可愛い恋人 U   74

陽菜

ナビどおり車を走らせ少し渋滞したけど無事に到着

あれ?駐車場の隅に一台のバイクが止まってる
管理人さんでも来てるのかな?

車から荷物をおろし玄関に行くと
デッキのところに誰か座ってて・・・・

ワイワイ話す声に気付いたのかこっちを見て手を振ってきた

・・・えっ?ゆう・・・こ?なんで

「優子たーん(´-∀-)」優子に気づき飛んでいく
優ちゃんと珠理奈

二人を抱きしめ、歩み寄る私たちに

「アハッ(´-∀-)来ちゃった 」

「来ちゃったって・・・えっ!?」

「麻里ちゃんがおいでって言ってくれて
仕事入ってたんだけど他の日に回してもらっちゃったエヘッ」

「ダメじゃん今一番大事な時なのに
そんな勝手な事してたらこれからの仕事に響くよ 」

「大丈夫!前倒しで早巻して終わってきたから」

「それならいいけど・・・無理してない?」

「にゃんにゃんに会うためならどんな無理も
苦じゃないよ(´-∀-)」

「あのう・・」

二人の会話に申し訳なさそうに入ってくるたかみな

「敦子が黒いオーラを放ってるっス 」

あっちゃんの方を見ると

「人前でイチャイチャしてないで早く玄関開けてよぅ 」

「あっ!ごめん、すぐ開けるね」

荷物を下に置いて鍵を出し鍵を開ける

いつの間にか陽菜の荷物を持ってくれて
中に運んでくれてる優子・・・

こんな所も紳士なんだよね(бвб)

手分けをして窓を開け掃除をする

1階は広いリビングと対面キッチン
トイレに3人は余裕で入れるお風呂

2階は洋室が二部屋で廊下を挟み
和室が二間つづきになっていてふすまを開け
布団を敷きつなげると少々転がっても余裕そう(笑)

