「DVDかけながら踊る? 」
「いらないよ!」
「フーン・・・」
玄関を開けると急いで上がろうとするコリスの腕を掴まえて
「ちょっと待って、さっきまで裸足だったんだから足を洗わなくちゃ(汗) 」
「あっそうか・・・ごめんなさい・・・」
しゃがんで背中を向ける
「どうしたの?こじぱお腹痛いの?」
「違うし、 バスルームまでおんぶしてあげるから」
「いっ、いいよ、重いし・・・バスルームまではって行くから(汗) 」
「いいから早く! 」
「・・・ありがとう(-∀-`) 」
「ついでに洗って沸かしておいて!」
「うん!」
優ちゃんが洗ってる間にスペースを空けとかなきゃ
テーブルをのけてソファーを下げて・・・これでよし
「洗ってきたよ あっ!ありがとうこじぱ♪ 」
「これくらいで大丈夫? 」
「うん(-∀-`) 」
「じゃー始めまーす♪ 」
優ちゃん凄くうれしそう
パーティ!パーティ!
優ちゃん歌うまーいちょっとしゃがれた声がたまんないし(бвб)
踊りも・・・これはあっちゃんのパートだ!
・・・完ぺきだし、陽菜よりも上手いかも(汗)
女の子にはスカートひらりひるがえし♪
凄い・・・引きつけられちゃう(汗)
何をしても許される年頃よ〜
「はい、ストップーそこまで!」
「えーまだ半分行ってないよ」
口を尖らせて怒ってる顔も・・・かわいいー
「ねえ、明日、早く行って舞台で踊って見る?」
「えっ? いいの?したい、したい 」
たかみな達にも声掛けてみようーと
「いつもより1時間早く出ようね!」
「うん、こじぱちゃんと起きてね(笑) 」
・・いつも起きてるし(怒)
「ゆうちゃん、汗かいてるから先にお風呂入っといで 」
「いっいいよ、こじぱ先に入って・・・」
「汗かいたままじゃ風邪ひくでしょ 」
「でも・・・私が入ると・・・汚いから・・ 」
また・・ハアー・・・・
「そう言われてきたの?」
静かに頷く
「洗ってから浸かれば大丈夫だから」
「いつもそうしてるけど・・・・」
「わかった! 一緒に入ろう!」
目を大きく見開いてかたまってるコリス
「嫌なの?」
「・・・・は、はずかしい・・・(汗) 」
小さな声で呟く
「入るよ! 」
手を引いてバスルームに向かった
優子
‘マンションをちょうだい!’にゃんにゃんの言葉に一瞬自分の耳を疑ったもん
だって場所も場所だし、まだ新しそうだし、最上階だし・・・
億ションはしないにしても、近くはしたと思うんだけど(汗)
部屋は奥にあと一つあって、きっと寝室なんだと思う
部屋数は少ないけどとにかくこのリビングが広い(汗)
これだけ広いと風邪ひいちゃいそう(笑)
電気代も凄いんだろなー・・・・
掃除も大変だし・・・私は今のマンションで十分なのに・・・
でもね、にゃんにゃん、これって脅しじゃないのかな?
反対に訴えられちゃうかもよ(汗)
そんな篠田さんは
「本当にそれで許してくれるの?」
「そう言ってるし(ムッ)」
「ゆっ・・・大島さんもそれで許してくれる?」
「私は陽菜がいいならそれでいいけど・・・」
「じゃー決まりだね(бвб)」
「わかった!」
ちょっと、そんなに簡単に決めてもいいの?
「篠田が次のマンション探すまで少しだけ待って貰えないかな」
「えー早く住みたいのにー・・・来週の日曜日までに引越ししてね
ついでに陽菜達の引越しも宜しく(бвб)」
「あのう・・・篠田さん、本当にいいんですか?」
「篠田の罪は一生消えないけど、これで許してもらえるなら
安いもんだよ(*`ω´)」
「陽菜お腹すいた〜」
「あっ、あつも、グーグー言っててもう、限界寸前(怒)」
「篠田に奢らせてもらえるかな」
「仕方ないなー、麻里ちゃんの車で連れてってよ」
なんか麻里ちゃん呼びに変わってる気が・・・(汗)
「じゃーすぐに行こう、美味しい店があるんだ!」
「わーい!楽しみ」
あっちゃんとにゃんにゃんはウキウキしてるけど
本当にこれで良かったの?
篠田さんもホッとしてるみたいだけど・・・
終わりよければすべてよし?
優子
寮生全員参加の飲み会があるなんて知らなかった(汗)
参加費がいるのかドキドキしてたけど
寮費の中に含まれているらしくてよかった(´-∀-)
1年生と2年生は数人以外は飲めないはずなのに
寮長自らビールをついで回ってる?
「今日は、無礼こーだよー(*`ω´)」
ビールにがい(汗)
この前の篠田先輩が作ってくれたカクテルは美味しかったなー
「ゆっぴーはビール苦手かな?」
「にがいです、
篠田先輩が作って下さったカクテルは美味しかったです(嬉)」
「またおいで、ゆっぴーは可愛いから奢ってあげるよ!」
「ワーイ優ちゃん良かったね(笑)陽菜もラッキー!」
あれ?いつの間に横に来てたの?
「ニャロは誘ってないから」
今、背中に悪寒が走りました・・・・風邪かな?
「優ちゃんのんでるぅー?」
「ビール苦手で(汗)てか先輩、飲みすぎじゃないですか?」
「ん〜気持ちいい(бвб)ちょっと酔っちゃったみたい」
小さい私の肩に頭をコテンと乗せてくる・・・
わー!みんな見てるし・・・恥ずかしい(汗)
「先輩、部屋に帰りますか?」
「優ちゃんが帰るなら陽菜も帰る〜」
なんか無駄に色っぽいんですけど(汗)
「いいですよ、帰りましょう」
立ち上がると「おんぶ!」後ろから抱きついてくる(汗)
私の方がだいぶ小さいから足着いちゃってるし・・・・
2年の先輩も口を開けたままこっちを見てる(涙)
凄い目立っちゃってますよ先輩(汗)
「ニャロ、ゆっぴー潰れちゃうから才加に送ってもらいなよ」
「やだー、優ちゃんがいいの!ムウ・・・」
「だっ、大丈夫ですから」
少ししゃがんでしっかりとおぶる
「すいません、お先に失礼します」
みんなに一礼して部屋を出た