優子

私の誕生日の次の週からの学校帰り
何故か毎日遊びに来るようになった小嶋さん

来て何をするわけでもなくその日学校であった事・・・
おもに担任の才加や佐江やゆきりんの事
そして唯一の友達?だと思う
みーちゃんの事を話して帰って行く

ある日

「優ちゃんて頭いいの?」

「・・・・・(-∀-`) 」

「ん?どうしたの?」

「い、今優ちゃんて・・・(汗)」

「あっ、ごめんなさい・・・嫌だった?」

「ううん、全然いいよ(-∀-`) 」

「みんな優子とか優子ちゃんて呼ぶでしょ
だから陽菜は優ちゃんにしたの(бвб)」

「なんか懐かしい・・・」

「え?」

「え?・・・あ、なんでもないよ小嶋さんの事なんて呼べばいい?」

「陽菜でいいよ、みんな陽菜って呼ぶから」

「はるな・・・・うーなんか恥ずかしい・・・・
そうだ!こじぱ、こじぱって呼んでいい?」

「変な感じだけど優ちゃんが呼びたいならそれでいいよ(бвб)」

「うん!こじぱだ(-∀-`) 」

「ふふふ、でね、もうすぐ期末考査があるんだけど
陽菜バカだから危ないんだよね
良かったら教えてくれませんか?」

「いいよ、ここでは狭いから談話室行ってもいいし」

「やったーありがとう、才加がうるさくて困ってたの」

「アハハあいつ真面目だから勉強しろ!て煩いだろ(笑)」

「そうなの、いつもしかめっ面してガミガミ怒ってくるし(怒)」

「それはみんなの事を思ってだから許してやってよ」

「あー才加の事かばうんだ、
もしかして才加の事好きなの?」

「ち、違うよ(汗)才加は兄貴みたいな感じかな
それに私には好きな人・・・あっ(汗)」

「・・・・・・・陽菜帰るね」

「え、ちょ(汗)」

「また明日(бвб)」

急に椅子から立ち上がりカバンを持って帰ろうとするこじぱ

とっさに腕をつかみ

「ごめん、私なんか気に障る事言った?

「ううん・・・」

私の顔を見ずに首を横に振るこじぱ

「私鈍いからさ嫌な事は言ってくれないとわかんないんだ(汗)」

そう言うと顔をあげ私の目を見て

「陽菜は・・・」

「うん」

「陽菜は優ちゃんの事が好き!好きなの」

「え・・・」

「優ちゃんに好きな人がいてもいいの
だから、だからこれからも会いに来てもいい?」

今にも泣きだしそうな顔をして告白してくれたこじぱに
返事をすることが出来なくて

掴んでいた腕を離し、ありがとうとしか言う事が出来なかった