ファミリー   13   お隣さん

「かんぱーい」

「いやー鍋に小皿の酒のあてがついてるなんて感動です 」

「えーそうなの?、普通だと思ってた」(´-∀-)

「実は由紀、料理できないんですよ麻里子さん教えてやってください!」

「私で良ければ教えますよ 」

「え〜本当ですか!!うれしー 」

「いつも何食べてるんだ?」(´-∀-)

「恥ずかしながら・・・お惣菜とか、ほか弁とか、休みの日は佐江ちゃんが・・・」

「アハハ!じゃーさっそく明日簡単な料理教えますよ 」

「やったー明日ゆきりんの手料理が食べれるかもしれないんですね 」

「もう、佐江ちゃんは・・・佐江ちゃんの為に頑張るね 」

「ウゥ〜新婚はいいなー・・・俺たちなんて夜の『ゆっぴー』・・ごめんなさい」

もう、なにを言い出すんだか まあ、子供がいるとね・・・・

「二人はどういう出会いだったんですか 」(*`ω´)

「あっ佐江が・・・・」ふうー軌道修正成功

凄い話が盛り上がっちゃってビール何本目

「二人ともやばいね」 

「そうですね 」

「あっ双子ちゃん達寝ちゃってますよ」

「ほんとだ、手がかからないでしょ、その分大きい子供に手がかかるんですけどね 」

「あーなんかわかります、男の人っていつまでたっても子供ですよね 」

ゆきりんもすごく良い子だなー

ちょっとリアクションが大きいのは愛嬌で・・・

「二人寝かせてくるね」  

「私洗い物しときますね」

「いいよ、後でするから」

「料理はできませんが洗い物は得意なんです 」なんかドヤ顔

「じゃーお願いしようかな」  

「任せてください 」

張り切って片付け出した


あなたに出会えて  始まりは突然に   13

「ただいまー」(бвб)  

「おかえりなさい(-∀-`) 」

目をキラキラさせてしっぽを思いっきりフリフリして駆け寄ってくる子犬・・・
ヤバい幻覚が見えた

「どうしたの?」

首をかしげて覗き込んでくる

「なんでもない(汗) お腹すいたー」  

「お疲れ様(-∀-`) 」

笑窪を出してにこっと笑う・・癒されるなー

「みてみて! 」お皿を目の前に持ってくる

「ハートと星型を作ってみたの (´-∀-)」

・・・・・可愛いんですけど・・・無邪気と言うか・・・
すごく嬉しそうに話しかけてくるコリス

今まで話す相手もいなかったんだろうなー・・・

DV受けて一人で耐えて・・・

「嫌だった? 丸が良かったかな(汗) 」

心配そうに顔を覗きこんでくるコリスがかわいくて

ギュって抱きしめた  

「こ、小嶋さん・・・(汗)」

「あっ、ごめん」

あわてて離れると 

「なんかあったの?」

「ううん、いいことあったからおすそ分け(бвб)」 

「そっか、ありがとう(-∀-`) 」

「陽菜ハート型がいいな〜」 

「じゃー私はスターね! 」

うれしそうに食べだす



「ご馳走様でした」 

「お風呂沸かしてくるね」 

「陽菜片付ける!」

「いいよ、私の仕事だから(汗)」 

仕事かー・・・・

「じゃーTV見てるね」 

テキパキ片付けて行くコリス  ピピピピィ

「お風呂沸いたから入ってくる」

「うん」 

「テレビ見てていいよ」 

「うん」

「あー気持ちよかった(бвб)  」

真剣にテレビを見てる・・

「お風呂あがったよ」

「あっ、髪の毛乾かしてあげるからここに座って!」

黙ってソファーの前に座る

テレビを見るとニュースだし・・・

「ニュース見てたの?」 

「うん」

「チャンネル替えればよかったのに」 

「替えてもいいの? 」

「・・・・・あのね自分のしたいことしていいんだよ、
陽菜居なくてもテレビ見たらいいし
チャンネルだって替えていいんだから」

「うん、ありがとう 小嶋さんは優しいね 」

ドライヤーが止まる 

「小嶋さん終わったよ 」 

「・・・・・」

「小嶋さん?」  

「それやだ 」  

「ごめんなさい・・私なんかした(汗) 」

「小嶋さん呼び・・・やだ 」 

「でも・・・小嶋さんだし・・・」

「は・る・な」(бвб) 

「よ、呼べないよ・・・(汗)」 

「だめ!陽菜!(бвб)」

「じゃーこじ・・はる・・・こじぱ・・ こじぱでもいい? 」

「しかたないなーそれでいいよ、優ちゃん(бвб) 」  

「・・・・・」

急に静かになったから

「どうしたの?」

振り向くと耳まで赤くなってるコリス  

「なんで赤くなってるの?」

「ゆうちゃん・・・・て・・・ 」 

「優ちゃん♪ 」

やぁー!て言うと手で顔を覆ってお風呂に走って行った

やばい・・キュンキュンしてドキドキしてきた

陽菜どうしちゃったんだろう・・・

こんなドキドキ初めてかも

あなたに出会えて  始まりは突然に   12

楽屋に着くと  

「ニャーロ!」(*`ω´)   