「夕方からバーベキューするから
お昼は軽くでいいかなと思って
家からおにぎりと卵焼きとウインナーだけしか
持ってこなかったの(бвб)」

「大島さんも来る途中で焼き立てパン
買ってきたからみんなで食べよう(´-∀-)」

「わぁーい!これアンパンマンの顔だ(´-∀-)」

「ほんとだね食べるのかわいそう(笑)」

「あう・・・食べれない・・・・ 」

「うそうそ、アンパンマンは顔をいくら食べられても
またジャムおじさんが作ってくれるから
大丈夫なんだよ(бвб)」

「そうだよう、いやだったら敦子が食べてあげる」

「だめー!じゅりたんと半分こだよねぇ」

「ねぇ

「うふふ・・・あっそうだ、外に停めてあったの
もしかして優子のバイクなの?」

「そう!小型2輪とったんだ」

「すごいじゃん 」

「二人乗りできるんだけど・・・・
やっぱり一番はにゃんにゃんに
乗ってもらいたいなって・・・いいかな?」

「いいに決まってる(бвб)」

「後で落ち着いたら少しドライブに行こうね」

「今行ってきなよ!」

「えっ・・・でも優ちゃん達いるし」

「私とたかみなで見とくよ」

「大丈夫かな・・・」

「海に行って遊びたい人 」

「「ハイハーイ 」」

「はい、決まりぃー(笑)行ってらっしゃい」

「あっちゃんもこういってくれてるしその辺少しだけ行こうよ」

「うん、あっちゃんたかみな二人をよろしくね(бвб)」

「まかしとくっすよ 」

「行こう!にゃんにゃん(´-∀-)」

優子に手を引かれ外に出た




可愛い恋人 U   73

陽菜

「麻里ちゃん今年のお墓参りいつにする?」

「14日でもいいかな?」

「ちょうどよかった保育園休みだから
仕事お休みとってるぅー(бвб)」

「でさあ、そのあと熱海行かない?」

「えぇーなんで熱海(бвб)?」

「取引先の人が別荘持ってて
貸してもらえる事になってさ、一泊だけど
みんなで行かない?」

「あっちゃん達バイト大丈夫かな?」

「早めに言ったら休みもらえるでしょ」

「そうだね、みんなで泊るのTDL以来だから
楽しみ(бвб)」

「道路渡れば海があるらしくて
海水浴場じゃないけど浅瀬になってるから
子供達は遊べるみたいだよ(*`ω´)」

「優ちゃんと珠理奈よろこぶだろうな
花火も買って行って夜しよう(бвб)」

「おおーいいねぇ(*`ω´)」


当日

「ねえ、朝一にしても7時は早くない」

「そんな事ないよ他にも人いるでしょ」

「いるけど・・・おじいさんおばあさんばっかりじゃん 」

「遅かったら駐車場が混むし道路も混むでしょ」

「そうだけど・・・むぅ・・・」

「ニャロ、別荘へは敦子たちと先に行っててくれない?」

「麻里ちゃんは?」

「篠田は買い忘れたものがあるから買ってから行くよ」

「一緒に行けばいいじゃん(бвб)」

「大勢で動いたら大変だから先に行って
窓開けて軽く掃除しといて」

「いいけど場所わかるかな・・・

「住所メールしといたからナビにセットすれば大丈夫(*`ω´)」

「わかったあっちゃんもいるから心強い
珠理奈も連れて行くね(бвб)」

「ありがとう(*`ω´)安全運転でね(笑)」

「麻里ちゃんもね(бвб)」

パパ、ママ、また来るね

別れを告げ二手に分かれて車に乗り込んだ

あなたに出会えて<新しい未来へ> 50

指原

みなさんお久しぶりです指原です
ん?この話出た事ないって?
まあまあ!総支配人になった事ですし大目に見てください

やっと搬入も終わり今は現役メンバーを集めてお話し中

「偉大な先輩方のパフォーマンスをしっかり見て
盗める所は盗み自分の糧にするように!」

「セットリストは教えて貰えないんですか?」

「知らない方が考える楽しみがあっていいでしょ!」

実は指原も知らないんです・・・
だっていくら聞いても教えてくれないんだもん(汗)

リハーサルも立ち入り禁止で知ってるのは
総合プロデューサーのしのぶと衣装部の数人だけ・・・

だから、指原はドキドキです♪
出来れば指原も出たかったなー・・・
なんで呼んでくれないんだろう

「座席はソールドアウトで確保できなかったから
狭いけど来賓室にギューギューで入ってもらます
控室にはモニターが用意してあるから
そちらで見ても構いません」

実はカメラも用意してあるんです
決して儲けようという魂胆ではなく
後輩たちの勉強のための教材ビデオを残しておくためですよー

了解が取れたらもしかしたら世に出回るかもしれませんが(笑)

「チケットもぎの人と座席案内の人は定位置に向かって下さい」

「はい!」

さーてと、指原は懐かしい先輩方に挨拶でもしに行きましょうかね

コンコン・・・

「開いてるよー(-∀-`) 」

懐かしい嗄れ声・・・・指原の一番好きな先輩です

「指原です、入りますね!」

「ちょっと待ったー!!」

えっ?今開いてるよて言ったのに?

少し待っていると

「どうぞ!」

「失礼しま・・・おわっ(汗) 」

「いえーい(-∀-`) 」

「ちょっと優ちゃんいい加減にしなさーい(怒)(бвб) 」

指原涙が出そうになりました

優子ちゃんのパイオツが目の前で揺れてるなんて
何年振りでしょうか・・・(涙)

「ゆっぴー今わざわざ脱いだんだよ
さっしー愛されてるね(*`ω´) 」

「ノット!」

「イエット!」

「指原久しぶり(-∀-`) 」

「優子ちゃん会いたかったです(涙) 」

ひしっと抱き合っていると

「はーいもうおしまーい早く服着なさーい(бвб) 」

小嶋さんのヤキモチは健在なのですね

「さっしー事務所同じなのに全然会わないよね」

「あっちゃんさんが忙しすぎるからじゃないでしょうか?」

「さっしーの方が総支配人で忙しいんじゃん
それに私今日付けで事務所やめたから
もう二度と会わないね(笑)」

えぇぇ!!何ですと?今凄い事をサラッとおっしゃったんですが(汗)

固まってる指原の背中を麻里子様がバシンと叩いて

「これでさっしーの天下だね(*`ω´) 」

「な、何をおっしゃってるのか分かりませんが(汗) 」

「指原もやめたら大島さんの事務所で拾ってあげるから
その時はバンバン働いて稼いでね(-∀-`) 」

こ、この先輩方はとんでもない事を
なんとも無いようにおっしゃらて怖いです・・・

ここにいたら身の危険を感じるので

「でっ、では頑張ってくださいね失礼します」

「こらー逃げるな〜(笑) 」

優子ちゃんが追いかけて来たけど
ドアまで5歩だった指原は逃げ延びる事が出来ました

ふうー・・・懐かしすぎる・・・

こんな調子でコンサート大丈夫なんでしょうか?



