守ってあげる♂  32

陽菜

「陽菜見てみて、アザラシが下で仰向けになって寝てる(-∀-`) 」

円柱水槽にかぶりついてみてる優子

「うわっ!!」

急に現れたアザラシに驚きしりもちをついてるし(笑)

短パン履いてるからいいようなものの
スカートが思いっきりめくれ上がってる・・・

「次上がってきたら写真撮って(-∀-`) 」

峯岸に携帯を渡し水槽の前で待機してる

「・・・・・・(-∀-`) 」

「来ないねぇ」

「・・・・・(-∀-`) 」

「次に行かないと時間無くなるから」

「ううぅ・・・わかった(汗)」


そこから離れた途端に現れるアザラシ・・・
ナイスタイミング(笑)

「もう、最悪(怒)」

「縁がなかったんだよ次北極クマ見に行こう
カプセルから顔を出して運が良ければ近くで見れるんだって」

結構混雑していてやっと回ってきた

「陽菜一緒に見よう!」

「せまっ(汗)」

背の高い俺は少しかがんで顔を出す

「いないねー・・・」

360℃見渡すと遠くの岩の端から白いおしりが少しだけ見えた

「私、運無いや(シュン)」

眉毛を下げて悲しそうな顔をする優子
こればっかりはどうしてやることも出来ないから・・・

「次待ってるし、もう行こう」

屈んで台から降りようとした優子のお腹に腕を回し

「待て!」

引き留める

「へぇ?」

視界の端に何かが動いたような気がして振り向くと

「来た!」

「・・・・・」

せっかく目の前にクマが来たのに薄い反応の優子

不思議に思い優子を見ると真っ赤な顔をして俯いていた

「どうした?見ないのか(бвб) 」

「う、うん、見る・・・
凄い大きいねこんなに近くで見たの初めて(-∀-`)
次の人に早く変わってあげよう」

「ん」

「・・・・腕を離して(汗)」

「あ、ああ」

引き留めるのに抱きしめたままだった(汗)

「ご馳走様(*`ω´) 」

次に並んでいた麻里子がニヤつきながら言ってくる

みんなからは抱きしめて見てるように見えていたらしい・・・

それであいつ赤い顔してたのか・・・(бвб) ?

先に上に上がりガラス越しに全体を見ていた優子
普通の優子だし・・・思い過ごしかな?

それから集合時間まで休み事無く見て回り・・・

「坂多すぎなんだよ(怒)」

バスに乗り込み麻里子に愚痴をこぼす

「確かに園は小さいけど凄い歩いた感あるね」

「次の場所まで寝るから起こすなよ」

「御意!(*`ω´) 」

「ばーか(笑)」

バスの揺れにふと目が覚めると
何故か俺の膝には優子の頭が乗っていた

可愛い恋人 U   70

陽菜

優子と愛し合っていた時ドアの開く音がして

「ゆう・・・こっ・・・ちょっと・・まって」

肩を下から押し上げると

「はあはあ・・・どうしたの?」

「今ドアの開く音がしたの」

二人で耳を澄ますと何やら話す声とキャン!という鳴き声

と同時に部屋のドアが開き叫び声とともに枕・・・・
を抱えた優ちゃんが駆け込んできた

陽菜の上にいた優子が素早く起き上がり
枕と一緒に優ちゃんを受け止め

陽菜は急いで布団の中にもぐりこむ

大きな枕だから優ちゃんの姿が見えなくて・・・
ということは向こうからもこっちが見えて無いって事だよね

陽菜からは可愛いお尻が丸出しの優子が見えて
裸なんだから当たり前なんだけどちょっと笑っちゃう(бвб)

叫び続ける優ちゃんの名前を呼ぶと

顔だけずらしこっちをのぞいてきた
陽菜の方に来そうになるのを
優子が死守し泣きそうな優ちゃんが
寝室に行って寝よう!て言うけど裸だから
布団から出れなくて苦し紛れにトイレに行かせ
その間に急いでパジャマを着た

