『ありがとうございました!』
「勝ってよかったね(*`ω´)」
「・・・・・・」
「面白かったんじゃないの?」
「別に(бвб)」
「真剣に見てたでしょ
たまに上手い!とか言っちゃって(笑)」
「別にサッカーは嫌いじゃないし」
「へぇーそうなんだ(*`ω´) 」
「だからその顔キモイんだって」
「ゆっぴー小さいのに目立ってたね
あ、うちの才加の方が体格いかして
いいDFで目立ってたけどね」
「サッカーはFWだし」
「アハハ、さてと仕上げに入るか(*`ω´) 」
「あの子に説明しに行くの?」
「私は担当じゃないからしゃしゃり出ると
またあのおばさんがうるさいから
簡単に説明してご両親と病院へ行ってもらうように
いうだけだよ」
「どうして両親が居るって思うの?」
「統計的に見ると・・・・と言ってもまだ、数組だけど
篠田達を含めてお父さんが生きてる所の子供が
運命の人になる確率が高いって事」
「なるほど・・・そう言えば麻里ちゃんの所も
お父さんいるもんね」
「そういう事、ニャロは先にあの子達の所へ行ってて」
「無理だからついて行く」
「若い子に慣れなきゃ」
「年下は苦手なんだもん」
結局ついて行って話を聞いていた
着替えるのを待って五人で食事へ行く事に
「おめでとう(*`ω´) 」
「ありがとう、才加頑張ったよ!」
「見てたよ、えらいえらい」
そう言いながら頭を撫でてあげて
嬉しそうな秋元さん
視線に気づきその方を見ると
私も私もって言う顔をした子犬が
しっぽを振りながらこっちを見ている
みたいに見えたけどしてあげない
だって・・・・陽菜はそう言うキャラじゃないから
「でもあれ、何だったんだろう
あれから一度も出なかったんだよ」
「そうだね、勝とうと思えば勝てたのに
向こうも偉かったよ(*`ω´) 」
どういう事?て言う顔で見てる三人
「運命の人がいたんだって(бвб) 」
「え、篠田さんの運命の人って二人もいるの?」
「バカでしょ、優子達から見てしか運命の人なんていないの
陽菜達は誰でもいいんだから」
「そうだよね・・・・・・え、だったら佐江?」
「ピンポーン(*`ω´) 」
「えぇぇぇ!!?マジ?
やったー佐江にも運命の人がやっと現れた♪」
どこどこ?て捜してるけど
いないから苦しくないんだよって言ってあげたい
「今日は会わない方がいいよ
また改めて病院で会う事になると思うし」
「えぇー顔とかちゃんと見てなかったのにー
ねぇねぇどうだった?かわいかった?
まさか相手コーチじゃないよね(汗)」
「年いった人だったね(*`ω´) 」
「ま、ま、マジですか・・・ガーン」
「いや、たぶんスコアブックもってたから学生だと思う」
「真面目な才加もいいよ(*`ω´) 」
「・・・・・・(照)」
「柏木由紀、みんなからゆきりんて呼ばれてる(-∀-`) 」
「何で知ってるの?(бвб)」
「中学の後輩でクラブが一緒だったんだ
ゆきりんいい子だよ」
「そうなの?やったー♪」
「マネージャーなのにほとんど休んだ事無くて
雑用を一生懸命してくれてた」
「佐江の好きなタイプじゃんかー♪」
「絶対に佐江と合うと思う」
「優子がそう言うんだから間違いないよね
あぁー会うのが楽しみ♪」
相手も高校生だし
二人暮らしは無理だろうからどうするんだろう・・・
まあ、陽菜には関係ないけど
ご飯を食べそれぞれの家に送ってくれた麻里ちゃん
「車で汗臭かったでしょ、ごめんね(;´-∀-)」
「・・・・・・・」
「先にシャワー浴びてきてもいい?」
「どうぞ」
全然気にならなかったとは言えない
だって汗の匂いはしてたから
でも、隣にいても優子からの匂いは気にならなかった
「慣れかな・・・・」
お風呂に入ったのを確認して洗濯物の匂いを嗅いでみる
「・・・・・んん・・・・」
やっぱり臭いと思わない
「なんか変態みたいじゃん」
見てないときに匂いを嗅ぐとかやばいね(笑)
「え、なんか言った?」
「洗濯これだけ?」
「カバンの中にタオルとユニフォーム入れたままだ(;´-∀-)」
「出しといてあげる」
「臭いから良いよ(;´-∀-)」
「大丈夫だから」
ユニフォームだったら臭うよね?
と思ったのに、全然不快じゃなかった
これが運命の人とそうじゃない人の違いなのかな・・・
だって過去男の人だったけど
付き合ってても背広の匂いとか嫌なときあったもん
シャワーから出てきても不快なときあったからね
カチャッ
「ワァッ(;´-∀-)びっくりした、いたんだ」
「・・・・・・」
裸を初めて見たけど
スポーツマンらしくくびれていて筋肉のつきもいい
そして何より細くて小さいくせに胸が出てる
女性だから当たり前だけど
普通より大きいよね?
「あ、あのう、じっと見られると恥ずかしいんですけど(;´-∀-)」
その言葉を無視して脱衣所から出て頭を二回ほどフル
だってあの体に抱かれるんだって思ったら
一瞬キュンとしてしまったのだから