど」
「アイドルな大島さん捕まえてキモイなんて・・・
褒め言葉でしかないね(´-∀-)」
「優子ってホント嘘付けないよね」
「なんで?まあ、嘘は言わないけど」
「全部顔と態度に出てるから・・・
昨日いいことありました〜 みたいな 」
「アハッ(´-∀-)わかっちゃう
もうね、大島さん幸せすぎて倒れちゃいそうなの 」
「あと一か月はダメだからね 」
「わかってるよ(´-∀-)」
「その顔はわかってない 」
「じゃーこう(`´)キリ!・・・・デレ(´-∀-)」
「ダメだこりゃ 」
はぁ・・・にゃんにゃんの唇柔らかくてぷるっとしてて
弾力があって・・・いい匂いもして抱き心地・・・
じゃなくて抱かれごこちっもいいし(笑)最高
胸の谷間に顔を埋めるなんて何とか姉妹以来だよ(´-∀-)
ハア・・・もう一度埋めたい・・・
関西から帰って次の日も頑張れば少し時間取れるし・・・
にゃんにゃんの予定聞いて遊びに・・・いや泊りに行こうーと(´-∀-)
その日の写メ会は終始笑顔の大島さん
ファンのみんなも喜んでくれてるから一石二鳥(笑)
「お疲れ様でした、明日もよろしくお願いします」
ホテルに行くと
「優子〜!」
「あぁー佐江〜」
「優子思いが伝わったみたいじゃん」
「そうなんだよー何で知ってるの?」
「みーちゃんが嘆いてたよ(笑)」
「まさかこんなふうになるなんて思ってもいなかったからね」
「モデルのあんまり売れてない時から
この子は絶対出てくるよ!て言ってたもんね」
「大島さんの目に狂いはなかっただろ(´-∀-)」
「握手会に子連れで来た時は驚いたけどね
それも優子の小さい版 」
「それな!大島さん自分の体が縮んだのかと思ったもん」
「本人がいてるのに?」
「幽体離脱(笑)」
「あはは、・・・7年越しの恋が実って良かったね」
「まあ、卒業してからだけどね(´-∀-)」
「7年からしたら一か月なんてすぐさ!」
「そうだな(´-∀-)」
大好きな佐江!にゃんにゃんとは別の好きだけど
心友は佐江だけだよ!
これからもよろしくね