わがままな女神   20

陽菜


「優ちゃん明日バイト休みだよね」

「えっ!なんで知ってるんですか?」

「陽菜にわかんない事は無いの(бвб) 」

実は机の上にあった手帳見ちゃったんだよね・・・

「夕飯早く食べて飲みに行こう!」

「あう・・・私19歳なのでまだ飲めないです」

「ジュース飲んでればいいじゃん」

「・・・・・・すみません!」

土下座して

「まだバイト代が少なくてお金がないのでいけません(汗)」

なーんだ陽菜と行くのが嫌なのかと思ったじゃん

「昨日臨時収入あったから奢ってあげる(бвб) 」

「でも、私なんかと行っても楽しくないかと・・・・(汗)」

「先輩の言う事は!」

「絶対です・・・よね・・」

「わかってればよろしい!」

「はぁー間が持つかな・・・」

なんか一人でぶつぶつ言ってるけど無視!

「ワンピースかスカートもってる?」

「・・・持ってないです」

「しかたないなー陽菜の貸したげる!」

一番短いボディコンのワンピを貸してあげたのに・・・

「アハハ!ひざ下ワンピ(笑)」

「だって先輩は背が高いじゃないですか(むっ)」

珍しくむくれてる優ちゃん(笑)

「ベルトをしたら大丈夫だよ!」

だいぶ大人っぽくなったけど・・・パンプスないよね(汗)

あっ!あのサンダルならいけるかも・・・やっぱり大丈夫だ!

「じゃー行くよ!」

歩いて15分

「ここ!」

「バーですか?」

「そう、陽菜の行きつけなの(бвб) 」

落ち着かない優子、バーは初めてっぽいもんね

「いらっしゃいませ、あっニャロいらっしゃい
あれっ?後ろゆっぴー?可愛いじゃん(*`ω´) 」

そう、ここは麻里ちゃんがバイトしているバー、優ちゃんもびっくりしてる

「篠田先輩?」

目をパチパチさせて驚いてるし(笑)

「陽菜にはいつもの、優ちゃんは何がいい?」

「おっオレンジジュースで・・・」

「かしこまりました」

カウンターに座り飲みながら三人で話す

「ゆっぴーのスカート姿バイト以外で初めて見た!
可愛いんだから普段も着ればいいのに」

「スカートだと動きにくいのでどうしてもパンツになっちゃうんです(汗)」

「可愛いカッコしたらモテるかもよ!」

「ダメ///」

「「えっ?」」

やばい無意識に声が出ちゃった(汗)

「陽菜の服汚したらダメだからね(汗)」

「あっ、すいません、気を付けます」

いつもよりたくさん飲んじゃって・・・
優ちゃんにも無理やり1杯飲ませた

「初めてアルコール飲んだんですけど、これ美味しいですね(´-∀-)」

「篠田オリジナルゆっぴー仕様だよ♪」

むう、陽菜には作った事ないのに・・・

優ちゃんはアルコールを嘗めてたみたいで
飲み干すころには真っ赤になっちゃって・・・可愛い♪

麻里ちゃんのバイト上がりと一緒に店を出て寮に戻ると
門限ぎりぎりで、お風呂も早く入らないと終わっちゃうから
三人で慌てて入った

ファミリー   11   (お隣さん)

「ピンポーン」 

「はーい・・・・」   カチャ

「初めまして、今日隣に引っ越してきました宮澤です、これからよろしくお願いします」

「優!出てきてー」  

「おう!なに?」二人を抱えて出てくる

「かわいい」 

「えっそうですか 」

なんでゆっぴーが照れてるのかな・・・

「お隣に越してこられた、宮澤さん」  

「よろしくお願いします」

「こちらこそよろしく 」

「双子ちゃんですか?」 

「そうなんですけど似てないでしょ」

「二人とも可愛いですね 私も早く欲しいな 」

「えっ ゆきりん 」ご主人デレてるし・・・

「新婚さんなんですか?」 

「はい、まだ2ケ月なんです 」

「うらやましーラブラブですね 」(´-∀-)

