あなたに出会えて   始まりは突然に   21

あなたに出会えて   始まりは突然に   20

「DVDかけながら踊る? 」  

「いらないよ!」  

「フーン・・・」

玄関を開けると急いで上がろうとするコリスの腕を掴まえて

「ちょっと待って、さっきまで裸足だったんだから足を洗わなくちゃ(汗) 」

「あっそうか・・・ごめんなさい・・・」

しゃがんで背中を向ける  

「どうしたの?こじぱお腹痛いの?」

「違うし、 バスルームまでおんぶしてあげるから」

「いっ、いいよ、重いし・・・バスルームまではって行くから(汗) 」

「いいから早く! 」 

「・・・ありがとう(-∀-`) 」 

「ついでに洗って沸かしておいて!」 

「うん!」

優ちゃんが洗ってる間にスペースを空けとかなきゃ

テーブルをのけてソファーを下げて・・・これでよし

「洗ってきたよ あっ!ありがとうこじぱ♪ 」

「これくらいで大丈夫? 」  

「うん(-∀-`) 」

「じゃー始めまーす♪ 」 

優ちゃん凄くうれしそう

パーティ!パーティ!   
優ちゃん歌うまーいちょっとしゃがれた声がたまんないし(бвб) 
踊りも・・・これはあっちゃんのパートだ!
 ・・・完ぺきだし、陽菜よりも上手いかも(汗)

女の子にはスカートひらりひるがえし♪   

凄い・・・引きつけられちゃう(汗)

何をしても許される年頃よ〜   

「はい、ストップーそこまで!」

「えーまだ半分行ってないよ」  

口を尖らせて怒ってる顔も・・・かわいいー

「ねえ、明日、早く行って舞台で踊って見る?」

「えっ? いいの?したい、したい 」

たかみな達にも声掛けてみようーと

「いつもより1時間早く出ようね!」

「うん、こじぱちゃんと起きてね(笑) 」   

・・いつも起きてるし(怒)

「ゆうちゃん、汗かいてるから先にお風呂入っといで 」

「いっいいよ、こじぱ先に入って・・・」  

「汗かいたままじゃ風邪ひくでしょ 」

「でも・・・私が入ると・・・汚いから・・ 」

また・・ハアー・・・・

「そう言われてきたの?」

静かに頷く

「洗ってから浸かれば大丈夫だから」

「いつもそうしてるけど・・・・」

「わかった! 一緒に入ろう!」

目を大きく見開いてかたまってるコリス

「嫌なの?」 

「・・・・は、はずかしい・・・(汗) 」

小さな声で呟く

「入るよ! 」

手を引いてバスルームに向かった

浮気から本気になった二人   19

優子


‘マンションをちょうだい!’にゃんにゃんの言葉に一瞬自分の耳を疑ったもん

だって場所も場所だし、まだ新しそうだし、最上階だし・・・

億ションはしないにしても、近くはしたと思うんだけど(汗)

部屋は奥にあと一つあって、きっと寝室なんだと思う

部屋数は少ないけどとにかくこのリビングが広い(汗)

これだけ広いと風邪ひいちゃいそう(笑)

電気代も凄いんだろなー・・・・

掃除も大変だし・・・私は今のマンションで十分なのに・・・

でもね、にゃんにゃん、これって脅しじゃないのかな?

反対に訴えられちゃうかもよ(汗)

そんな篠田さんは

「本当にそれで許してくれるの?」

「そう言ってるし(ムッ)」

「ゆっ・・・大島さんもそれで許してくれる?」

「私は陽菜がいいならそれでいいけど・・・」

「じゃー決まりだね(бвб)」

「わかった!」

ちょっと、そんなに簡単に決めてもいいの?

「篠田が次のマンション探すまで少しだけ待って貰えないかな」

「えー早く住みたいのにー・・・来週の日曜日までに引越ししてね
ついでに陽菜達の引越しも宜しく(бвб)」

「あのう・・・篠田さん、本当にいいんですか?」

「篠田の罪は一生消えないけど、これで許してもらえるなら
安いもんだよ(*`ω´)」

「陽菜お腹すいた〜」

「あっ、あつも、グーグー言っててもう、限界寸前(怒)」

「篠田に奢らせてもらえるかな」

「仕方ないなー、麻里ちゃんの車で連れてってよ」

なんか麻里ちゃん呼びに変わってる気が・・・(汗)

「じゃーすぐに行こう、美味しい店があるんだ!」

「わーい!楽しみ」

あっちゃんとにゃんにゃんはウキウキしてるけど

本当にこれで良かったの?

篠田さんもホッとしてるみたいだけど・・・

終わりよければすべてよし?

わがままな女神   25

優子


寮生全員参加の飲み会があるなんて知らなかった(汗)

参加費がいるのかドキドキしてたけど
寮費の中に含まれているらしくてよかった(´-∀-)

1年生と2年生は数人以外は飲めないはずなのに

寮長自らビールをついで回ってる?

「今日は、無礼こーだよー(*`ω´)」

ビールにがい(汗)
この前の篠田先輩が作ってくれたカクテルは美味しかったなー

「ゆっぴーはビール苦手かな?」

「にがいです、
篠田先輩が作って下さったカクテルは美味しかったです(嬉)」

「またおいで、ゆっぴーは可愛いから奢ってあげるよ!」

「ワーイ優ちゃん良かったね(笑)陽菜もラッキー!」

あれ?いつの間に横に来てたの?

「ニャロは誘ってないから」

今、背中に悪寒が走りました・・・・風邪かな?

「優ちゃんのんでるぅー?」

「ビール苦手で(汗)てか先輩、飲みすぎじゃないですか?」

「ん〜気持ちいい(бвб)ちょっと酔っちゃったみたい」

小さい私の肩に頭をコテンと乗せてくる・・・

わー!みんな見てるし・・・恥ずかしい(汗)

「先輩、部屋に帰りますか?」

「優ちゃんが帰るなら陽菜も帰る〜」

なんか無駄に色っぽいんですけど(汗)

「いいですよ、帰りましょう」

立ち上がると「おんぶ!」後ろから抱きついてくる(汗)

私の方がだいぶ小さいから足着いちゃってるし・・・・

2年の先輩も口を開けたままこっちを見てる(涙)

凄い目立っちゃってますよ先輩(汗)

「ニャロ、ゆっぴー潰れちゃうから才加に送ってもらいなよ」

「やだー、優ちゃんがいいの!ムウ・・・」

「だっ、大丈夫ですから」

少ししゃがんでしっかりとおぶる

「すいません、お先に失礼します」

みんなに一礼して部屋を出た
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