いつまでもいつでも

「ねえ、陽菜の家に住みなよ」

「住めないよ
まだこじぱに相応しい人間になってないのに（汗）」

「う〜ん・・・じゃぁさ、見習いという事で住み込んだら？」

「こじぱのお家は大学から遠いでしょ
ここなら近いしバイトにも便利だし
卒業するまで我慢してください」

「優ちゃんが卒業するまでまだ2年もあるんだよ
無理に決まってんじゃん（怒）」

「2年・・・じゃないかもしれないんだけど・・・（汗）」

「どういう事、留年するの？」

「留年じゃないけど
より難しい勉強するために大学院へ行こうかなって・・・」

「はぁ？そんなこと初めて聞いたし
大学院へ行ったらもっと授業数増えちゃうし
さ・ら・に、卒業できるまでが伸びちゃうじゃん（怒）」

「でも、こじぱに相応しい人間に・・・」

「さっきから陽菜に相応しい人間ていってるけど
それは優ちゃんが勝手に作ったラインでしょ
陽菜は今の優ちゃんで十分なの！
ていうか、インテリになっちゃうより
すぐ人を信用しちゃう所とか
しっかりしてるようで抜けてる所とか
陽菜の言葉一つで右往左往する所とか
陽菜の指でアンアン喘ぐ所とか
焦らしたらイカせてくださいってお願いしてくる所とか」

「ストップ！もういいから（汗）
なんかいい所が全然ないし
最後のは、いつもこじぱが無理やり言わせてるだけじゃんか！」

「そうやってプリプリ起こる優ちゃんも好きなのにぃー」

「わ、私だってどんなこじぱも好きだもん（汗）」


「・・・・・・・（бвб)」



「え〜と・・・何で服脱がされてるのかな？」

「優ちゃんが誘ったからだよ（бвб)」

「どこにも誘う言葉ありませんでしたけど（汗）
ダメだよ私午後からの講義があるんだから」

「まだ30分あるでしょ」

「30分で無理です！」

「陽菜に不可能はないの！
早くしたいなら自分で全部脱いで」

「嫌です」

「陽菜の命令は！」

「・・・・絶対です・・・こんな時に使うなんてずるい」

「だから・・・その言い方とか顔が誘ってるの」


そんなこんなで結局言うことを聞いてしまうわけで・・・



「優子来ないかと思った(∵)」

「危なかった〜先生遅くてよかったよ（汗）」

「この先生代返できんから焦ったわ('A`)」

「いつも迷惑かけてごめんね（汗）」


寮生同士で一番仲のいいあっちゃんとたかみなは
諸事情をわかってくれていて
いつも助けてくれる

「この慌ただしい生活もあと少しなんだからガンバ！」

「う、うん・・・」


嬉しいような、寂しいような・・・
三回生になると講義数は減るから
空いた時間に会いに行けばいいんだけど
バイトも増やしたいし・・・

だってこじぱがいなくなったら
たまにお昼っを奢ってもらったりしていた分を
全部自分で出さなきゃいけなくなるし
おやつだって買いに行かされたついでに
お駄賃として自分のも買ってきていいよって言ってくれるから
助かってたけどそれが無くなっちゃうから


頑張って節約しなきゃ



バイトが終わり寮に帰る

明日からのテスト週間が終わると
大学も春休みに入るから稼ぎどきなんだけど

「おかえり（бвб)」

「ただいま・・・・」

「ん？」

「こじぱは卒業式までここにいるの？」

「むぅ・・・ダメなの（怒）」

「ダメじゃないけど
春休みに入ったら私ずっとバイトだからさ・・・」


四回生は卒業を待つだけだから
殆どの人は退寮され家に戻られた

こじぱも戻るもんだと思っていたのに
普通に進級するかのようにここにいるから
ちょっと聞いてみただけなのに機嫌を損ねてしまったらしい（汗）

「今までもそうだったじゃん
あと少ししか一緒にいれないんだよ
何でそゆこと言うかな（怒）」

「ごめんなさい・・・」

「罰として服脱いで（бвб)」

「ま、まだお風呂入ってないから（汗）」

「じゃーお風呂でする」

「誰か入ってきたら困るでしょ（汗）」

「それは大丈夫（бвб)」

その自信はどこから・・・・
はい愚問でしたね

入口のドアの所に清掃中の張り紙
中から鍵を掛け誰も入れないようにしてる

「まだオフロに入ってないこがいるかも（汗）」

「それはない！」

だからその自信は・・・

「夕食の時に掃除の為10時までに入りきるようにっていう
張り紙しておいたから（бвб)」

流石です小嶋さん・・・
そのやる気をもう少し学業に費やしていたら・・・

て言うか初めからお風呂でするつもりだったんじゃんか（汗）


その日ものぼせる寸前まで攻められ・・・

「ヤバイね、冬なのに熱すぎ」

誰のせいですか〜（泣）