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先輩 32

朝早く起きて軽くメイクをし
昨日から選んでおいた洋服を着て準備万端で優子先輩を待つ

「まだまだでしょ(笑)」

「そんな事言ったって早めに来るかもしれないじゃん
優子先輩はいつでも早めの行動なんだから」


あ・・・でもあっちゃん達と一緒に来るのか・・・・
それだったら時間通りか遅れるかも・・・

そう思って気を抜いてお菓子食べてジュースを飲みながら
テレビをつけて雑誌を見ていたら


ピンポ〜ン♪

時計を見るとまだ30分前で
宅配かな?と思ってカメラを見る

「はい(бвб)」

「こんにちは(-∀-`)」


うそ、早く片付けなきゃ(汗)

「ママ、ここ片付けて・・・・て居なかったんだ(汗)」

ママは邪魔だからどこかへ行っててって言ったの陽菜だった(涙)

とりあえずテーブルの上のものをキッチンへ運び
玄関へ

「こんにちは、おまたせしてすみません(汗)」

「早く来すぎてごめんね(;´-∀-)」

「いえ・・・・あのう・・・1人ですか?」

「あ、うん・・・寄るとこがあったから
あっちゃんとたかみなとは別行動なんだ」

「散らかってますけどどうぞ」

「お邪魔します(-∀-`)
・・・・・いつ来ても綺麗だよね」

「そ、そんなことないですよ(汗)」


お母さんありがとう

「あ、そうだ、みんなでアイス食べようと思って買ってきたんだけど
冷凍室に入れておいてもらえるかな」

「はい、ありがとうございます」

受け取って冷凍室へ
先に飲み物出したほうが良いよね


「何か飲まれますか?」

「そうだな・・・お水貰えるかな
アイス溶けないように必死に漕いできたから
喉乾いちゃったよ」

コップに氷を入れ浄水器のお水を注いで渡す

「ありがとう・・・・・・ふぅー生き返ったぁ
それに部屋がっ涼しいから気持ちいいや(-∀-`)」


うっ・・・このキラッキラの笑顔が眩しすぎてちゃんと見れない

二人でいたいのは山々だけど間が持たないから
誰か早く来てぇ〜(汗)


「にゃんにゃんてさ」

「はい(汗)」

「憧れてる先輩とか居たりする?」

「いますけど・・・みんなも要ると思います」

「そっか・・・・・」


なんか変な優子先輩
急に暗くなったような・・・?

「やっぱり自分より大きな人に憧れるよね・・・」


何を言ってるんだろう・・・意味がわからず返事しかねていたら

「あはっ、変なこと聞いてごめんね気にしないで」


急に黙り込んでしまったから間が持たない(汗)
何は話さなきゃ


「あ、あのう・・・」


ピンポ〜ン

とりあえず話しかけようとしたら救いのチャイムが鳴った


「はい」

カメラを見ると他の一年生が映ってる

「一年生が来たみたいです」

「そっか・・・・」


少し残念そうに見えたのは気のせいかな?

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