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という事でコンサートの内容は指原目線で書いていきます

しばらくお付き合いください

ぷーな

あなたに出会えて<新しい未来へ> 49

優子

明日の本番を控え通しのリハーサル中

いいって言ったのに私達の為だけに用意してくれた衣装を着て
最後のリハーサル

「しのぶありがとね(-∀-`) 」

「こらこら気安くしのぶなんて言ったら怒られるよ
いまや総合プロデューサー様なんだから(*`ω´) 」

「やめてよ(汗) あんた達の前では、ただのしのぶでいたいし
巣立って行ったとは言え可愛い子供たちには変わりないんだから
衣装を作るのは当たり前 」

「でもお金が・・・」

「そんなものいらない全部さしこに回しておくから 」

「うわーさっしー泡吹くんじゃない(笑)」

「いいのいいの儲けてるんだから吐き出ささないとね(笑)
でもさ、この演出誰が考えたの?斬新と言うか・・・
ファンが見たかったものを見せるってなかなか出来ないよ 」

「案はゆっぴー曲は4人で考えたんだよね(*`ω´) 」

「陽菜なんてなんでもいい!て言ってるのに意見言わされたし 」

「4人でやらなきゃ意味がないからね!」

「あっちゃんが真面目でヤダ(бвб) 」

「最後かもしれないし・・・・」

「そんな事ない!絶対上手くいくよ
で!日本に帰ってきたらまた集まってやろうよ
そうだ、麻里ちゃんの40歳記念コンサートなんてどう?」

「こらこら篠田が年寄りに聞こえるよ」

「年寄りだし(бвб) 」

「ニャロさん(シクシク) 」

「優子、にゃんにゃんありがとう♪ 」

「さあ、もうひと踏ん張り
明日は搬入に時間かかってリハ出来ないだろうから
今日完璧にしとかなきゃ(´-∀-)」

「陽菜はごまめだからウックリする(бвб) 」

「ダメだよ!ユニットは誤魔化しきかないんだから
しっかり覚えないと帰ってからも特訓だからね」

「むぅ・・優ちゃんが意地悪(怒) 」

「優陽も見てるんだよ!」

「うぅっ、わかった頑張る」

「さっしーにも言ったんだけど
現役メン使ってごめんね(汗) 」

「気にしないで、こんな経験する事ないだろうし
裏方さんの気持ちもわかって自分達だけでやってないんだって
気づいてくれたら一回りも二回りも大きくなれるからね」

「そう言ってもらえると嬉しい」

「よーし、みんなあともう少し頑張ってみんなで焼肉!
て、言いたいけど胃がもたれるから鍋に行こう
大島さんが奢っちゃいまーす(´-∀-)」

「「やったー! 優子ゴチ♪ 」」

陽菜の方を向いて小声で

「いいよね(汗) 」

「もう、言っちゃったんだからしょうがないでしょ」

「アハッさすが陽菜大島さんの自慢の嫁(-∀-`) 」

「どっちが嫁かわかんないけどね(笑)」

アメリカへ渡る二人の最後の舞台・・・・

ぶっ倒れるまでやっちゃうもんね

幼馴染   89

麻里子

「お姉ちゃん・・・」

「おっ、ゆきりんおはよう(*`ω´)
ん?どうした、元気ないね」

「・・・・・相談したい事があるんだけど」

「篠田でよかったら・・・て、今は秋元だった(汗)
私でよかったらいつでも相談に乗るよ(*`ω´)」

「あのね・・・出来ちゃったみたいなの(汗)」

「えーと・・・・出来たって言うのは
注射がうまく出来たとか、好きな人が他に出来たとか
じゃないよね(笑)」

「うん・・・・」

「佐江?」

「うん」

「そっかー、佐江には言ったの?」

「ううん、まだお姉ちゃんにしか言ってない・・・」

「ゆきりんはどうしたいの・」

「佐江ちゃんいま大事な時だし・・・
バスケだけに集中させてあげたいから・・・」

「黙っておろすの?」

「ッ・・・」

「せっかく授かった命だよ」

「うん・・・」

「ここで育てればいいじゃん、私もいるし
隣にはニャロや敦子もいるしみんな助けてくれるよ(*`ω´)」

「私・・・産んでもいいのかな・・・」

「いいに決まってるでしょ(*`ω´)
佐江に言ってあげなよ泣いて喜ぶよきっと(笑)」

「直接言いたいから今度休みとって会いに行ってくる」

「うわぁーその場面に立ち会いたい!
動画とって送ってよ(*`ω´)」

「そ、そんな事するわけないでしょ(怒)」

「やっぱり?残念(笑)」

それからゆっくり話を聞いていると
どうやらお盆に帰って来たときに出来たみたい
その時しか会ってないからね(笑)

と言う事は三か月手前ぐらいかー・・・

なんだかんだ言って気持ちは決まってたんじゃん(笑)
ただ、誰かに背中を押して欲しかっただけなんだねゆきりん(*`ω´)


これはお母さん達に言って早く家を建て替えてもらわなくちゃ
次は敦子が来そうだしね

ニャロは・・・かわいそうだけどゆっぴーがまだまだだからね

いや、でも我が弟ながらヘタレなみなみは遅そうかも(笑)
ゆっぴー達と一緒になるかもね(*`ω´)
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