入ってきた優ちゃんと手をつなぎ寝室へ

ベットに入り話を聞いているとどうやらみみが声に反応して
優ちゃんを起こしたみたい・・・
これからは気をつけなきゃ

優ちゃんが寝たのを確認して優子と話す

「にゃんにゃんの声が大きくてやばかったんだね(笑)」

「優子のせいじゃん(怒)」

「えー、もっと!てねだったの陽菜じゃん」

「むぅ・・・そんなこと言ってないもん」

「言ったよー」

「だって、ブラジルでのことがあって・・・
もし優子が帰ってこなかったらって思って・・・
優子が無事でうれしくて求めずにいられなかったんだもん
優子のバカ(怒)」

「ごめんね私のせいだね(汗)」

「むぅ・・・」

「アハッ(´-∀-)拗ねた顔もそそられる」

「変態(бвб)」

「最大級の褒め言葉 」

「もう・・・・・好き 」

「ぐはっ!それは反則だよ 」

「ん〜・・・キスして(бвб)」

「やばい・・・またしたくなってきたじゃん 」

「もう、だめぇー 」

「お預けかー みみのせいだからな 」

足元に寝ているみみに八つ当たりしてる優子

知らんふりして寝てるみみ(笑)

優ちゃんには従順なのに同じ優子でもすごい違いだね(笑)

可愛い恋人 U   69

チビ優


ペロペロ

「ううぅ・・・・んん・・・」

ペロペロ

ん?顔を何かが行き来してる?

ゆっくり目を開けると・・・

ハァハァハァ 舌をだらんと垂らして優子を見てるみみたん

「どうちたの?」

「キャン!」

「おちっこ?」

「クゥーン・・・」

「にゃんにゃんみみた・・・・!?」

にゃんにゃんを起こそうと隣を見ても誰もいない

まだ寝てないのかな・・・時計を見ると02:18の文字が
えーと、2はまだ寝てる時間?おかちいなぁー・・・

小さい電気はついてるから向こうで寝ちゃったのかな?

シーンとしてる部屋から出て行こうとするとかすかに
何か聞こえてくる

「・・・・やあ・・・・」

みみが壁の方にトコトコ歩いていきキャン!と鳴く

近くに行き耳を澄ます

「・・・やめ・・・あっ・・・やだ・・・」

「・・・!?」にゃんにゃん?

「みみたん、にゃんにゃんが・・・どうちよう 」

「キャンキャン!」

「たちゅけにいかなきゃ 」

何故か大きな枕を抱かえ

「みみたん行くよ!」

「キャン!」

バン 寝室のドアを勢い良く開け二人?で走って隣の部屋へ

ドアの前に立ち

「いっちょに行こうね 」

「キャン 」

ノブに手をかけ一気に駆け込む

ベットに誰かいるのはわかったけど暗くて誰なのかわかんない
でも、にゃんにゃんを守るために枕を盾にして突っ込む

「うわぁぁぁぁぁ!!!」

バフッ

誰かに枕ごと抱きかかえられて怖かったけど
目をつむったまま

「にゃんにゃんをはなちぇぇぇ!!」

バタバタしていると

「優ちゃん 」

「チビ優 」

ん?チビ優?・・・この声は・・・優子たん?

ゆっくり目を開けるとそこは真っ白で・・・枕しか見えなくて
顔を横にずらし前を見ると優子たんがいて
下を見るとにゃんにゃんが布団をかぶり
顔だけ出して優子を見ていた

