陽菜
とうとう好きって言っちゃった(汗)
でも優ちゃんは困った顔をしてありがとうと言うと手を離した
これってあたって砕けたっぽい?
また明日来るねって言ったらうんて言ってくれたから
来てもいいんだよね?
「はぁー・・・・(бвб)」
「ちょっと、今日何回ため息ついたと思ってるの
24回目だよ(汗)」
「はぁー」
「25回目〜」
「もう、煩い!みーちゃんは悩み事なくていいね」
「うわっひっど、私だって変な子と友達してるから
毎日悩み事あり過ぎて困ってるんだからね」
「小っちゃい悩み・・・(бвб)」
「はぁー・・慣れ過ぎて怒る気にもなんないや
峯岸が聞いてあげるから言ってみな
どうせ優子の事でしょ」
「・・・・陽菜のストーカー?」
「なんでだよ!毎日駅で別れて病院行ってるんだから
悩みなんてそれしかないでしょ」
「なるほど(бвб)」
「で!とうとう告ってふられたんでしょ(笑)」
「むぅ・・・まだふられてないし(怒)」
「あー、告ったんだ(笑)」
「誘導尋問最低(怒)」
「そんなこと言ってもいいのかなー
私優子の好きな子知ってるんだけど<`〜´>」
「え?なんで知ってるの、誰?どんな人?」
「同室のしのぶさんて人に聞いたんだけどさ
名前とかわかんないんだけど
駅で乗り降りしてる女の子みたいで
あの大島優子がその子を見るためだけに
朝夕談話室に行って
あ、談話室の角から駅の入り口が見えるらしいんだけど
見終わると部屋に戻ってニヤニヤしてたらしいよ(笑)」
「してたらしい?」
「ある日からパタリと行かなくなったから
その子がいなくなったのか優子の気持ちがさめたのか
どっちかかなーて思ってたんだって」
「みーちゃん最高!」
「峯岸のリサーチ力なめんなよ<`〜´>」
3回ぐらいしか連れて行ってないのに
誰とでも仲良くなれるみーちゃんを尊敬する
「でもさ、あの駅で乗り降りするって沢山いるじゃん
会社員かもしれないしもしかしたらここの学生かも?」
「そうなんだよね、ライバルはこの学校にいるかもね」
「特徴とか言ってなかったの?髪の長さとか色とか身長とか」
「そこまでは聞かなかったらしい」
「時間とかわかればその時間帯に駅で待ってればわかるかな
きっと可愛い子なんだろうし・・・」
「時間帯は私達が登下校してる時間帯らしいよ」
「ますますこの学校が怪しいじゃん」
「それに可愛いとは限らないでしょ、
もしかしたら峯岸かも(笑)」
「アハハハそれはナイナイ
みーちゃんだったら陽菜飛び降りるわ(бвб)」
「・・・・・あんたね、それが教えてあげた
親友に向かって言う言葉?(怒)」
「みーちゃんだから言えるんだよ
他の子には言わない(бвб)」
「それって・・・喜んでいいの?」
「そうだよ、一応褒めてる(бвб)」
「うーん・・・納得いかないけどありがとう」
「どういたしまして(бвб)」
女の子が好きなら陽菜にもチャンスがあるって事だよね
うん、陽菜頑張る!