守ってあげる♂  43

優子

出発ロビーに入り椅子に座り搭乗を待っていると

「あっ・・・」

向うからさっきの男の子達と同じ制服を着た集団が
歩いて来るのが見えた

私の声に陽菜もそっちを見たのかチッ!と舌を鳴らした

見た顔が見えて慌てて陽菜の影に隠れようとしたけど
遅かったみたいで

「えーと・・・さっきはすまんかったな
彼氏いると思わへんかったから
ちょっと強引に誘ってもうてん(汗)」

「・・・・・・」

陽菜を見て

「彼女可愛いねんから一人にしたらあかんで」

「わかってるし・・・」

「そうや!あんたら東京か?
俺ら大阪やねん、関西方面来るんやったら
案内したるさかいアドレス交換せえへんか?」

「・・・・・」

「あっ、彩またナンパしてるんか(怒)」

「ち、違うわ、話してるだけや」

「ほんまかぁー・・・でも、この人カッコええな♪」

「そやろ、こっちの彼女も可愛いねんで(^^♪」

「もしかしてみゆきが買い物してる時ひっかけた子?」

「ち、違うて、茶ーしばいてただけや、ゆうたやろ」

「最悪!タラシ!最低や(怒)」

「なんでみゆきにそこまで言われやなあかんねん
ただの幼馴染のくせに煩いわ」

「・・・・・あほ!もう、起こしに行ったれへんからな」

あっかんべぇーをして集団の方へ早足で歩いて行った

「ちょ、まてや(汗)」

慌てて追いかけて行く男の子・・・

「あいつら好き同士のくせになかなか引っ付けへんから
俺らも迷惑してんねん(汗)」

もう一人の男の子が呟く

「ほんまに大阪遊びにおいでや
難波とか梅田案内するし、
USJもハリーポッター出来たからおもろいで
で、俺ら東京行こうおもてんねんけど
そん時原宿とか渋谷とか案内してくれたら嬉しいしな」

「女の子もいる?」

「当たり前や男だけのたびなんか
むさ苦しすぎるやろ(笑)」

「陽菜いい?」

「ああ・・・」

携帯を出そうとすると止められ

「ん!」

自分の携帯を差し出しアドレスを交換しだした

「俺増田、さっきの奴は山本で女の方が渡辺」

「俺は小嶋、こいつは大島で奢って貰ったのはガチャピン」

「ガチャピン?」

「あ・・・峯岸」

「アハハ確かに似てたかも(笑)
また連絡するけどそっちからもしてや」

「気が向いたら・・・(бвб) 」

「大島さん頼むで(笑)」

「わかりました」

「じゃーな!」

さわやかに手を振って歩いて行った

近くで見ていた篠田君が

「楽しそうな人達だったね(*`ω´) 」

「ああ」

「ニャロ凄いじゃん大阪に友達作るなんて」

「友達じゃねえし・・・」

「行くなら篠田と敦子も行くから宜しくね(*`ω´) 」

「勝手にすれば」

篠田君に携帯を渡すと篠田君はアドレスをうつしていた

みんなで大阪か〜楽しみだな(-∀-`)

お礼

馬子にも!にご指摘いただいた方ありがとうございます

知ってたんですが、一言足りなかったようで
不快にさせてすいませんでした

駄文なのに毎回読んで下さりありがとうございます<m(__)m>

これからもバカみたいな文章ですが読んでご指摘いただければ幸いです

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