「優子たんがにゃんにゃんをいぢめてたの(怒)?」

「うっ・・えーと・・
いじめてたわけじゃないんだけどねアハッ(´-∀-)」

「だって、やめてって言ってたもん 」

「うーん・・・言ってたかな?チビ優の聞き間違いじゃない?」

「みみたんも聞いたもんね 」

「キャンキャン!!」

「お前が起こしたのか?」

「クゥーン・・・」

「おまえぢゃないの!みみたん 」

「あぁ・・ごめん 」

「にゃんにゃん、あっち行って寝ようよ」

「そうだね、すぐ行くから先に行っててくれる 」

「いっちょに行くの 」

「うーん・・・そうだ、優ちゃんトイレ行って来れば?
待っててあげるから(бвб)」

「出ない 」

「明日ゆっくり寝たいから途中で起きるのいやでしょ 」

「・・・わかった、優子たん枕かえちて 」

「トイレ行くのに邪魔だから持っててあげる  」

「・・・・・・・」

なんかあやちいなぁ・・・・

急いでトイレに行き部屋に入ろうとドアを押しても開かなくて

「開かないよ開けて!」

「ちょっと待ってぇ(бвб)」

「にゃんにゃんあけてよぉー」

ノブをカチャカチャしていると

「お待たせ(бвб)」

にゃんにゃんが出てきて
後ろから枕を持った優子たんがついてくる

じーと見つめていると

「陽菜が枕持ってあげるね行こう優ちゃん」

右手を差し出され急いで握ってつないだまま寝室へ

「優子が真ん中で寝る!」

「いいよ、じゃー陽菜こっちね」

「よし!大島さんはこっち(-∀-`) 」

なんかいつもと違う気がして・・・
にゃんにゃんに抱き付くと

「わぁー甘えた優ちゃんだ(бвб)」

「なんで向こうのお部屋にいたの?」

「それは・・・お話することが沢山あって
ここですると優ちゃん起きちゃうと思って
向こうの部屋でしてたの」

「ベットで寝てた」

「座ってるのが疲れて寝ころびたくなったから 」

「ふーん・・・・ 」

「ごめんね起きていなかったから怖かったね 」

「みみたんがおこちてくれたの」

「みみかぁ・・・」

「もういいじゃん、寝よう(-∀-`) 」

優子の後ろからギューて抱きついてくる優子たん

「もう、どこにもいかない?」

「行かないよ(бвб)」

「おやちゅみなちゃい」

「うん、おやすみ」

そう言っておでこにキスをしてくれた

あなたに出会えて<新しい未来へ> 46

優子

リハーサルの場所もさっしーに用意してもらい
一週間前から本格的に始めた

「ハアハァ・・・やばい・・・苦しいけど楽しい(-∀-`) 」

「優子ちゃん飛ばしすぎじゃない?」

「まだまだ!あっ、ゆきりんここの振りはこうした方が
カッコよく見えるよ、今のままじゃ気持ち悪い 」

「えっえっ!ほんとですか(汗)
もっとちゃんと教えてください」

ゆきりんだけに教えていたはずなのに
いつの間にか大島スクールになってるし(笑)