ニヤニヤするゆっぴーにニヤニヤするご主人・・・なんか似てるかも

「そうだ、今日うちでご飯食べませんか?まだ片付けとか出来てないでしょう?」

「えっいいんですか?」

「いいよね、麻里ちゃん?」

「うちは、全然大丈夫ですよ、ぜひいらして下さい 」

「じゃーお言葉に甘えようかゆきりん」 

「もう―佐江ちゃんは・・・すいません」

「大勢の方が楽しいし、6時くらいにいらしてください」

「ありがとうございます、ビールもって伺います 」  

帰って行った

「麻里ちゃん・・・・いきなりごめんね なんか気が合いそうでさ」

「いいよ、いい人達そうだし」

「あはぁ、 麻里ちゃん最高!愛してるよ」 

「はいはい」

「愛・し・て・る 」 

「もう・・・チュッ 」

顔面崩れてるし・・・

私も愛してるよゆっぴー、でも簡単には言ってあげないよ

あなたに出会えて  始まりは突然に   7

「これマンションの鍵だから無くさないでね」

「はい、行ってらっしゃいませ」

「なんか、ご主人様みたいだから今から敬語禁止!」

「えっ・・・・」  

「わかった!? 」  

「はい・・・・」

「行ってきまーす♪ 」 

「いってらっしゃいま・・・・いってらっしゃい 」

「うふふいってきます 」

焦ってる姿もかわいいなー




「ぱる、なんか今日機嫌よくないっすかー」

「そんなことないよー?」

「にゃんにゃん、ずっとニヤニヤしてるー」

「えっ?そうかな・・・」

「そうだよニャロ何かあった?」

「ん〜何でもない、公演が楽しみなだけ 」

「ふーん、まだまだ客席は埋まらないけど頑張るっす 」

「そうだよ、だんだん増えてきてるんだから
離さないようにしっかりキャッチしとかないとね」


終演後のハイタッチの時にファンの人から

(今日の笑顔最高でした! ) 
(今日凄く楽しそうでしたね)
(今日陽菜に推し変したぜ!)

陽菜何も変わってないのになんでだろう?

「にゃろ!みんなでご飯食べて帰ろう」

「あっ、今日は用事があるから帰るね」  

「そうかー、また明日ね」



「ただいまー」 

「おかえりな!おかえりー 」

「いい匂い 」 

「丁度出来たとこだから 」

「着替えてくるね」

部屋着に着替えてリビングに行くとオムライスとスープが置いてあった

オムライスになんか書いてある?

「これなんの絵?」

恥ずかしそうに

「小嶋さん猫みたいだから(汗) 」

「猫の絵かー」 

「ちょっと失敗しちゃって・・・ 」

恥ずかしそうにうつむく

「優子の分は?もう食べたの?」

「えっ・・・うん・・・」

「・・・・陽菜、嘘つかれるのって一番嫌なんだ 」 

「ごめんなさい・・・・」

「これからは二人分作って一緒に食べる!わかった 」  

「うん♪ 」

「スープはまだあるでしょ?」  

「うん」

「じゃーオムライス半分こ」 

「でも、お腹すいちゃうよ」

「朝、いっぱい食べるからいい」 

「ありがとう!お皿持ってくるね(-∀-`) 」

嬉しそうにキッチンへ消えていく姿が可愛いい・・・

なんか、ペットを飼ってる気分になって来たかも(бвб) 

あなたに出会えて  始まりは突然に   6

「陽菜もうすぐ仕事に行かないといけないから・・・」

「・・・あのう・・・2・3日でいいんです、
ここに置いてもらえませんか、お願いします(汗) 」

「お願いされても・・・・ 」

「炊事・洗濯・掃除すべてしますからお願いします」

「・・・・・3日だけだからね」  

「ありがとうございます(-∀-`) 」

その笑顔・・・・可愛いんですけど(ドキドキ)

「今日夕飯どうしますか?」

「んー夜公演だから食べて帰ってくるかも」

「そうですか・・・」

さびしそうな顔して、シュンてなってる・・・この顔もかわいい

「あのう・・・冷蔵庫ほとんど食料品が無くて・・・
買に行きたいんですが・・・」

「適当に買ってきて」  

「それがそのう・・・」  

「むぅ・・なに 」

「私お金持ってなくて(汗) 」 

「あっそうか・・・いくらいる?」

「何食べたいですか?」  

「何でもいい」(бвб)

「好き嫌いは?」  

「ほとんどないけど」(бвб)

「そうですか・・」  

「1万円あればいい? 」

「そんなにいらないです、千円あればいいです」

余ったお金取っちゃっても分からないのに・・・

真面目なんだか、バカなんだか・・・

「じゃー千円ね、はいどうぞ」

「すいません」

「優子さっきから謝ってばっかり(怒) 」  

「すいません・・・」

「そのすいません、禁止! 」

「はい・・・・」 

あっ、またシュンてしてる、眉毛がハの字に垂れ下がって可愛すぎる

「今日9時くらいに帰ってくるから、・・・オムライスお願い 」

「あっ!はい(-∀-`) 」

一気に顔が明るくなってるし(笑)

こんなにかわいいんだったらAKBに入れるかもね〜(бвб) 


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