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運命の人 21 陽菜

「おはよう(бвб)」

「小嶋さん吉野先生が呼んでたよ」

「えー・・・・・」


邪魔くさいなぁ


「失礼しまーす」

「小嶋さんちょっと来て」


連れて行かれた別室


「ちゃんとしてもらわないと困るんだけど」

「してます」

「昨日電話無視したんでしょ」

「いちいち言われるの嫌なんですよね
私のペースでさせて貰えないんだったら
もうやめます」

「何言ってるの!やめれるわけ無いでしょ
世界の運命がかかってるのよ」

「おおげさー(бвб)」

「あなたは事の重大さをわかってない!」

「わかりましたから落ち着いて(汗)」


興奮しすぎて殴りかかられそうな勢いにびっくりする


「それと篠田先生の所はいい感じなのに
小嶋さんの所は全然らしいじゃないの
もっと意識して仲良くしなさい!」

「徐々にやってます!」

「ちゃんとしないとカメラの台数増やされるわよ」


それは困る(汗)


「わかりました、がんばりますので仕事に戻りまーす(бвб)」


それだけ言って部屋を出る


はぁ・・・・来られるのは良いけど
自分から行くのは苦手なんだけどな・・・・

もう少しだけ優しくしてあげようかな



でもその前に


せっかく今日は一人なんだから遊ばなきゃ

遊び仲間にLINEを送っておいた


仕事が終わりスマホを開くと


「最悪・・・・・」


誰も空いてないとかありえないんだけど(怒)


はぁ・・・・別れなきゃよかった
涙でも見せて
もう少し待って!て言えばイチコロだったのになぁー・・・


一人で食べに行く気にもならず
コンビニでお弁当を買ってマンションへ帰る


「不味(怒)」


半分残し一緒に買ってきたお菓子でお腹を満たす


「・・・・・・・・・(бвб)」


この部屋ってこんなに広かったっけ?
優子が来る前の生活が思い出せない(汗)


「小さいくせに・・・・」


まだ2週間ほどしか経ってないのに
自分でも気づかないうちにいて当たり前になっていた


シャワーを浴びて水分を取ろうと冷蔵庫を開ける


「作ってあるなら書いていけバカ」


一品だけだけど陽菜の好きなおかずが入っていた

お菓子食べちゃったから
朝、食べることに


毎週見ているドラマが終わり
ゲームも飽き
することもないから寝るしかないよね


・・・・・なんで端に寄ってるんだろう
久しぶりに広々と眠れるんだから
真ん中でいいじゃんね


「大の字(бвб)」


声を出しても虚しいだけだった


「寝る!」


誰もいないのに宣言してる陽菜はおかしいのかもしれない




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