浮気から本気になった二人   20

敦子


優子がなかなか帰ってこないことにしびれを切らし見に行ったにゃんにゃん

遅いと言ってもたぶん10分もたって無かったと思う

トイレに行ってるのかもしれないのにね

それからなかなか帰ってこない二人・・・

上司にばれないかドキドキした(汗)

にゃんにゃんに手を引かれ帰って来た優子の眼は腫れていて

何かあったんだと思ったけどまさかそんな事が起こってたなんて・・・

昼から黙々と仕事をする優子

ずっと何かを考え込んでるにゃんにゃん

おもむろに携帯をとりだし打ちはじめる

送り終わったのか{よし!」と言って仕事を始めた・・・

篠田さんに逢うからついて来てと言われ3人でマンションへ

凄い!さすが海外事業部のエース\(◎o◎)/!

給料いくらもらってるんだろう・・・私の倍以上あるのかな・・・

エレベーターに乗ると最上階のボタンを押すにゃんにゃん

凄いですよ篠田さん・・・なのにバカなことしましたね

部屋に入りにゃんにゃんが話し出す

ふむふむ・・・うん、うん?んん?・・・まさかね(汗)

二人は全く分からないみたいだったから

「にゃんにゃん、まさかね?」

「さすが、あっちゃん(笑)」

いやいや、さすがはあなたですから(笑)

まだ?マークの二人

「このマンション陽菜達にちょうだい(бвб)」

あーあ、言っちゃったよ・・・

きっとにゃんにゃんしか言えないよねこんな事(笑)

「それで許してもらえるの?」

わおーお金持ってる人の思考回路は分かりません(怖)

たかみなは一般人で良かった(ホッ)

でも、いいなー私も一度でいいからこんな所で暮らしてみたいなー

ファミリー   20

初めての飛行機に初めてのテーマパーク

大興奮の子供達

ホテルでは大浴場に興奮している才加

陽菜を入れたいって言ったのに男同士でって言われて才加と入っている

「才加はパパ好きか」 

「パパしゅき 」

「そうか、パパも好きだぞ 」 

「ママもしゅき、はゆなもしゅき」  

「才加は偉いな 」

言葉も早いしなー・・・一緒に育ってるのにやっぱり違うんだなー

「お外のお風呂行こうか」  

「いくいく 」

「才加、上見てみろお星さんがキラキラしてるぞ 」

「しゅごーい!キラキラいっぱい 」

東京じゃこんなにきれいに見えないもんなー

「ゆうちゃー、しゃーかー」  んっ?

「はゆなー 」 

「しゃーかー 」

麻里子たちも露天風呂に入ってたのか

「ゆっぴーもう出る?」  

「おう!出ようか」

「休憩するところで待っててね 」  

「わかったー」

「才加出るぞ!」  

「ハーイ」手を挙げて可愛いやつだな

部屋にいったん帰り夕食はバイキングだからエプロンやタオルをもって広間に行く

子供用いすを持ってきてくれたのでそこに座らせ交代で料理を取りに行く

麻里子が子供の分を持ってきて前に置くと才加は自分で食べ始め
陽菜は上手く使えないので手でつかんで食べだした

俺が帰ってくると麻里子が取りに行く、陽菜に茶碗蒸しやスープを
口に持って行ってやるとアーンと言って口をあくから可愛い

才加はフォークとスプーンを上手に使い分けて食べている

「こいつ天才 」 

「アハハ、2歳過ぎてるんだからこれくらいできるよ」

「でもニャンニャンは・・・」

「ゆっぴーが甘やかしてすぐ食べさせるから上手くならないの 」

「にゃんにゃーん、パパ怒られた 」 

「いいこいいこ」

食べてたぐちゃぐちゃの手で頭を撫でられた

「あーあーいっぱいついてるよ、もう一回頭洗わないと(笑)
陽菜は手を拭こうね」

「あい 」

「いいこいいこ」

頭を撫でると嬉しそうな陽菜

もう一度料理を取りに行って戻ってくると陽菜は食べながら舟をこいでいた

「疲れて寝ちゃいそうだな」 

「才加もやばいから早く食べちゃって」

急いで料理を食べる

ぬれタオルで口の周りと手を拭いて陽菜を抱っこしている麻里子

眠そうに目をこする才加

「ご馳走様」才加を抱き上げて部屋に戻った


あなたに出会えて  始まりは突然に   27

「おはようございます」  

リハーサルを終えて楽屋に戻ってきたKのメンバーたち

(ねえ何で1期の人達がいるの?) こそこそ話、聞こえてるんですけど(怒)

