いつまでもいつでも

ほんとに疲れていたみたいで

お風呂から上がって来た小嶋さんは眠気まなこ


・・・・・・可愛いんですけど〜(-∀-`)

大人の綺麗なお姉さんが可愛いって何？
こんなの初めて見た


「おやすみ・・・」

「おやすみなさい(-∀-`) 」

「・・・・・・なんで嬉しそうなの」

「え、違う違う私ってこういう顔なの！(;´-∀-)」

「べつにいいけど・・・・」


せっかく可愛かったのに
またムッとした顔をさせてしまった私はバカ野郎だ(;´-∀-)

そのまま寝室へ行ってしまった小嶋さん


「はぁ・・・・可愛かったな(-∀-`)」


もっと色んな顔を見てみたい
大笑いしてる顔とか
優しく微笑んでる顔
時には泣いてる顔とか

そして・・・・・・・・・・・・

ゴクンと喉が鳴る


どんな顔をするんだろうか・・・・・

と言うかどうやってすればいいの？

これは前もって勉強しとかなきゃだよね？


今日は起きてきそうにないし
見るなら今・・・・・・だよね


携帯で調べてブルートゥースを装着したのに

やっぱり先に全部済ましちゃおうって
思ったのがいけなかったんだ


だってまさか小嶋さんが後ろに立って覗くなんて思わないでしょ

真剣に見入っていた私がいけなかったの？


家事を全部済ませてお風呂に入り
歯磨きも全て済ませ満を持して臨むこと事約五分


「ひゃぁぁぁ！！」


首筋にふぅ〜と息がかかって飛び上がった

後ろを見なくてもわかる
きっと軽蔑な眼差しで私を見てると言うことを


すぐ画面を消してブルートゥースを取る


でも小嶋さんの方を見ることが出来ないでいた

なぜ起きてきたのかはわからないけど
そのまま用事を済ませて寝てほしかったのに


「興味あるんだ」

「へぇ？」

「そっか、したこと無いのか」

「・・・・・・・」

「教えてあげようか？」

「い、いいです(;´-∀-)」

「なんで敬語（笑）」

「もう寝る(;´-∀-)おやすみ」


一度も小嶋さんの方を見ること無く
先にベッドに潜り込み
いつもよりも端に場所をとった

少ししてベッドがきしむ


静まれ心臓！


ベッドが揺れてるんじゃないの？
て言うくらい弾む心臓に
気づかないでお願い！と祈るしか出来なくて

ゆっくり静かに深呼吸をしてやり過ごす


「ねえ、苦しいの？」

「え？」


思ったより近く・・・と言うか耳元で聞こえてきた声に
また一段と弾む心臓


「まだなはずなんだけどな・・・・」

「これは違うから(;´-∀-)」

「何が違うの？」

「発作の苦しさじゃないって事」

「ふーん・・・・・よいっしょ」

「ちょっと(;´-∀-)」


後ろから抱き着かれて背中にあたる柔らかい感触


「凄いドキドキ言ってんじゃん（笑）」

「にゃんにゃんのせいだからな！」

「発作じゃないのに陽菜に興奮してるんだ（笑）
あんな動画見てるからでしょ」

「だって、どうやったらいいか
誰も教えてくれないでしょ
自分で調べるしかないじゃん」

「人間には本能があるから
その時になったら勝手に体が動くんじゃないかな
だからあの人たちに子供が出来たんだろうし」

「そうなの？」

「そんな事を先生が言ってた」

「教えといてよ(;´-∀-)」

「言ってなかったっけ？」

「聞いてない！
と言うかあんまりちゃんと話してないもん」

「だよね・・・・明後日休みだからその日でいい？」

「なにが？」

「話し合い？」

「これからどうするかって言う事？」

「違うよ、優子の生い立ちとか
陽菜の生い立ちを教え合うの！」

「いいの？」

「今はまだ試験段階だけど
もしかしたら一緒になるかもしれないでしょ
お互いの事知らないで結婚とか嫌だし」

「けっこん・・・・」

「もし女性同士で子供が生まれるって言うのが
ちゃんと立証されたら法律も変わるだろうし
そう遠くないと思うよ」


にゃんにゃんと結婚・・・・

（ゴクン）


「あ、今唾のみ込んだでしょ（笑）」

「・・・・・・」

「前から思ってたんだけど優子って匂いしないよね」

「そうなの？自分ではわかんないけど
汗かいたら汗臭いって言われるよ(;´-∀-)」

「どうして陽菜にはにおわないんだろう・・・・」

「運命の人だから？」

「その辺も立証していかなきゃね
一応お金貰ってるんだし」

「だよね・・・・」

「それにもしかしたら運命の人って数人いるかもしれないし」


他にもいるのかな・・・・
それはそれで嫌だな

浮気してるみたいだもん


「ふわぁぁぁ・・・・もうダメお休み」

「え、ちょっとにゃんにゃん(;´-∀-)」


私を後ろから抱きしめたまま寝てしまった


寝がえり打てないんですけどー(;´-∀-)