「あっちゃんこっち(-∀-`)」

「混んでるのによく席が取れたね(∵)」

「あそこで並んでるたかみなが取っておいてくれたんだ」

「・・・・・・聞いたの?」

「あ、うん・・・少しだけ・・かな」

「私外で食べてくる」

そう言って立とうとするから

「私さ、あっちゃんとたかみなはとっくに付き合ってると思ってたんだ」

「・・・・・・」

「だって幼馴染だし仲いいし・・・
それにあっちゃんのこと一番わかってるのがたかみなでしょ」

「そう、なのにあいつは自分のことが分かってない(怒)」

「そうだよね、もっと自信を持てばいいのに・・・
でもそんなたかみなの事を一番わかってるのもあっちゃんでしょ?」

「当たり前、ずっと一緒だったんだからわからないはずないじゃん」

「だったら」

「私があんなチャラチャラした先輩と付き合うと思う?」

「・・・・・思わない」

「なのにあいつ疑ったんだよ」

「でもさ、朝に部屋から出てきたら誰だって疑っちゃうよ」

「朝?・・・・・あぁ、あの日は私だけじゃなくて
梅田さんとか山本さんも居たんだよ
美味しいケーキ買ってきたから来る?
て聞かれて1人だと危ないから
たまたま近くを通った二人も誘って
夜からお酒飲んでみんなで雑魚寝してたんだから」

「そうだったんだ・・・」

たかみなはあっちゃんが出てきてショックのあまりすぐ部屋へ戻ったって言ってたから
その後から出てきた二人を見てなかったのか

「その時声かけてくれたら誤解せずに済んだのにバカなんだから」

「それだけ・・・・思ってるってことだよ」

スキって言う言葉はたかみなに任せて言わないでおいた

そのたかみながお盆を持ってこっちへ歩いてくる


「あ、あ、敦子の好きなA定食で良かったかな(汗)」

「・・・・・・」

「さーてと、私はこじぱに電話してこなきゃいけないからもう行くね」

「え!?優ちゃん・・・え?」


たかみなに座るように促し耳元で

「頑張って」

そう言って肩をポンポンと叩き
見えないようにあっちゃんにウインクしてその場を離れた



「もしもしこじぱ?・・・うん・・・・あっちゃんに言ったよ」

(あの子は賢いから大丈夫)

「そうだよね、こじぱ気にしてくれてありがとね」

(他の子の事なんて考えずに陽菜のことだけ考えてれば良いんだからね)

「うん、大好き」

(・・・・・・・)

「こじぱ?」

(今から帰る・・・)

「ダメだって(汗)仕事しないとダメでしょ
それに私、午後も講義あるから(汗)」

(帰ったらすぐスルから脱いで待ってて)

「ちょっと、周りにだれもいないよね(汗)」

(居るに決まってるし)

「じゃーそんなこと言ったら恥ずかしいでしょ(汗)」

(気にしないもん)


そうだよね、こじぱだもんね・・・・

「電話切ってLINEしよう」

(もういいから、とりあえず帰ったらすぐスル)

「分かりました・・・・」


はぁ・・・なるべくゆっくり帰ってきてください(涙)