わがままな女神   28

麻里子

途中までは篠田の作戦は完璧だったはず・・・・

なのに・・・おっとりにゃろになぜばれた??

しかも、火に油を注いでしまったらしい(汗)

同部屋を利用し酔ったふりしてゆっぴーを心配させ
二人で部屋に帰って行った(ガーン)

篠田がきっかけを作ってしまったかもしれない・・・(涙)

しかも!未成年に飲ませたもんだから酔っ払いたちを
介抱しないといけなくなって・・・自業自得だね(笑)

今頃ニャロとゆっぴーは・・・・・はあ・・・へこむ

朝、遅めの朝食を食べに行ったらニャロがいて横に座る

「おはよう!ゆっぴーは?」

「優ちゃんはバイトに行ったよ〜♪」

ご機嫌なニャロ・・・朝はいつも不機嫌なのに、おかしい

絶対何かあったよね・・・・ハァー

「麻里ちゃん朝から暗いし」

誰のせいだと思ってるんだよ(怒)

「ニャロ今日はどうするの?」

「麻里ちゃんはどうするの?」

篠田が先に聞いてっるんだけどね・・・

「ゆっぴーのバイト先にランチに行こうかなって思ってる」

「あー一緒だ!陽菜も思ってた」(бвб) 

・・・嘘だろうが

「買い物してから行く!」

「昼ずらした方がすいてるからね」

陽菜とは服の好みが合うからショッピングは楽しいんだけど・・・

用意が出来たら部屋をノックしてね!と言って別れたんだけど・・・

あれから一時間たってますよ陽菜さん

仕方なくニャロの部屋に行きノックする

「はーい!」 

「ニャロまだ・・・・ちょっと着替えてないじゃん(怒)」

「ごめーん雑誌読んでた(бвб) 」

はあ・・・もう・・いつもの事だけどさ、今日は普通でいられないから

「篠田先に行くから!」

「えーちょっと待ってよ、すぐ用意するから(汗)」

「ニャロ用意するのに時間かかるじゃん(ーー゛)」

「優ちゃんなら待ってくれるもん(ムウ)」

「篠田はゆっぴーじゃないから待ちません(怒)」

ゆっぴーの名前を出されてまたイラッとした・・・・

篠田、ゆっぴーの事・・・・マジなのかな?

ファミリー   19

4人で載った雑誌を買って会社で見せびらかしているゆっぴー

買わなくても会社で発行してるんだからくれるのに

自分のお金で買うんだって聞かないし・・・

その号の評判が良かったらしく子供たちと本格的に契約をしたいと言ってきた

「ゆっぴーどうしよー?」

「麻里ちゃんの負担にならないんだったらいいんじゃない 」

「んーとりあえず1年だけやってみようかなー」

「麻里ちゃんに任せるから好きにやりなよ 」

「ところで会社のお盆休みはどんな感じ?」

「盆の前後に有給取れたから1週間ありまーす 」

「じゃー今年は福岡に帰れるね」

もう一年以上帰ってないからなー

「おう!実家に帰る前にさーハウステンボスに行って一泊しないか」

「するする 子供たちも喜ぶよ!」

「では、長崎1泊、福岡2泊、帰って来て車で俺の実家に行って1泊
後は家で子供たちとうっくりで決まりだな 」

「明日4人で旅行会社に予約しに行こうよ」

「そうだな、善は急げっていうからな 昼から行って買い物もして
夜は外で食べるか 」

「いいねー、子供たちのお昼寝終わってから出たらちょうどいいかもね 」

「よし、早寝早起き早昼寝 」

「子供たちはもう寝てるから私達もも早く寝ようね 」

「それは麻里ちゃん次第じゃないかな〜 」

「バカ 」

あなたに出会えて  始まりは突然に   25

秋元さん、ちょっとこれ見てください(汗)

「・・・・・この子は?」

「こじはるの遠い親戚みたいです」

「いくつ?」 

「確かこじはると同い年だって言ってました」

「へー見えないねー、踊っている時とのギャップも面白いね」

「他のメンバーの顔も見てください、いつもと全然違うんですよ」

「面白いなー・・・・確か今2期生が苦しんでいるよね」

「そうですね、1期生と比べられてへこんでますから」

「この子を2.5期として2期のセンターに入れよう 」

「えっ!? いきなりですか?」

「踊りは完ぺきだから問題ないだろう?」

「でも、今センターをやってるのは・・・・・・」

「少しの間はWセンターでやればいいから」

「わかりました、とりあえず本人と話して見ます」

「これからのAKBがかかってるんだからよろしく頼むよ!」  

「ハイ!」

まず、こじはるに言った方がいいかな・・・二人とも呼ぶか!


「こじはると、優子ちゃんだっけ
公演終って着替えたら支配人室まで来てくれるかな?」

「優ちゃんもですか・・・(汗)
今日の事は陽菜が1人でやった事だから・・・」

「あー違う違う、 怒ってるんじゃないよ
話したい事があるだけだから」

「わかりました・・・着替えたら行きます」


コンコン

「失礼しまーす」 

「そこに座って!」

「優子ちゃんさーAKBに入る気ない?」

「ちょっと待ってください、急にそんなこと言われてもねぇ、優ちゃん?」

「・・・・・私・・・・入りたい・・・」  

「えっ!?」

「もっといっぱい、歌って踊りたい! 」   

「それだけじゃないよ!辛い事だって・・・(汗)」

「いい!こじぱと同じ舞台に立ちたい 」

「あーっと・・舞台は一緒じゃないんだ」

「じゃー3期生のオーデションですか?」

「いや、2.5期として2期に入れる」

「あの2期ですか・・・・」  

「そうだ!」

「ダメです、優ちゃんには無理です」

「なんで無理なの? やっぱり私なんて・・・」

「違う!それは・・・・・だって、陽菜いないよ?」  

「何で? 」

「陽菜たちは1期生だから公演は別々なの」  

「・・・・・あう・・・ 」

「支配人、もう少し考えさせてもらってもいいですか」

「いいけどなるべく早く返事をしてくれ」  

「わかりました・・・失礼しました」

ずっと下を向いている優ちゃんの手を引いて部屋を出た

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