浮気から本気になった二人   21

陽菜

話はとんとん拍子に進んで家具も欲しいものをくれるって♪

やったー!ソファーは絶対に欲しい!あとテレビでしょ
ダイニングテーブルもいいよね!(^^)!

ベットは・・・いらない

だって麻里ちゃんの匂いがするもん・・・

エアコンとかもそのままだし、もともとそんなに家具が無かったから
引っ越しはあっという間に済んだ

クローゼットは大きいし、寝室も広くて二人の荷物を入れてもまだまだ空いてるから
キングサイズのベットを買って真ん中に置く

バスルームも二人で入っても余裕だしTVもついてるし乾燥も付いてる♪

ここで毎日優ちゃんと・・・ウフフ(бвб) 

一人でもゆっくり半身浴も出来るね

「にゃんにゃんご飯出来たよ!」

「はーい、今行く!」

「にゃんにゃんここのキッチン凄いんだよオール電化だし
広いし凄く作りやすいの」

「ふーん陽菜は作れないからどうでもいいけど・・・」

「そんな事言わずにさ二人で作ろうよ(´-∀-)」

「んー気が向いたらね、それよりお腹すいたから早く食べよ(бвб) 」

「頂きまーす・・・美味し〜優ちゃん本当に料理上手(^^♪」

「なんか照れる・・・これからもにゃんにゃんの為に頑張って作るね!」

陽菜は胃袋まで掴まれちゃってるから絶対離れられない!

全部してもらうのは悪いから洗い物は陽菜がするんだけど
食洗器がついてるからこれからはする事ないし・・・

まっいっか(бвб) 

大きいオーブンがあるから今度ケーキでも作ってあげよっと

陽菜、ご飯は作れないけどお菓子作りは出来るんだよね

驚かしちゃお!・・・・でも、一緒に居るから無理じゃん・・・・ムウ・・・

ファミリー   23

部屋に入ると沢山の料理が並んでいた

「すごーい!御馳走ですね 」 

「いつもは2品ぐらいしかないのに麻里子さん達が帰ってくるからって
張り切っちゃってこのありさまだ 」

バチン

 「イテッ 」

「お父さんは食べなくていいです 」

「母さん、すまん許してくれー 」

ほんと親子そっくり 優が二人いるみたい

才加と陽菜用のいすも買ってくれていて座るとピーピーなるから
二人とも喜んで立ったり座ったりしてピーピー鳴らしている

「おっ、上手そうじゃん 俺の好物ばっかり 」

「よかったねゆっぴー 」

優はその夜はコップ一杯だけお父さんに付き合って子供の話をしていた

「才加も陽菜ちゃんも大きくなったわね」

「そうなんです平均よりも大きいんですよ!」

「優はいつも一番小さかったからうらやましいわ 」

「どうせ俺はちいせーよ 」

「あーパパが拗ねてるよー心も小さいねー 」

お母さんが二人に言うと

「ねぇー」」と相槌を打つ仕草が可愛い

「くそー、おやじ!飲むぞ 」  

「ダメだよ体壊すから 」

シュンとするゆっぴーに私が怒ったと思ったのか

「ゆうちゃ、いい子!ママはメッ 」

必死でゆっぴーをかばう陽菜

才加は黙々と食べてるし・・・性格も全然違うし・・・
双子なのに本当に面白い

「陽菜は優しいね〜」 

「ね〜」

陽菜にスリスリするゆっぴー

「優、明日は何時に帰るんだい?」

「早めの夕飯食べてから帰ろうかなー」  

「じゃー私が作ります」(*`ω´)

「そうかい!、久しぶりに麻里子さんのカレーが食べたいねー」

「カレーでいいんですか?」

「二人だとなかなか作らないからね」

「わかりました、麻里子特製カレー頑張って作ります 」

「楽しみにしてるわね 」


あなたに出会えて  始まりは突然に   32

「遅いなー・・・・とっくに公演終ってるはずなのに・・」

ふと独り言をつぶやく
この頃別の仕事が入ってしまっていて、一緒にいてあげれない

余分なお金は少ししか持てせてないからどこにも行けないはずだし・・・
電車無くなっちゃうよ(汗)

(カチャカチャ)あっ!帰って来た

「お帰り―おそか・・・・ どうしたの凄い汗だし、なんでそんなに息切らしてるの? 」

「ハアハア・・・えっと・・・体力つけようと思って走って帰って来たの」

「えっ、劇場から? 」

「うん♪ 」

走れる距離なの・・・・?

「・・・先にお風呂入っておいで」  

「はーい、あっ!ただいま 」

「さっき言ったし 」  

「・・・・・」

アハハ眉毛が下がって行く

「チュッ、おかえり 」 


「アハ!ただいま♪ 」

「ご飯暖めておくから」 

「うん 」

次の日、

「ただいまー」

「おかえりー・・・・」

 あれ?服が違う

「こじぱー・・・ごめんなさい」  

「どうしたの?」

「こじぱに買ってもらった服、その・・・破れちゃって・・・気に入ってたのに・・・(涙) 」

「暴れてたの?」  

「えっ・・・うん・・・」  

「また買ってあげるからそんな顔しないの 」

「ごめんね」

「いいよ、衣装は破いちゃだめだからね 」 

「うん!」

次の日の朝

「今日、夜雨降るから傘持って行きなよ!」  

「ハーイ(-∀-`) 」

て、言ってたのになんでずぶぬれで帰ってくるかな(怒)

「傘は?持っていったよね 」

「えーと・・電車に忘れた 」

「雨、降ってるのに?」

「降りてから気が付いて戻ろうと思ったらしまっちゃったの(汗) 」

「バカなの? 」  

「ごめんなさい・・・(涙) 」

「服そこで脱いでご飯行って 」  

「・・・うん・・・ 」

なんか毎日おかしいよね・・・今日はお帰りのキスも忘れてるし・・・

プルルルルー

「あっ佐江ちゃん?陽菜だけど、昨日服貸してもらってありがとね
じゃれてて破れたの?」

「・・・・優子からにゃんにゃんには言わないでって言われてるんだけど・・・
服、着替えようと思ったら破れてたんです・・・」

「えっ・・・・? 」 

「佐江しか見てないから他は誰も知らないんだけど
一昨日も財布無くなってたみたいで、貸してあげるって言ったのに
いい、て言って・・・今日も傘が無くなってて・・・
ニャンニャンに買ってもらったものがどんどん無くなって行くって泣いてました」

「それって、いじめ?」

「たぶん・・・でも誰がやってるかわからないし、
優子は自分がちゃんと管理してなかったからイケないんだって
自分が全部悪いからって・・・ 」

「そう・・・教えてくれてありがとう」  

「優子大丈夫ですか?」

「心配しないで、大丈夫だから、これからも見ててあげてね、おやすみ」


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