「はぁー疲れた(-∀-`) 」

「はい、ドリンク(бвб) 」

「ありがとう陽菜 」

「全力もいいけど本番までに体調崩さないでよ 」

「ううぅぅ何も言えねえ(汗) 」

て言われた次の日の朝

「優ちゃん顔赤いよ(бвб) 」

「えーなんでだろう? 裸見られてるから?(笑)」

「・・・・・ちょっとこっち来て(бвб) 」

「大丈夫だって早くご飯食べてリハに行こう (-∀-`) 」

「優ちゃん (怒)」

「あぅ・・・・(汗) 」

「ほら、熱いじゃん(怒) 熱測って」

ピピピピッ

「37.8℃」

「微熱だから一汗かいたら下がるよ(-∀-`) 」

「だーめ、そんな事言っていつもこじらせてたでしょ
今日は寝てなさーい(бвб) 」

「でも、もうあんまり時間ないし
みんなに迷惑かかるし(汗) 」

「コンサートに出れない方が迷惑でしょ(怒) 」

「そうだけど・・・」

「今日は薬飲んでずっと寝てれば明日には元気になるんだから
我慢しなさーい(бвб) 」

「ううぅぅ・・・わかった・・陽菜は行くよね?」

「看病してあげたいけど陽菜は全部忘れてるから
練習しないと間に合わないもん 」

「動かないからさ、リハの現場について行ってもいい?」

「だめ!絶対ダメ!そんな事言って優ちゃんが動かないわけがないもん」

「・・・・・」

「それにホールでじっとしてたら意外に寒いし治んないよ」

「わかった(涙) 」

陽菜と一緒に下へ降りて行くと優陽がご飯を食べていた

「ママ、今日優ちゃん家にいるから動かないように見張っといてね」

「あら、どこか悪いの?」

「ちょっと熱があるから大事をとって休ませる
あっ、薬も出しといて」

「ママ・・・しんどいの?」

「大丈夫だよ微熱だけだから(-∀-`) 」

「じゃー優陽が学校から帰ってきたらママお家にいるの?」

「陽菜に一日ベッドに居なさいって言われたからね(笑)」

「じゃーね、じゃーね帰ってきたら優陽も
ママと一緒にベッドに入ってゲームしたりテレビ見たりしてもいい?」

「こら!優ちゃんは安静にしてるんだからダメでしょ」

「ううぅぅ・・・」

「いいよ!優陽大人しくできるもんね(-∀-`)
ゲームだったら騒がないし私も一人だと暇だから
一緒にビデオ見ようか?」

「わーい♪ 今日は急いで帰ってくるね 」

「慌てなくてもずっといるから(笑)」

「うん! 行ってきまーす」

ランドセルを背負いリビングを出て行く優陽を
追いかけて陽菜が見送りに行く

やっぱり寂しい思いさせてるんだろうなー・・・
一緒にいれるときはめいいっぱい甘やかせてあげなくちゃね

あなたに出会えて<新しい未来へ> 45

麻里子

あれもこれもと出ると思ったら意外にやりたい曲は同じで・・・

それにゆっぴーがとんでもない構想を練ってきていた

「それ面白いよ(*`ω´)」

「でしょ!でもね興味のない人には面白くないかも
なんだよねぇー 」

「いいじゃない、後から何を書かれようが言われようが
呟かれようが二人は日本を立つんだし
陽菜も優ちゃんも歌手じゃないんだから平気(бвб)」

「さすがにゃんにゃん肝が据わってるね 」

「当たり前だし(бвб)」

「あっ優陽ちゃん寝ちゃってるよ」

「ほんとだ、大人しいと思った(бвб)」

ニャロの膝を枕にして携帯ゲームで遊んでいた優陽ちゃん
篠田たちが話に夢中になってる間に寝ちゃったみたい

「よいしょ!」

ゆっぴーが抱き上げてベッドに向かうと
布団をめくり用意するニャロ・・・

二人の様子を見ていると手に暖かい感触が・・・

「敦子?」

「絶対麻里子にもこの幸せを味あわせてあげるからね」

「つっ・・・」

「うわっ!ロリコンの目にも涙(-∀-`) 」

「バーカ、ゴミが入っただけだよ」

「そう言う事にしといてやるよ(笑)」

話をコンサートに戻し

「でもさ、これ全部やってMC入ると3時間はかかるんじゃない?」

「陽菜立ってらんないかもしれない 」

「よし!明日からトレーニング始めよう(-∀-`) 」

「え〜やだー(бвб)」

「にゃんにゃんは昔みたいに省エネダンスでいいんじゃない?」

「むぅ・・省エネじゃないし、忘れて飛ばしてただけだもん」

「なお悪いじゃん(笑)」

「えー陽菜はいいよって優ちゃんが言ってくれたもん(бвб)」

「優子 」

「アハッ(-∀-`)そこは愛嬌で(汗)
あっちゃんは前だったから見えなかったでしょ?」

「そうだけどブイとか見て一人だけ違う動きしてるっておもったら
にゃんにゃんだった事がよくあった(笑)」

「だから今更間違えてもやっぱりこじはる!
で、終わると思うんだ」

「そうだねニャロはそれが売りだったから(*`ω´)」

「そんな売りした覚えありませーん(бвб)」

「いいじゃん、みんな年いったし
お客さんも許してくれるよ(-∀-`) 」

「そんなこと言って完璧に仕上げてくるくせに(*`ω´)」

「ううぅぅ・・妥協はしたくない(汗) 」

「才加や佐江もきっと仕上げてくるんじゃない?」

「心友トリオだけ頑張れー(бвб)」

「はーい(-∀-`) 」

ふうーこれ凄いコンサートになるよ

コアなファンにはたまんないだろうね(*`ω´)
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