「みんな聞いてくれ、今日からチームKに入る2.5期生の・・・・あっ苗字は?」

そう言えば陽菜も聞いてないやー

「大島優子です」

「優子は夜の部からセンターとして入れるからそのつもりでいてくれ」

「「えっ? 」」

(どう言う事)(うそでしょう)(なんでこんな子が)

みんなー、全部聞こえてるんだけど(怒)

「踊れるんですか 」

「おっ、才加か、心配するなこじはるより上手いから 」

「どういうたとえですか(怒)
 あっ、優ちゃんは陽菜の遠い親戚にあたるので
慣れるまで陽菜が付き添いで来るのでよろしく」

「・・・・・・・・・」 

みんな納得してないじゃん・・・だから嫌だったのに・・それもセンターなんて
無茶苦茶だし、優ちゃんさっきから陽菜の服掴んだままだし・・・・

そうだ!

「佐江ちゃん!」  

「にゃんにゃんなに?」

人懐っこい佐江ちゃん!

「優ちゃん山奥で暮らしてて人見知り激しいし世間からもずれちゃってるんだけど
いい子だから友達になってあげてくれないかな  」

「いいよ! 優子おいで 」

手を伸ばしてくれてるのに・・・

「優ちゃん行っておいで」

陽菜と佐江ちゃんの顔を交互にみてその手を掴んだ

本当に幼い子供みたい

佐江ちゃんは椅子に座りその膝の上に座らされてお菓子貰ってるし・・・・
どう見ても年上に見えないなー
あっ笑ってじゃれてる・・・・なんかムカつく・・・

「ニャロもうすぐ始まるし邪魔だから客席に行こう」

「うん!優ちゃん行くよ 」

佐江ちゃんの膝からぴょんと飛び降りて駆け寄ってくるコリス

可愛いから自然とナデナデ

(こじはるさんのおかげで入れたんじゃないの)
(コネだよね絶対)

だからまる聞声なんだってば(怒)

優ちゃんの実力を知らないくせに

夜のリハーサルが楽しみ(бвб) 


あなたに出会えて  始まりは突然に   26

「支配人なんだったって?」

「優ちゃんを2期のチームKに入れたいって・・」

「「えっえぇ!? 」」

「アハハ篠田と同じ0.5期じゃん」  

「麻里ちゃんうるさいんだけどお(怒)」

「1期に入れちゃえばいいじゃん!」  

「そーだよ優子と踊りたい♪ 」

「そう言うわけにはいかないっすよ、
2期がデビューしちゃっってるんですから」

「優ちゃんはどうしたい?」  

「こじぱと一緒がいい・・・ 」

「じゃー断る?」  

「・・・・・」

「ゆっぴーは踊りたいんだよね(*`ω´) 」 

コクンと頷くコリス

「もうすぐメジャーデビューのシングルの選抜があると思うから、
それには入れれば一緒に歌えるッす 」

「でもほとんどAからだろうし急に入って無理じゃないかな・・・」

「みーちゃんは厳しいっすよ 」

「とりあえずやってみて無理だったらやめればいいじゃん!」

「おっ、ともちん、おとなな意見」

「陽菜、空いてる時は一緒に行ってあげるからやってみる? 」

「・・・うん」  

「じゃー支配人に言って来るね」 

一人で返事をしに行った



「・・・・・」  

「どうしたのにゃろ?」

「さっそく明日から来いって・・・大丈夫かな・・・(汗)」

「私達も見に行こうよ」

「そうやな、最近Kの公演見てなかったからちょうどいいわー」

「みんなありがとう、優ちゃん帰ろっか」  

「うん」



夜ベットに入り

「優ちゃん本当に大丈夫?」

「わかんないけどやってみたい」

「そっかー、じゃー陽菜が一番最初のファンだね 優ちゃん神推し! 」

「神推し?ありがとう(-∀-`) 」

「明日は昼と夜があるから昼は見学して、夜のリハーサルから合流だって」

「こじぱ居ないし・・・友達出来るかな・・・(汗)」

「佐江ちゃん優しいから頼んであげるね」

「こじぱ、ありがとう チュッ 」  

「あー油断も隙もないんだから 」

えへへ (´-∀-)

「お休み(бвб)」

「おやすみなさい(-∀-`) 」

フーどうなるんだろう・・・・何も起こりませんように


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