陽菜
「優ちゃん明日バイト休みだよね」
「えっ!なんで知ってるんですか?」
「陽菜にわかんない事は無いの(бвб) 」
実は机の上にあった手帳見ちゃったんだよね・・・
「夕飯早く食べて飲みに行こう!」
「あう・・・私19歳なのでまだ飲めないです」
「ジュース飲んでればいいじゃん」
「・・・・・・すみません!」
土下座して
「まだバイト代が少なくてお金がないのでいけません(汗)」
なーんだ陽菜と行くのが嫌なのかと思ったじゃん
「昨日臨時収入あったから奢ってあげる(бвб) 」
「でも、私なんかと行っても楽しくないかと・・・・(汗)」
「先輩の言う事は!」
「絶対です・・・よね・・」
「わかってればよろしい!」
「はぁー間が持つかな・・・」
なんか一人でぶつぶつ言ってるけど無視!
「ワンピースかスカートもってる?」
「・・・持ってないです」
「しかたないなー陽菜の貸したげる!」
一番短いボディコンのワンピを貸してあげたのに・・・
「アハハ!ひざ下ワンピ(笑)」
「だって先輩は背が高いじゃないですか(むっ)」
珍しくむくれてる優ちゃん(笑)
「ベルトをしたら大丈夫だよ!」
だいぶ大人っぽくなったけど・・・パンプスないよね(汗)
あっ!あのサンダルならいけるかも・・・やっぱり大丈夫だ!
「じゃー行くよ!」
歩いて15分
「ここ!」
「バーですか?」
「そう、陽菜の行きつけなの(бвб) 」
落ち着かない優子、バーは初めてっぽいもんね
「いらっしゃいませ、あっニャロいらっしゃい
あれっ?後ろゆっぴー?可愛いじゃん(*`ω´) 」
そう、ここは麻里ちゃんがバイトしているバー、優ちゃんもびっくりしてる
「篠田先輩?」
目をパチパチさせて驚いてるし(笑)
「陽菜にはいつもの、優ちゃんは何がいい?」
「おっオレンジジュースで・・・」
「かしこまりました」
カウンターに座り飲みながら三人で話す
「ゆっぴーのスカート姿バイト以外で初めて見た!
可愛いんだから普段も着ればいいのに」
「スカートだと動きにくいのでどうしてもパンツになっちゃうんです(汗)」
「可愛いカッコしたらモテるかもよ!」
「ダメ///」
「「えっ?」」
やばい無意識に声が出ちゃった(汗)
「陽菜の服汚したらダメだからね(汗)」
「あっ、すいません、気を付けます」
いつもよりたくさん飲んじゃって・・・
優ちゃんにも無理やり1杯飲ませた
「初めてアルコール飲んだんですけど、これ美味しいですね(´-∀-)」
「篠田オリジナルゆっぴー仕様だよ♪」
むう、陽菜には作った事ないのに・・・
優ちゃんはアルコールを嘗めてたみたいで
飲み干すころには真っ赤になっちゃって・・・可愛い♪
麻里ちゃんのバイト上がりと一緒に店を出て寮に戻ると
門限ぎりぎりで、お風呂も早く入らないと終わっちゃうから
三人で慌てて入った
「ピンポーン」
「はーい・・・・」 カチャ
「初めまして、今日隣に引っ越してきました宮澤です、これからよろしくお願いします」
「優!出てきてー」
「おう!なに?」二人を抱えて出てくる
「かわいい」
「えっそうですか 」
なんでゆっぴーが照れてるのかな・・・
「お隣に越してこられた、宮澤さん」
「よろしくお願いします」
「こちらこそよろしく 」
「双子ちゃんですか?」
「そうなんですけど似てないでしょ」
「二人とも可愛いですね 私も早く欲しいな 」
「えっ ゆきりん 」ご主人デレてるし・・・
「新婚さんなんですか?」
「はい、まだ2ケ月なんです 」
「うらやましーラブラブですね 」(´-∀-)
ニヤニヤするゆっぴーにニヤニヤするご主人・・・なんか似てるかも
「そうだ、今日うちでご飯食べませんか?まだ片付けとか出来てないでしょう?」
「えっいいんですか?」
「いいよね、麻里ちゃん?」
「うちは、全然大丈夫ですよ、ぜひいらして下さい 」
「じゃーお言葉に甘えようかゆきりん」
「もう―佐江ちゃんは・・・すいません」
「大勢の方が楽しいし、6時くらいにいらしてください」
「ありがとうございます、ビールもって伺います 」
帰って行った
