いつまでもいつでも

「バイト辞めるって言ってきたの？」

「言ったんだけど今人手が足りないから
ゴールデンウィーク過ぎるまでは居てほしいって言われたんだ」

「えぇ〜じゃー遊びに行けないじゃん（怒）」


「ま、毎日入るわけじゃないよ2日連続の休みは取ったから（汗）」

「むぅ・・・・」

ここは話を変えなければ（汗）


「そう言えばさ、こじぱ日中は何処へ行ってるの？」

「え！？・・・・なんでそんなこと聞くの」


あきらかに動揺しているようにみえるのは気のせいじゃないよね

「昨日講義が休講になったからお昼一緒に食べようと思って
ここへ戻ってきたらいないし
大学が始まってからお昼も一緒に食べようって言わないでしょ
という事は何処かへ行ってるってことだよね」

「・・・・・陽菜だって用事くらいあるんです」

「毎日の用事ってなに？」

「それは・・・・勉強とか？」

「なんで疑問形なの、
それにこじぱが自ら進んで勉強するわけ無いじゃん」

「優ちゃんは知らなくてもいいの！」

「私に言えないことなの？隠し事はしないって約束したのに」

「別に隠してないじゃん
優ちゃんが聞かないから言わなかっただけで・・・」

「今聞いてるもん」

「はぁ・・・」

「あぁぁ！！何でため息つくのさぁー（怒）」


「むぅ・・・・・・しご・・・・と・・」

「仕事してるの？ここの収入があるからしないって言ってたのに？」

「だってパパが煩いんだもん
大学卒業まで自由にさせてやったんだから
これからは見習いで勉強しなさいって・・・
じゃないとカード止めるって言うから・・・・

陽菜のことなんて興味なかったくせに・・・・・（怒）」

「じゃーお父さんの会社に行ってるの？」

「ぅん・・・」

「でも私が3時に帰ってきた時部屋に居るし
朝だって私が遅くでる時はここに居るじゃん」

「優ちゃんの講義時間に合わせてる（бвб)」

「そんないい加減でいいの？」

「とりあえず行ってあげてるんだから
少しぐらいのわがままは聞いてもらわないと困るもん」


少しって（汗）そんなことしてたら従業員に
示しがつかないと思うんだけど（汗）


「会社で何してるの？」

「言いたくない」

「なんで？変なことしてるの？」

「なんでもいいじゃん
してる仕事内容まで言わないといけないわけ（怒）」


や、やばい優位に立ってたから少し言い過ぎた（汗）


「そんな疑うんだったらもうなにも話さない」

「う、疑ってるんじゃなくて（汗）」

「会社にはカッコイイ人たくさんいるんだから」

「え！？こじ・・・ぱ（汗）」

「浮気して欲しいならしてあげる（怒）」


そう言いながらカバンを持つとドアの所へ行き


「今日は帰ってこないから鍵閉めてて」

「まっ・・・」

こじぱの言葉に体が硬直しちゃって動かないあいだに
部屋を出ていってしまった


・・・・浮気するって言った？
かっこいい人っていうのはやっぱり男性だよね？

こじぱが男性と浮気・・・・


「い、嫌だ！絶対に嫌だ（涙）こじぱぁー」


やっと動いた体に力を入れ
すぐ追いかけようとドアを開け飛び出すと


「遅いし（怒）」


「こじぱぁ〜（泣）」

壁に寄りかかり立っていたから
抱きつくとギュッと抱きしめ返してくれた

「そばにいてくれるだけでいい（泣）」

「いつもいるじゃん(бвб)　」

「うん・・・」


そうだよ、こじぱが何をしていようが
働いてるんだからいいじゃん

それ以上何を望んでるんだよ
私は馬鹿野郎だ


「怒らせた罰として今日は意識なくなるまでね」

やっぱりそこなんですね・・・
何回目で意識失おうか・・・

「フリしてもすぐわかるから」


何でも御見通しのこじぱには
まだまだかないません(涙)