あなたに出会えて<新しい未来へ> 13

優子

オーバーチュア―が終わり静粛の中幕が上がって行くけど
真っ暗で何も見えない

目を凝らし客席を見つめていると緑の光がポツポツ光りだす

サイリューム?えっ?どう言う事(汗)

そして懐かしいイントロが流れ懐かしい声で

‘君に出会えた奇跡”この声、才加だよね

何で?曲順違うし、なーんてそこだけ冷静な私(笑)

後ろを振り返ると1人、また一人旧K(2期)のメンバーが出てきた

ボーとしていると佐江が(歌え!!)デスチャーと口ぱくであおってくる

とりあえず歌い終えるとあっちゃん達が飛び出してきて

「優子!お帰り」

すると客席からもおかえりコール・・・・

「なんで・・・?今日は陽菜達1期生の特別公演て・・・」

「あそこ見て! 」

二階席の壁の所に大きな横断幕が

(大島優子、小嶋陽菜凱旋帰国お祝い公演 )

「ううぅぅぅ・・・みんなぁ・・・(涙) 」

「優ちゃん、泣いたら歌えないよ(бвб)」

「こじぱー(涙) 」

「良かったね優ちゃん(бвб)」

「こじぱは知ってたの?」

「あたり前だし 」

「じゃーこの前の練習に佐江達が来てたのも振り合わすためだったんだ」

「そうだよーん 」

「大島さん、ずっと騙されてたの?」

「そう言う事だよゆっぴー(*`ω´)」

「ひどーい、けど・・・うれしい(泣) 」

「だから泣かないの(笑)」

「ママー、なーな、頑張って♪ 」

「優陽!?」

優陽が一番前の真ん中の席に座っていた

「さあ優子、ここからは昔を思い出して思いっきり弾けようぜ!」

「よーし、こじぱ、ついておいでよ(笑)」

うん、と頷く陽菜

「では聞いてください、ヘビーローテーション! 1・2・3・4!」

全曲を終え幕が下りる

そう言えばアンコールの曲なかったよね?どうするんだろう・・・

客席からはアンコールの声、
とりあえず用意された衣装に着替えてるんだけど・・・

「ねえ、たかみな、アンコール何歌うの?」

「優子の好きな曲でいいよ!音源は全部あるから」

「じゃーさ、ファーストラビットと・・・あなたがいてくれたからでもいいかな」

「ぱる、すげー 」

「うえっ?こじぱがなんで凄いの?」

「優子が歌いたい曲あてたから 」

「そうなの?」

「ずーと優ちゃんと一緒にいるから何でもわかっちゃうんだから 」

エヘン!て言いながらドヤ顔の陽菜(笑)好きだなー♪

「後、しんみりして終わるのもなんだからさ
もう一度ヘビロテ歌ってもいい?」

「エヘン(бвб)」

「これも読まれてたの(汗) 」

「あたり前だし(бвб) 」

陽菜にはかなわないや(´-∀-)

可愛い恋人 U   40

陽菜

「ちょっと、こちょばいからそんなに動かさないでよ

「だって気持ちいいんだもん(´-∀-)」

陽菜の膝の上に座り胸に顔を押し付けて
スリスリしてる変態さんは大きい方の優子・・・

優ちゃんはさっき寝かせて今は二人だけでソファーの上

「て言うかさ、遊びに来るの早くない?」

「そうかな?3日にバイバイして今日は7日だから
4日もたってるよ(´-∀-)」

「まだ、たった4日じゃん 一週間たってないんだよ」

「だって大島さん凄く頑張ったんだよ
1日中立ちっぱなしで写真撮って次の日は握手して
次の日は一人で歌って握手して次の日はまた握手して」

「ハイハイ、わかったからもういい(бвб) 」

「やっと休みになったから癒されたかったんだもん 」

「優子って甘えたなの?」

「うん(´-∀-)」

「ドラマの時はぐいぐい引っ張って行ってくれてたじゃん
この前だって全部やってくれて・・・」

「変幻自在だからね 」

「・・・・・(бвб) 」

「嫌いになった?  」

そんなに眉毛ハの字にされたらだれだって嫌いなんて
言えないと思うんだけど・・・

「嫌いになってないよ(бвб) 」

「わーい 」

なんか優ちゃんが二人いるみたい・・・
優子も優ちゃんなんだけど、子供が二人・・・
陽菜は保護者なの?なんかヤダ

「むぅ・・・陽菜だって甘えたいときあるもん」

「いつでも甘えてきて!
大島さんのこの大きな胸で受け止めてあげるよ(´-∀-)」

「体が小さいから無理じゃん」

「グサッ 何気に傷つけられた気がする・・・」

「陽菜、本当の事しか言えない(бвб) 」

「知ってる・・・」

「うふっ、知ってたんだ(笑)」

「当たり前!ねえ・・・キスしていい?」

「聞くなバカ」

「わぁー耳が赤くなってる 」

「煩いし もうキスして・・んっ・・・」

「アハッ(´-∀-)しちゃった」

「・・・・・・もっと(бвб) 」

「グハッ やられた・・・心臓止まりそう(´-∀-)」

「止まっちゃえ(笑)」

「にゃんにゃんのもとめてやるぅー(´-∀-)」

「陽菜はとまりませぇーん(бвб) 」

「くそーツンデレめ!」

ウフフフ(бвб) 、アハッ(´-∀-)

優子といると凄く楽しい

優ちゃんもそうなんだけどいろんな陽菜に気づかせてくれる

このまま三人で・・・

記憶の中に   23

お会計しようと思ったら

「割り勘でいいよ同い年だしお給料そんなに変わんないでしょ」

「でも、今日は私が誘ったから」

「お互い一人暮らしなんだし無駄遣いしたらダメだよ(бвб) 」

いい子だなー・・・普通だったらすぐご馳走様!て言って
みんな外に出てくのに・・・

結局半分ずつ出し合った

道路には運転代行の車が来ていて後ろに乗り込む

「家どこ?送って行くよ」

「駅まででいいよ(бвб) 」

「だめ!飲んでるし心配だからこれは譲れないよ」

「んっわかったありがとう(бвб) 」

住所を聞いて近くまで行くと

「あっ!ここ」

「ええぇぇ!!ここなの?」

「うん(бвб) 」

「ここ、高級マンションだよね?」

「なんかね会社からここに住んでくださいって言われて
住宅補助も出してくれてるから家賃半分でいいし
給料引き落としで支払忘れること無いから
いいかなって決めたの(бвб) 」

半分て・・・それでもすごいだろうなぁー

「いくらか聞いてもいい?」

「確か・・・3万円?」

「・・・・・・共益費は?」

?(бвб) ?

「他に支払ってるお金ある?ガスとか電気とか」

「うーん・・・携帯代くらいかな、後は家賃に含まれてるんだって」

おかしい・・・3万なんて光熱費ぐらいじゃん
もしかしてパパの愛人?
そんなわけないかママにラブラブだもんね
まさか麻里ちゃんがモノにしようと囲ってるとか・・・

「・・・ちゃん・・・優ちゃん!」

「えっ?なに?」

「明日お休みだしうちに泊まって行く」

「いいの?」

「優ちゃんならいいよ(бвб) 」

いいのかこの速い展開・・・(´-∀-)

「だって絶対変な事しないでしょ(бвб) 」

「アハッ(´-∀-)当たり前じゃん」


・・・・私のバカ(泣)


「あのーすいません私の車あのパーキングに止めてもらえますか」

「ここでいいんですか?」

「はいありがとうございました」

鍵を受け取り陽菜と一緒にマンションへ入った
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