「なに?」(бвб) 

「昨日から機嫌がいいのはあの子のせい?」 

「ちっ違うし(汗) 」

「フーン、ニャロわかりやすい(笑) 」 

「麻里ちゃんうるさい(怒) 」

「ぱる、どうしたんすか?」 

「何でもない!」

「もうすぐリハーサル始まるから・・・」 

「わかってるし 」

「麻里子様なんでぱるさん機嫌悪いんすか? 」

「さーね、今だけだと思うけど(*`ω´) 」 

「それならいいんすけど・・・・」




なんかすごい楽しいんだけど・・何でだろう?


(今日のにゃんにゃん超絶かわいかった!)  
(陽菜最高だったぜ!)
(笑顔MAXかわいかった!)

今日の公演も凄い好評価・・・
今までの陽菜ってどんなだったの?

「ねえ、あっちゃん、陽菜ってつまんなさそうだったの?」

「にゃんにゃん笑ってたけど、
作り笑顔っていうか・・・さめてたっていうか・・・
でも、この2日間は凄い楽しそうで
心の底から笑ってるし楽しそうだったよ 」

「ふーん・・・陽菜わかんない・・・」

「無理してないから疲れも少ないんじゃない?」  

「みいちゃん!」

「陽菜は人を寄せ付けない所があって誰にも心を開いてなかったていうか・・
なのにどういうわけかこの2日間は心を開きかけてるんだよねー」

「誰かのおかげかな?(*`ω´)」

「麻里ちゃんきもい(怒) 」

「アハハ、これは厳しいお言葉で(笑) 」

「みんな今日もご飯行きましょうよ!」 

「陽菜はパス!」

「待ってる人いるもんね 」 

「えっ誰々?」 

「遠い親戚だって(*`ω´)」

「麻里子うるさいから(怒) 」 

「にゃんにゃん今度会わせてよ 」

「凄くかわいい子だったよな〜♪ 」

「麻里子様狙ってるんじゃないですか?」

「篠田のタイプかもね(ニヤニヤ)」

キッと麻里子を睨んで

「いつまで、居るかわからないから・・・」

「ふーん、明日ここに連れて来れば?」 

「そうっすよファンになってくれるかも」

「口コミで田舎にも広めてくれるかもよ」

「・・・・帰ったら聞いてみる」 

「電話すればいいじゃん!」

「携帯持ってないから・・・」 

「じゃー明日連れてきてね」

「だからまだわからないって 」 

「篠田も帰ろーと、バイバーイ!」

手をヒラヒラさせて帰って行く麻里子

もう、勝手なんだから(怒)

でも明日で3日目なんだけど出て行くのかな・・・
行くとこないだろうし・・

どうしよう・・・(汗)

わがままな女神   23

陽菜


陽菜のわがままを何でも聞いてくれる優ちゃんが可愛くて
つい意地悪したくなる(^^♪

これだけわがままな陽菜といたらみんな離れて行っちゃうのに・・・

男の子や女の子から「好きです!付き合って下さい」
てしょっちゅう言われる陽菜

でも、一週間もしないうちに「ごめん!」と言って離れて行く・・・

友達としてならいいけど恋人としてはだめらしい・・・どこが違うんだろ?

だから、毎日おんなじ部屋で暮らす優ちゃんは凄い!て
麻里ちゃんや才加に言われた、珍しいんだって(бвб) 

昨日の夜も同じベットで寝ていると、寝がえりをうちたそうだったから
少し隙間を開けてあげるとこっちを向いた優ちゃん

そのまま抱きしめて寝てたら、無意識なんだろうけど
陽菜の胸に顔をスリスリしてきて

「アハッ♪(´-∀-)」・・・寝言だよね(汗)

もしかしてむっつりさんなの?ちょっとだけ感じちゃったし(汗)

朝、もぞもぞしだして一瞬びくって震える優ちゃん

そっと離れて起きようとしてるから寝たふりしといてあげた(笑)

陽菜ってやさしいよね?

朝食に遅れるからと焦ってる優ちゃんをしり目に
ゆっくり用意して困らせる

文句も言わずに着替えを手伝ってくれて
手を引っ張られて食堂へ

おばちゃんにぺこぺこ謝って、ゆっくり食べる陽菜に合わせてくれて
後片付けまでしてくれた

こんな子陽菜の周りに居なかったよ!

いつもなら、早く早くとせかされて、半分も食べ終わらないうちに
片付けられて・・・・陽菜のペースで生活できなくて・・・

それが嫌で作った条件6か条!

優ちゃんには必要なかったかもね(笑)

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