ちょっと寄って行くだけのはずが・・・

大きなバスタブにキングサイズのダブルベット
寂しいからって沢山のぬいぐるみがベットを占領している

泊まって行く?て言ったのは陽菜なのに

「お客様用の布団なんてないよ(бвб) 」

「えっ!じゃー私ソファーでいいから(汗)」

「だーめ(怒)ほらこの子達端に寄せれば二人余裕だよ(бвб) 」

陽菜が先に入り

「お邪魔します・・・」

少し離れてベットに潜り込む

「友達とか来たらいつも一緒に寝てるの?」

「優ちゃんが初めてだよ」

「泊まるのが?」

「部屋に入ったのも優ちゃんが初めてだよ
誰もあげた事ないもん(бвб) 」

何故誘ったのかそれに泊めてくれるのかを聞きたかったけど
落ち込む答えだと嫌だからやめておいた

「あっ!麻里ちゃんは入ったことあった」

やっぱり・・・

「ん?なんで眉毛下がってるの?」

「えっ(汗)いつもこんな眉だけどアハハ・・・」

「・・・このマンションに案内してくれたのが麻里ちゃんだから
電気機器の説明とかしてくれて
その後食事に誘われたけど丁寧にお断りしたの(бвб) 」

ほっとすると同時に麻里ちゃんに勝った気分(´-∀-)

その日はアルコールも入ってたからすぐに睡魔が襲ってきて
あっという間に寝ていたみたい

目覚めた時はもう朝で、隣に寝ていた陽菜はいなくて
リビングの行くと

「あーやっと起きたぁー陽菜お腹すきすぎて
先に食べちゃおうかと思ってたとこだったの(бвб) 」

「ごめん・・・」

「そこ座ってて温めるだけだから」

そういってキッチンに行った

「なんか手伝おうか?」

「いいよ、お客様は座ってて(бвб) 」

お客様かぁ・・・少し胸がチクッとした

「はいどうぞ」

「・・・・・」

「あっ・・・和食嫌だった?トースト切らしててごめんね」

「違う(汗)嬉しくて・・・
こんな素敵な朝食食べれるなんて思ってもいなかったから」

そこには純和風の朝食が並べられていた

「大げさだし(笑)おばあちゃんが毎日作ってくれてたから
和食が習慣になっちゃって、お味噌汁とか健康にいいんだよ」

「そうだよね、でも私はいつもトーストとコーヒーだけなんだ」

「おかずは?」

「邪魔くさいから作らないかな」

「むう・・・だからそんなに細いんだよ
夜もちゃんと食べてないんでしょう(怒)」

「夜は・・・」

接待とかで外食が多いしお酒飲むからつまむ程度

「外食かなアハッ(´-∀-)」

「ダメだよ、今度陽菜が作りに行ってあげる」

「えっ!(汗)いいよ、家でほとんど作んないから調理器具とか無いし」

「しかたないなぁー残業とか無い日言ってくれたら
ご飯作って待っててあげるから教えてね」

「また来ていいの?」

「優ちゃんならいいかな(бвб) 
今度は着替え持っておいで」

「えっ!また泊まってもいいの?」

「いちいち大げさすぎるし(笑)」

陽菜といるとドキドキもするけど癒されるというか・・・
なんか心の奥に引っ掛かっていて初めての気がしないのは
デジャブみたいなものなのかな?