「麻里ちゃん・・・・いきなりごめんね なんか気が合いそうでさ」
「いいよ、いい人達そうだし」
「あはぁ、 麻里ちゃん最高!愛してるよ」
「はいはい」
「愛・し・て・る 」
「もう・・・チュッ 」
顔面崩れてるし・・・
私も愛してるよゆっぴー、でも簡単には言ってあげないよ
「これマンションの鍵だから無くさないでね」
「はい、行ってらっしゃいませ」
「なんか、ご主人様みたいだから今から敬語禁止!」
「えっ・・・・」
「わかった!? 」
「はい・・・・」
「行ってきまーす♪ 」
「いってらっしゃいま・・・・いってらっしゃい 」
「うふふいってきます 」
焦ってる姿もかわいいなー
「ぱる、なんか今日機嫌よくないっすかー」
「そんなことないよー?」
「にゃんにゃん、ずっとニヤニヤしてるー」
「えっ?そうかな・・・」
「そうだよニャロ何かあった?」
「ん〜何でもない、公演が楽しみなだけ 」
「ふーん、まだまだ客席は埋まらないけど頑張るっす 」
「そうだよ、だんだん増えてきてるんだから
離さないようにしっかりキャッチしとかないとね」
終演後のハイタッチの時にファンの人から
(今日の笑顔最高でした! )
(今日凄く楽しそうでしたね)
(今日陽菜に推し変したぜ!)
陽菜何も変わってないのになんでだろう?
「にゃろ!みんなでご飯食べて帰ろう」
「あっ、今日は用事があるから帰るね」
「そうかー、また明日ね」
「ただいまー」
「おかえりな!おかえりー 」
「いい匂い 」
「丁度出来たとこだから 」
「着替えてくるね」
部屋着に着替えてリビングに行くとオムライスとスープが置いてあった
オムライスになんか書いてある?
「これなんの絵?」
恥ずかしそうに
「小嶋さん猫みたいだから(汗) 」
「猫の絵かー」
「ちょっと失敗しちゃって・・・ 」
恥ずかしそうにうつむく
「優子の分は?もう食べたの?」
「えっ・・・うん・・・」
「・・・・陽菜、嘘つかれるのって一番嫌なんだ 」
「ごめんなさい・・・・」
「これからは二人分作って一緒に食べる!わかった 」
「うん♪ 」
「スープはまだあるでしょ?」
「うん」
「じゃーオムライス半分こ」
「でも、お腹すいちゃうよ」
「朝、いっぱい食べるからいい」
「ありがとう!お皿持ってくるね(-∀-`) 」
嬉しそうにキッチンへ消えていく姿が可愛いい・・・
なんか、ペットを飼ってる気分になって来たかも(бвб)
「陽菜もうすぐ仕事に行かないといけないから・・・」
「・・・あのう・・・2・3日でいいんです、
ここに置いてもらえませんか、お願いします(汗) 」
「お願いされても・・・・ 」
「炊事・洗濯・掃除すべてしますからお願いします」
「・・・・・3日だけだからね」
「ありがとうございます(-∀-`) 」
その笑顔・・・・可愛いんですけど(ドキドキ)
「今日夕飯どうしますか?」
「んー夜公演だから食べて帰ってくるかも」
「そうですか・・・」
さびしそうな顔して、シュンてなってる・・・この顔もかわいい
「あのう・・・冷蔵庫ほとんど食料品が無くて・・・
買に行きたいんですが・・・」
「適当に買ってきて」
「それがそのう・・・」
「むぅ・・なに 」
「私お金持ってなくて(汗) 」
「あっそうか・・・いくらいる?」
「何食べたいですか?」
「何でもいい」(бвб)
「好き嫌いは?」
「ほとんどないけど」(бвб)
「そうですか・・」
「1万円あればいい? 」
「そんなにいらないです、千円あればいいです」
余ったお金取っちゃっても分からないのに・・・
真面目なんだか、バカなんだか・・・
「じゃー千円ね、はいどうぞ」
「すいません」
「優子さっきから謝ってばっかり(怒) 」
「すいません・・・」
「そのすいません、禁止! 」
「はい・・・・」
あっ、またシュンてしてる、眉毛がハの字に垂れ下がって可愛すぎる
「今日9時くらいに帰ってくるから、・・・オムライスお願い 」
「あっ!はい(-∀-`) 」
一気に顔が明るくなってるし(笑)
こんなにかわいいんだったらAKBに入れるかもね〜(бвб)