スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

みんなアイドル 18

陽菜

優子の態度がおかしい・・・
あきらかに俺を避けてるよな

気分の乗らないまま始まったコンサート

しかーし!これでも一応プロだからな
クールなハルを利用して全力でしかし機嫌悪くを最後まで貫き通したぜ(бвб) 

終わってから優子にLINEしても未読のままだし電話しても
電源入ってねえし・・・
一時間ぐらいスマホと格闘してたけど
麻里子も帰ったし楽屋も片付けるって言ってきたから
仕方なく家に帰った

帰りついて風呂に入りベットに寝ころぶと
やっぱり疲れてたみたいですぐ寝ちまって
朝は麻里子にたたき起こされた

あ、麻里子は同じマンションの一階上に住んでる
同じ階だと女連れ込んでる時に鉢合わせしたらまずいだろ

と言っても昔の話だぜ!今よりもっと若い時の話!
今は優子一筋だから(бвб) 

なのに・・・歌番組の収録へ行く途中の車の中
やっと来た優子からのメールに少しだけ心が弾んで
麻里子に見えないように開くと

「はぁ?何言ってんのこいつ(怒)」

「大きな声でびっくりするだろ(怒)」

「だって、見ろよこれ!」

(夏休み中に夏期講習があるの忘れてて出ないといけないので
ツアーには行けなくなりましたごめんなさい
それと、かってなお願いですが私と別れて下さいお願いします)

「アハハハ陽菜ふられてやんの(笑)」

「これは何かの間違いだ!あ、敦子とセリフの練習してんの
そのまま書いて来たんじゃないか」

「大人が夏期講習とかしないだろ(笑)」

「くそー・・」

現場に着くと一番に敦子の楽屋へ向かった

「バンバンバンバン!!」

「開いてますよー(∵)」

「今日優子どこにいるんだよ」

「さぁ?」

「さあじゃねえだろ、ここへ呼び出せ」

「なんか優子さ、同級生に気になる子が居るみたいなんだよね」

「あいつには俺がいるだろ」

「ほら、アイドルに恋しちゃったみたいな感じ?
ファンにはよくあるやつ、やっと現実に戻ったんじゃない?」

「あいつはそんな奴じゃない!」

「あの子が別れたいって言うんだからもう会わないで
優子は私の大切な妹なんだから
たとえ陽菜でもこれ以上は許さないからね!」

「敦子の命令でもこれだけは聞けねえ
優子だけは誰にも譲れねえ!」

そう吐き捨て楽屋を飛び出し外に出てタクシーを拾う

「陽菜、リハがあ・・」

麻里子が後ろから何か叫んでるけど俺を止める事なんて誰にもできない

敦子のマンションの場所を告げる
優子はマンションにいるはずだから

一応有名人だからマンション場所が
バレない様に少し手前で降りて歩いていると
入口に止まる一台のタクシーに乗り込んでるのは・・・

「優子!!」

走りながら叫んだのに・・・くそー行っちまった・・
どこへ行ったんだろう

こんな時に限ってタクシーの奴通らないし(怒)

仕方なくさっきから何度も震える携帯に出る

「何やってんだよ早く戻ってこいリハ始まるぞ(怒)」

「歌う気にならねえから一人でやれば」

「お前もプロなら戻ってこい(怒)」

麻里子が怒鳴るのっていつぶりだろう・・・
そうだよな仕事だもんな・・・

「ちっ・・・分かった今から戻るから」

大通りまで出てタクシーを拾い収録スタジオへ

入口で青い顔をしてたってるマネージャー

「体調悪いって言って順番最後にしてもらったから
口ぶりあわせておいて」

「わかった・・・ごめん」

「麻里子が上手く言ってくれたから」

「そっか・・・」

迷惑かけたから一応謝ってやるか

楽屋へ向かおうとしたらリハを終えて
戻ってきた敦子の後ろに

「優子!」

「あっ!(汗)」

逃げ出したから追いかけようとしたら

「優子止まりなさい!(∵)」

鶴の一声?走るのをやめ立ち止まる優子

「廊下は走っちゃダメでしょ(笑)
楽屋へ戻るよ、陽菜も来る?」

「当たり前だ(бвб) 」

「ハル、リハーサルが(汗)」

「最後なら後20分はあるでしょ
近くなったら呼びに来て(∵)」

「わかりました・・・」

そのまま敦子の楽屋へ行くと


前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2016年07月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
アーカイブ
カテゴリー