「こんばんわー 」
「いらっしゃい、どうぞ!」(*`ω´)
「おじゃましまーす 」
「あっご飯食べてるんですね 」
「先に食べさせちゃうからちょっと待ってくださいね」
「可愛いですよね 男の子と女の子ですよね 」
「こっちが才加でこっちが陽菜です」
「才加君、陽菜ちゃん、よろしくね 人見知りしないんですか?」
「んー人によるみたいなんだけど宮澤さん達は大丈夫みたいね」
「はい、ごちそう様は」
「あんまー」
「にゃーまー」
「うわーやばい、佐江チューしたい 」
「にゃんにゃんは俺のもんだからダメ」
「えーほっぺたぐらいいいでしょ 」
「もししたら・・・お前の所に女の子が出来たら俺がチュウーしてやるからな 」
「それはダメ〜佐江しかダメ〜 」
今日初めて会ったのに、仲がいいというか・・・似た者同士と言うか・・・
「ごめんね、あんな主人で 」
「いえ、こちらこそ、楽しそうな彼、久しぶりにみました 」
前は年配のご夫婦だったからあいさつ程度だったけど
今度は楽しくなりそう
「食事の用意するからソファーに座ってて」
「あっ手伝います・・・食器とか出します!」
「お鍋にしたから、そこのお皿とかコップをお願いします」
「ハーイ 」
まだギャーギャー騒いでいる男達だけど凄く楽しそう
「子供たちはほっといていいんですか?」
「最近ト〇ロにはまってて、テレビつけるとジーと見てるから
2時間ぐらい大丈夫だよ」
「お風呂は?」
「さっき主人が入れてくれたから」
「優しそうですよね」
「年下なんだけどね、すごく助かってる」
「いいですよねー私達も大島さんの所みたいな家族になりたいなー」
「普通だけどね、ありがとう」褒められるのはいい気分(*`ω´)
「何かあったら相談に乗るからいつでも言ってきてね!」
「ありがとうございます 」
気が合いそうでよかった
秋葉原に移動して遅めの昼食をとる
いろんなお店に行って感動するコリスを見て癒されてる
「小嶋さんは買い物しないの?」
「今日はいい」
「もうすぐお仕事だね・・・」
また眉毛がハの字に・・・
「一人で帰れる?」
「うん・・・晩御飯・・」
「優子は何が食べたいの?」
「私は何でも食べるから・・・」
聞き方換えないとか・・・
「何が好きなの?」
「チーズ入りハンバーグが好きだった(-∀-`) 」
「じゃーそれでいいよ 」
「え、いいの? 」
「なるべく早く帰るから」
「うん♪ 」
「あれっ!ニャロ?」
「え? 」
独特の呼び名に振り向くと麻里ちゃんが立っていた
「買い物?」
「うん・・・」
「ふーん・・・その子は?」
私の後ろに怯えるようにかくれるコリス・・・
「・・・・いとこ」
「へー似てないね」
「とっ遠い親戚だから 」
「ふーん・・・可愛いね、篠田に紹介してよ(*`ω´) 」
「・・・優子」
「こんにちは優子ちゃん いくつかな?」
「陽菜と同い年だし・・・(бвб) 」
「えっ!ごめん(汗)」
「こんにちは」
小さい声で言うとまた隠れる
「アハハ篠田は嫌われちゃったかな」
「人見知りひどいから・・・」
「ニャロ、劇場行くでしょ?一緒に行こうよ 」
優子を見るとコクンと頷いた
「駅まで送って行く」
「大丈夫だよ 」
「陽菜が送りたいから」
「ニャロがやっさしー (笑)」
「田舎から出てきてるんだから迷ったらいけないでしょ(怒) 」
キッと麻里子を睨む
「こわー・・」
肩を挙げておどける麻里子・・・
「麻里ちゃんはどうする?」
「まだ時間あるから一緒に行く 」
コリスの手を引っ張って歩き始める・・・
「何で顔赤いの?」
「手・・・・」
あっ!無意識につないでた(汗)
それをニヤニヤして見ている麻里子
もう・・一番会いたくなかったかも・・・
「これ、電車賃とおかず代ね」
五千円を渡すと
「こんなにいらないよ(汗)」
「明日の分も買えばいいから」
「うん(-∀-`) 」
「お菓子とかジュースも買っといて、炭酸以外ね」
「うん♪」
「変な人について行ったらダメだからね」
「子供じゃないんだから大丈夫だよ 」
ムッてしてる顔もかわいい でもすぐに
「お仕事がんばってね」
そう言うと眉毛が下がって行く・・・
「早く帰るから!」
「うん・・・もう行って!」
「じゃーね、気を付けて」
ぶんぶん手を振るコリスを見ながら劇場に向けて歩き出した
電車に乗って原宿にやってきた
「凄い!ここが原宿なんだ」 (´-∀-)
「来たことないの?」
「うん 」
「渋谷とかは?」
「無い! 」
なんでドヤ顔
「家の近所とかしか行ったことなかったから」
「服とかはどうしてたの?」
「従妹のおさがり」
・・・・なんか辛くなってきた・・・
「ユニクロでいい?」
「聞いたことある! 」
・・・・とりあえず先に買ってからぶらぶらしよう
「下着のサイズは?」
「えっ・・・ん〜・・・下はLで胸は・・・Gカップぐらい?」
「どこみていってるゥ 」
「小嶋さん(-∀-`) 」
バシッン 「優子のサイズ! 」
あっ、て顔して
「下はMでブラはおさがりだからわからない」
下着までおさがりって・・・
ちょっと待って、胸をわし掴みにする
「うえっ!? 小嶋さん・・(汗) 」
真っ赤な顔をするコリス、可愛い
「細くて小さいのに胸は大きいじゃん」
「そうかな」
したを向いて照れてる
今日は適当に・・・Dカップぐらいかな?
