優子

小嶋さんが本当に来てくれた(-∀-`)

佐江たちとやって来た次の月曜日からは
朝、夕と毎日見る事が出来て
待ちに待った土曜日

「こんにちは(бвб) 」

「いらっしゃい・・・て言うのもへんか(笑)あっ!?」

小嶋さんの後ろからひょこっと顔を出した見慣れた顔

と言っても会うのは初めてなんだけどね(笑)

「こんにちは、陽菜の親友の峯岸みなみです
みーちゃんて呼んでね♪」

「みーちゃん?」

「そう、みーちゃんです!」

「アハッ(-∀-`) みーちゃんよろしくね
私は大島優子、優子って呼んでくれていいよ」

「じゃー今から友達ね!よろしく優子」

その隣でポカンと口を開き
私達のやり取りを眺めている小嶋さん

うん、その顔も可愛いよ(-∀-`) 」

良くしゃべるみーちゃんの隣で少しだけ口を尖らせ
不機嫌な小嶋さん

そのうちに何故か恋人の話になって・・・

私だって高校の時は恋人がいたけど大学生になり
自分でお金を作らないといけなくなると
会う時間が少なくなりいつの間にかフラれていた

大学を卒業し就職も決まり
これからって時にこの病気になって・・・

今更恋人なんて・・・

だから遠くから見てるだけで良かったのに・・・

小嶋さんんもいないみたいで

「え?そうなの(驚)」

こんなに可愛い人に居ないなんてビックリした
昔の私だったらすぐ・・・

「すぐにいい人現れるよ(-∀-`) 」

「陽菜は自分以外に興味ないんだよね」

「そんな事ない!気になる人いるもん(бвб) 」

そっか・・・好きな人いるのか・・・

「え?」

心の声が漏れてたみたいだけど
小さすぎて聞こえてなかったみたいで良かった(汗)

でも期待しないでいれるから良かったかもね

・・・まさか佐江じゃないよね(汗)
呼び捨てにして仲良かったし・・・
まさかね・・・(汗)

約束のチーズケーキを作ってきてくれただけでも嬉しかったのに
今日が誕生日だと言う事を忘れていた私に
手編みのニット帽までくれて・・・

幸せすぎるよ・・・
もう、思い残す事なんてないと思ってたのに
もう少しだけ小嶋さんを見ていたいと言う気持ちが
心の中に芽生えてきちゃったじゃん

「小嶋さんの誕生日はいつなの?」

「陽菜は4月19日だよね
私は11月15日で後一カ月後だよ♪」

「むぅ・・・なんでみーちゃんが言う(怒)
それにみーちゃんは聞かれてないし」

「いいじゃん!プレゼント絶賛募集中(^^♪」

ほんと面白い子だねみーちゃんは

半年後か・・・

神様、後もう少しだけ・・・
もう少しだけ頑張ってもいいですか?