「家に帰ったらはかってあげるから」
ショーツ2枚とブラ1枚、
後は・・・パジャマは胸あるからMかなー
「欲しい洋服、上下1枚ずつ選んできて!」
「えっ!でもお金持ってないから・・・・」
「いいから早く!」
「う、うん・・・」
あっこれ似合いそうじゃん、これも着せたら可愛いだろうな〜
なんか子供の服を選んでる気分になって来てちょっと楽しい
「これ、いいかな・・・?」
すっごく地味なんですけど・・・それに安いやつだし
「ちょっとこっち来て、これとこれとこれ、嫌い?」
首をぶんぶん振る
「でも・・・高いよ(汗) 」
たかいって・・・全部で3980円だし・・・高いのかな?
「じゃーこれで決まり!」
「はい、自分で持ってね」
「うん、洋服と、下着まで買って貰っちゃって・・・
こんなの初めてで・・ありがとう(涙) 」
「ちょっと、こんな所で泣かないでよ
陽菜が泣かせてるみたいじゃん(汗) 」
「だって・・嬉しくて・・・がまん・・出来ない・・(泣) 」
手を引いてトイレの個室に入る、
ふたを閉めて陽菜が座り向かい合わせで膝の上に座らせる
「小嶋さん(涙)」
「思いっきり泣いていいから」
「ありがとう」
陽菜の胸に顔をうずめてなくコリスが愛おしくなって来て・・・
どうしよう、突き放せないかも・・・
優子
久しぶりのバイトがない日曜日
昨日少しお酒を飲んじゃったせいか目が覚めたら8時半だった
それよりももっとびっくりしたのが・・・・
両頬に感じる柔らかい感触といい匂い(´-∀-)
目を開けると何も見えない?
上を向くとぷっくりした唇に長い睫が見えた・・・うわぁーこれ胸(汗)?
いつの間に向かい合ってたんだろう・・・(汗)
ゆっくり離れてベットから脱出!起きなくてよかった(ホッ)
胸に顔を埋めて寝ていた!
なんて言う事がバレタラ追い出されるに違いないもんね
ふー危なかった(´-∀-)てか、
早く起こして朝食に行かないと時間が(汗)
「小嶋先輩、もうすぐ9時になっちゃいますよ、ご飯食べに行きましょう!」
んん〜て伸びをして目をこすりながらゆっくり体を起こす
「顔洗ってるひまはないので着替えて行きましょう」
んっ!と言って手をあげる???
「はやく脱がせて」
・・・うえっ!私が?
「は・や・く!」
とにかく時間がないから言う通りにパジャマを脱がせると
下はタンクトップでもちろんブラなんてしてなくて・・・・
今朝この胸に顔が・・・(´-∀-)
「顔崩れてるよ・・・」(бвб)
「きっ着替えは何処ですか(汗)」
「机の上」
急いで取って渡すと着替え始めた、後15分しかないから
急かすのは嫌だけど、手伝えるところは手伝って手を引いて部屋を出る
食堂に行くともう誰も居なくて、おばちゃんには遅くなりました!て謝って
二つ用意してもらった
食べるのもゆっくりな小嶋先輩、時間が過ぎちゃう(汗)
おばちゃんに、最後洗っておくからすいません、と謝って許してもらった
その後は私も食べるスピードを合わせて同じくらいに食べ終える
先輩には先に部屋に戻ってもらい後片づけをして部屋に戻ると
顔を洗い終えお化粧したいつもの美人な先輩が出来上がっていた
ノーメイクだと可愛いのに化粧をすると美人さんになる(´-∀-)
童顔の私からすると凄く羨ましい
篠田先輩も秋元先輩も綺麗な顔をしてるけど
小嶋先輩はなんか違う・・・
本当のお姫様みたい!
今日から心の中で姫!て呼ぼう(´-∀-)
お姫様ならわがままも仕方ないから許せちゃうもんね(笑)